エディ・コイルの友人たち(別題:狼のシンジケート/ダーティ・エディー)の紹介:1973年アメリカ映画。組織や強盗団に雇われ、銃の密売の仲介や、ヤバイ物の運び屋をやっていたエディ・コイルが逮捕後の保釈中に、再び銃の密売をやりながら、司法取引で刑を軽くしてもらおうと、財務省の諜報員に会いますが・・・というクライムサスペンス映画です。
監督:ピーター・イエーツ 出演者:ロバート・ミッチャム(エディ・コイル)、ピーター・ボイル(ディロン)、リチャード・ジョーダン(フォーリー)、ジョー・サントス(アーチー)、アレックス・ロッコ(スカリス)ほか
映画「エディ・コイルの友人たち」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「エディ・コイルの友人たち」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
エディコイルの友人たちの予告編 動画
映画「エディ・コイルの友人たち」解説
この解説記事には映画「エディ・コイルの友人たち」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
エディコイルの友人たちのネタバレあらすじ:起
保釈中の身のエディ・コイルは、次の裁判で刑務所行きが決まっていました。それにより妻と娘達は生活保護を受けることになっていました。もともと逮捕されたきっかけは、デイロンから頼まれた、ヤバイ物の輸送の仕事がきっかけでした。コイルはディロンから頼まれたことをしゃべらずに、自分が罪を被ることになったのでした。
ディロンは財務省の諜報員のフォーリーと繋がりがあり、タレコミをする情報屋でした。一方、そんなことを知らないコイルは今でも、銀行強盗団の為に今日も密売者から銃を買い取って、強盗団に銃を売った利ザヤで生活していました。そして、いつものようにディロンの店に行き、強盗団のメンバーの居場所を聞いたりして情報交換していました。
エディコイルの友人たちのネタバレあらすじ:承
強盗団の手口は、銀行の支店長の家に侵入し、家族を人質にして、支店長と銀行に行き、堂々と金を奪うというものでした。銀行強盗団は、アーチやスカリスが中心となって、毎回コイルに銃を調達してもらい、終わった後は銃を川に捨てるというやり方でした。
何度か銃を買っているうちに、コイルは銃の密売人と仲良くなりました。そして彼がマシンガンも密売していることを知り、財務省のフォーリーに相談を持ちかけました。それは、いい情報を提供するから、今度の裁判で財務省から口添えをしてもらい、罪を軽くして、刑期を短くしてもらおうという司法取引でした。そしてコイルは、密売人が今度マシンガンの取引をすることを知り、この情報をフォーリーに知らせました。
エディコイルの友人たちのネタバレあらすじ:転
フォーリーら財務省関係者らは、取引現場に張り込みますが、密売人の取引は失敗に終わりました。しかしフォーリーの命令で密売人を逮捕しました。そこでコイルは再びフォーリーに会い、口添えの件を確認しました。しかしフォーリーはたった1回ではダメだと言って、これからも情報をくれ続けるなら、もっと力になると言いました。
その後、コイルはスカリスの家に行き、頼まれた拳銃を渡し、金をもらいました。スカリスらは、再び銀行強盗をするため、支店長の家に侵入しました。そこで待ち構えていたのはフォーリーら財務省関係者と警官でした。実はこの強盗は、ディロンがフォーリーに情報を流したものでした。そしてディロンはコイルがタレこんだように強盗団の上の組織に話しました。
エディコイルの友人たちの結末
事件の事を知らないコイルはフォーリーに会い、これからも情報屋を続けると言い、今度銀行強盗があることを話しました。するとフォーリーは他者からの情報で強盗団を逮捕したと聞かされました。何も知らないコイルはディロンの店に行き酒を飲みました。
その時、組織からディロンに電話があり、コイルを殺せと命令されました。ディロンはコイルにアイスホッケーのチケットがあるから見に行こうと誘いました。試合会場ではビールを飲ませ続けました。そして甥に扮した運転手の若者がやってきました。コイルは一人で帰れない状態なので、送っていってやると言って車に乗せ、トンネルの中でディロンがコイルを射殺しました。
死体を隠した翌日、ディロンはフォーリーと会っていました。フォーリーは銀行強盗の情報の礼を言いました。
以上、映画「エディコイルの友人たち」のあらすじと結末でした。
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