キリング・プラン 殺人の代償の紹介:2017年アメリカ映画。ライドシェアで車に乗り合わせた男女と話をしたヘイリーは、3人とも人間関係で悩んでいることを知りました。話は弾み、メラニーの提案で交換殺人の契約をしてしまいます。冗談と思われていた話でしたが、名前を出されていた女性が本当に殺されてしまい…という内容のサスペンスドラマです。
監督:ジョン・ライド 出演者:エミリー・ローズ(ヘイリー)、ブライアン・クラウス(マーカス刑事)、メラニー・ストーン(メラニー)、ブランドン・レイ・オリーヴ(ケビン)ほか
映画「キリング・プラン 殺人の代償」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「キリング・プラン 殺人の代償」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
キリング・プラン 殺人の代償の予告編 動画
映画「キリング・プラン 殺人の代償」解説
この解説記事には映画「キリング・プラン 殺人の代償」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
キリング・プラン 殺人の代償のネタバレあらすじ:起
一人娘ジェイミー(ベル・ワーレン)と暮らすヘイリー(エミリー・ローズ)は、別居中で車いす生活の夫ジェリー(ハセン・ウェイド)に悩まされていました。カジノで負けて「金をよこせ」などと深夜に電話をしてくる毎日でした。
劇団を運営するメラニー(メラニー・ストーン)は叔母のリサ(アン・スワード)の横暴さに頭を痛めています。何かにつけ自分のせいのように暴言を吐かれ、自分の話を全く聞いてくれないリサ。
管理職をするケビン(ブランドン・レイ・オリーヴ)は女上司のサラ(ニシェル・エイデン)に今日も恫喝されていました。出世コースから外れる自分を、いつか認めてくれると思っていたケビンでしたが、思い通りに全くならず悩む日々が続きます。
花屋に勤めながら副業で車のライドシェアをやっているヘイリーに、依頼が入ります。待ち合わせ場所に行くとケビンとメラニーが乗り込んできます。これから二人は、酒を飲みグチを言い合おうという計画です。その時、夫ジェリーからヘイリーに電話が入ります。困った様子で話をするヘイリーを見た二人は、「どうせなら一緒に飲もう」と誘い、3人でバーに入ります。
運転をするヘイリーは酒を飲まず、ケビンとメラニーは飲み始めます。メラニーは叔母であるリサへの不満を話し始めます。次にケビンが、女上司のサラの不満を話します。「サラを信じて言うとおりにしてきたのに、またひどい仕打ちを受けた」と言います。ヘイリーの番がきます。ヘイリーは「自分の運転する車の事故で、夫ジェリーが車いす生活になった。働けないジェリーに賠償として毎月金を振り込んでいる。ストーカーのような夫は接近禁止処分を受けている」と言います。
キリング・プラン 殺人の代償のネタバレあらすじ:承
メラニーが「3人の問題をそれぞれ他人が解決しよう」と持ちかけます。そしてメラニーは「私がケビンを助け、ケビンがヘイリーを助ける。そしてヘイリーが私を助ける」と言います。「どうやって?」というヘイリーに「手段は選ばない」とメラニーが答えます。
ケビンは「メラニーがやったら僕もやる」と言うと、ヘイリーは「解決出来たらうれしいけど、出来ないと思う」と言い、「もう少し飲んでいく」と言うメラニーを置いて、ケビンを車に乗せて帰路に着きます。
「彼女はいないの?」と聞くヘイリーに、ケビンは「いない。旦那さんは接近禁止だね、恋愛はしないの?」と誘いかけ、今度の日曜日に会う約束をして別れます。
日曜日、ヘイリーはケビンからの電話で「ごめん、急用が出来て会えなくなった」と言われます。気になってネットで調べると、サラ・オルセンが殺されている記事がありました。それはケビンの上司サラでした。ケビンに電話するものの留守電でした。
ヘイリーが花屋で働いていると、マーカス刑事(ブライアン・クラウス)がやって来て、ケビンと最後に会った日の事を聞かれます。マーカス刑事が帰ると、再びケビンに電話をします。ケビンは「サラが殺された、僕もやるしかない」と言って切ります。
ジェリーが危ないと思ったヘイリーが電話をします。最初は出たものの、その後ジェリーは街へ繰り出します。酒を飲んで帰っていたジェリーの背後に、ナイフを持ったケビンがいます。ケビンはジェリーを刺殺しました。
キリング・プラン 殺人の代償のネタバレあらすじ:転
翌朝、マーカス刑事がジェリーの死を知らせに訪れました。そして監視カメラの画像を見せます。するとジェリーは立っていました。ヘイリーは「どうして?身障者なのに」と言って、今までジェリーに騙されていたことに気づきます。
ケビンから「モーテルで待っている」というメールが来て、会いに行くと、ケビンは「『サラを殺した、協定を破るなら刑務所行きだ』とメラニーに言われてジェリーを殺した」と話すと、ヘイリーは「警察へ行って全てを話しましょう」と言います。ケビンは「君は何もしてないから言えるんだ」と言うと、ヘイリーは出て行こうとします。ケビンの「通報しないよな?」の言葉に「しない」と言って部屋を出ます。
ヘイリーは家に帰りジェイミーに「パパが殺された」と話していると、ケビンから「決心した」とメールが来ます。ジェイミーを車に乗せてモーテルに着くと、ケビンは死んでいました。車に戻ろうとすると、メラニーがジェイミーと話しています。
メラニーを家に呼んで話をします。メラニーは拳銃を持っていて「今度はあなたの番よ、約束したでしょう。やらないと幸せが壊れるよ」と脅します。ヘイリーが「わかった」と言うと、メラニーは毒薬入りの注射器を渡し「叔母のリサは、毎日3時に部屋で昼寝する、それを狙って首に注射して」と言います。
隠れて話を聞いていたジェイミーに「大丈夫」と言って、ヘイリーはメラニーと劇場へ下見に行きます。休みのはずでしたが、リサがいて、メラニーに小言を言い始めます。
キリング・プラン 殺人の代償の結末
翌日、劇場に入ったヘイリーはリサの昼寝を狙いますが、目を覚ましたリサに見つかり逃げ出します。途中でメラニーに会うと、失敗したことを知り、ヘイリーをトイレで暴行します。そしてメラニーはジェイミーをさらいに行きます。後を追うヘイリーでしたが、ジェイミーはすでにメラニーに捕まり、電話で「劇場の公演のあと、ナイフで3回刺してリサを殺せ」とヘイリーに命じます。
再びマーカス刑事に呼ばれて話を聞くと、刑事はヘイリーがケビンにジェリーを殺させ、その後ケビンを殺したのではと疑っていましたが、ヘイリーは何も言いませんでした。
ヘイリーは包丁を持って劇場に向かいます。公演が終わり、部屋にいたリサの前に立つと「メラニーに殺せと言われた」と言います。そこへメラニーが入って来て、ヘイリーに「さあリサを殺せ、そのあとでお前を殺してやる」と銃を向けます。
「自分で殺せ」と言って包丁を持ったヘイリーがメラニーの腕を切り、リサと逃げます。メラニーが二人に向けて発砲すると、見張っていたマーカス刑事が気づき劇場に入りました。
マーカス刑事は、閉じ込められていたジェイミーを見つけて助け出すと、メラニーがやって来てマーカス刑事の脚を撃ち、ジェイミーをさらいます。そしてメラニーとリサ、ヘイリーが対峙します。メラニーはリサへの恨みをぶちまけるように話します。
隙を見てヘイリーがメラニーの拳銃を奪うものの、奪い返されてメラニーはリサを撃ちます。喜ぶメラニーを、ヘイリーがスパナで殴って気絶させると、警官らがやって来ました。
マーカス刑事に呼ばれたヘイリーは「リサも回復したし、罪には問わない」と言われ、ジェイミーと家に帰りました。ヘイリーのスマホにライドシェアの依頼が来ました。
以上、映画「キリング・プラン 殺人の代償」のあらすじと結末でした。
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