キングス・オブ・サマーの紹介:2013年アメリカ映画。思春期のジョーは父フランクの干渉に嫌気をさしていました。ある日、ジョーはついに怒りが爆発して家を飛び出します。親友のパトリックも家の生活に不満を抱いていて、森の中へと逃げていきます。2人はビアジオという少年と出会い、3人の森の中での生活が始まります。
監督:ジョーダン・ヴォート=ロバーツ 出演者:ニック・ロビンソン(ジョー)、ガブリエル・バッソ(パトリック)、モイセス・アリアス(ビアジオ)、エリン・モリアーティ(ケリー)、ニック・オファーマン(フランク)、ほか
映画「キングス・オブ・サマー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「キングス・オブ・サマー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
キングスオブサマーのの予告編 動画
映画「キングス・オブ・サマー」解説
この解説記事には映画「キングス・オブ・サマー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
キングスオブサマーのネタバレあらすじ:起
ジョー(ニック・ロビンソン)は思春期真っ只中。細かく物を言う父フランク(ニック・オファーマン)がうるさくて仕方がないのです。母は既に他界していて、フランクはシングルファーザーゆえの愛のある教育をしているつもりです。
ジョーは同じ学校のケリー(エリン・モリアーティ)に好意を抱いています。ケリーに夜のパーティーに誘われます。ケリーには彼氏がいて、ジョーはケリーの彼氏にバカにされます。ケリーに誘われたパーティーの日、フランクが豪華な食事を作っています。ジョーはフランクから洋服を着替えてくるように言われます。しかしジョーはこれから予定があることを伝えますが、フランクの彼女や離れて暮らす姉も来て、家族一緒に食事をすると言われてしまいます。フランクの彼女のことをあまりよく思っていないジョーは、その女は家族ではないと言います。ですが、結局ジョーは家で食事をすることになります。
食事の後にゲームをしています。お姉さんの彼氏も来ていて、フランクとお姉さんの彼氏がズルをしてジョーを負かそうとしました。ただでさえイラついていたジョーはその場を離れて電話をかけています。相手は警察で、家に泥棒が入ったと嘘の電話をかけてしまいます。警察が家に来てフランクは注意を受けます。お姉さんに、荷造りするから自分も連れて行って欲しいと頼みますが、気楽に過ごしてと言って帰ってしまいました。
気分を晴らしたいジョーはケリーに呼ばれたパーティーへ行くことに。会場へ着くとケリーは随分酔っていました。野外で音楽もかけていて騒がしかったこともあり、男性が遠くから注意をしてきます。そして銃を発砲し、その場にいた人たちは怖くなり、急いで帰っていきました。ジョーはビアジオ(モイセス・アリアス)という少し変わった少年と帰路につくことになります。
キングスオブサマーのネタバレあらすじ:承
次の日、ケリーからジョーに電話がありました。ジョーを心配していたこと、ケリーは彼氏に置いてかれてしまったという話でした。電話の最中、部屋にフランクがやってきて勝手に電話を取られ、通話を強制終了させられてしまいます。そしてジョーは家を出ていくことを決意するのです。
親友のパトリック(ガブリエル・バッソ)を連れて、先日見つけた森の中へ入って行きます。広い場所に家を建てると言うのです。パトリックはやらないと言って帰ってしまいます。ジョーとビアジオは家を作ろうとします。家に帰ったらパトリックは両親に対して苛立ち、耐えられないと思いました。そして、ジョーと一緒に家を建てることにしました。
順調に家を完成させて、親にはお互いの家に泊まると嘘をついて、家を出ていきました。ジョー、パトリック、ビアジオ3人だけの生活が始まりした。
家から持ってきた食料で過ごしていましたがその食料も底をつき、ジョーとビアジオは狩りに出ることに。探し回るが食料になりそうな生き物はいません。森を歩いていると道へ出ました。向かいにレストランがあり、ビアジオはチキンが美味しいんだぞと言います。ジョーは普通の生活と決別したのでダメだと言います。しかし、残飯を持ってきて、これで食べられそうな生き物を捕獲しようと考えました。少しの時間待っていると捕獲することができましたが、殺すことはできませんでした。家にはレストランの残飯を持ち帰り、ニワトリを捕まえたとパトリックに嘘をつきました。
キングスオブサマーのネタバレあらすじ:転
一方、フランクやパトリックの両親は警察に捜索願いを出していて、街では誘拐事件かもとニュースになっていました。ジョーはゴルフ場でケリーと再会をします。ニュースになっていることをケリーが伝えると、親父はせいせいしてるはずだと言います。ケリーは彼氏とは別れたと聞き、夕食に誘います。ケリーが来るのでいいところを見せたいジョーは、チキンをたくさん買ってきます。ケリーが友人を連れてジョーたちの家へやってきます。パトリックは少し不満そうです。ジョーは今の生活を鼻高々に話します。
その夜、寝ているとケリーがやってきます。ジョーは自分のところにくるものだと思っていましたが、ケリーが起こしたのはパトリックでした。2人は散歩に行き、明け方まで帰ってきませんでした。ジョーは失恋をしてしまいます。
ケリー、ジョー、パトリック、ビアジオでゲームをしています。ケリーとパトリックが仲よさそうにゲームの優位に立ちます。ジョーはビアジオと組み、ゲームの優位に立とうとします。そんなやりとりをしていると、険悪なムードに。ジョーは「自分でケリーを呼んだのにもかかわらず、君がきてからおかしくなった!君は僕たちのガンだ!」と言い、追い出してしまいます。パトリックは家を出て行きたくなかったが、ジョーと喧嘩をして出て行ってしまいます。何も悪くないビアジオまで追い出してしまったジョーは、1人山の奥で生活しています。パトリックは無事に家へ帰り、両親は喜びます。ビアジオは警察に事情を聞かれますが、ジョーのことは頑なに何も話しません。
キングスオブサマーの結末
空腹に耐えられなかったジョーはウサギを捕まえました。自分でさばいて調理をします。しかし、うさぎの残飯をそこら辺に撒いてしまったので、蛇が来てしまいます。1日中、蛇がどこかへいくのを待っていたジョーのもとへ、ケリーが父を連れてやってきます。蛇がいるから来ないでと伝えますが、ケリーの足元にいた蛇が近付こうとしますがジョーが阻止します。そこへビアジオが来て、蛇を殺そうとしますが噛まれてしまいます。急速に容体が悪化するビアジオをみんなで病院へ送り届けます。
ケリーは「心配した」と伝えます。ジョーにカードを送り、恋人じゃなくても大切な人だと伝えます。そこへパトリックもやってきました。2人は会話ができませんでした。
ジョーは父と食事へ行き、まともに会話をします。彼らを救ってよくやったと褒めます。お互い恋の話をします。帰る途中でパトリックを乗せた車が隣に止まります。気まずそうにお互いを見ますが、ジョーが笑うとパトリックも笑い、仲直りをするのでした。
以上、映画「キングス・オブ・サマー」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する