テラー・ハウス 堕天使が棲む館の紹介:2015年イギリス映画。ホラー映画脚本家のジョンが、ロンドンの人ごみを避け、西ウェールズの田舎の屋敷に引っ越してきます。部屋を案内した後、大家が、3階に盲目の老婆がいるが害はないので気にしなくていいと言います。3階を気にしながら住み始めたジョンの前にキャシーという女性が現れます。ホラー映画脚本家が、屋敷に次々起る不思議な現象に惑わされるオカルトホラー映画です。
監督:アンドリュー・ジョーンズ 出演者:ヴィヴィアン・ブリッドソン(アグネス)、リー・ベイン(ジョン)、ジョージーナ・ブラックレッジ(キャシー)、テッサ・ウッド(コネリー)ほか
映画「テラー・ハウス 堕天使が棲む館」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「テラー・ハウス 堕天使が棲む館」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「テラー・ハウス 堕天使が棲む館」解説
この解説記事には映画「テラー・ハウス 堕天使が棲む館」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
テラー・ハウス 堕天使が棲む館のネタバレあらすじ:起
ロンドンから西ウェールズにやってきたジョンは、大家のコネリーの案内で19世紀にたてられた古い屋敷に入ります。ホラー映画脚本家のジョンが、人ごみに疲れ静かな田舎で脚本を書くためです。
コネリーが最後に「一つ言っておかないといけない事がある、3階の屋根裏部屋に盲目の老婆・アグネスが棲んでいる。外にも出ないし、音も立てないから邪魔はしない」と言います。「そんなことは初めに行ってくれないと」と一旦は文句を言ったジョンでしたが、納得し住み始めます。その夜、突然レコードが鳴りだします。そしてジョンは口を拷問される夢で目覚めます。
翌朝、屋敷の敷地内でブルーベリーを取る女性を見かけ声をかけます。キャシー・コンラッドという女性と話をしたジョンは、「砂糖が必要なら訪ねてください」と言って別れます。その夜もレコードが鳴り、再び口を拷問される夢を見て目覚めます。
テラー・ハウス 堕天使が棲む館のネタバレあらすじ:承
朝、キャシーが「砂糖をもらいに来た」と言って訪ねてきます。ジョンは待っていたように出迎え、家に招きコーヒーを入れます。ジョンは「3階に盲目の老婆がいるんだ」と話しますが、キャシーは「知らない」と言います。キャシーが帰り際「また会える?」と聞くと、ジョンは今夜、家に来てください」と言います。
その夜、ジョンとキャシーは酒を飲みお互いの距離が縮まります。そしてジョンが「今日泊まっていく?」とキャシーに切り出します。キャシーは「ゆっくり進めたいの」と言って断り、二人はキスをして別れます。深夜、レコードが鳴り、ジョンは同じように拷問される夢で目覚めます。
朝キャシーがやって来て、キスをしたことを後悔し「私をふしだらな女だと思った?」と聞きます。ジョンは「君が好きだ」と告白します。その夜もまたレコードが鳴りだし、もしやと思ったジョンはアグネスと話をしようとドアを叩きますが、アグネスからの返事はありませんでした。
テラー・ハウス 堕天使が棲む館のネタバレあらすじ:転
翌日、ジョンは、階段に人形が落ちているのを見つけます。更にオルゴールが流れ出します。訪ねてきたキャシーにこの話をします。キャシーは「大家さんに話すといい」と言います。納得したジョンは「君のおかげで言い脚本が書けている」と言って別れます。
脚本を書いている最中、前を横切る人影を感じ追いかけます。すると壁から絵画が落ちています。シャワーを浴びていると、鏡に”人殺し”と書かれています。アグネスの仕業だと思ったジョンは、斧で扉を壊し3階の部屋に入ります。そこには盲目のアグネスがいました。
話をするとアグネスは「ここで夫・ウィリアムと娘のキャサリンと暮らしていた。夫が亡くなると、キャサリンが荒れだし、学校で問題を起こしてしまった。その後友人の女の子を家に連れてきて、階段から突き落として殺したの。私は警察には通報せず死んだ女の子を地下室に入れ、ドアに壁紙を貼って扉を隠した。その後女の子の両親も死んでしまい、私は堕天使によって盲目にされた」と言ったのです。ジョンが「死んだ女の子の名前は?」と聞くとアグネスは「キャシー・コンラッドよ」と言います。
テラー・ハウス 堕天使が棲む館の結末
信じられないジョンは、キャシーの死体を探しに行きます。大家のコネリーがアグネスに会いに行きます。アグネスは「ジョンに全て話したわ」と言います。コネリーこそ、アグネスの娘キャサリンだったのです。キャサリンはアグネスを枕で窒息死させると、斧を持ってジョンに襲いかかります。
逃げるジョンがベッドの下に隠れ逆襲に転じます。キャサリンを殺したジョンが地下室の扉を見つけ開けます。そこにはキャシーの白骨死体があります。その時、背後にキャシーが現れます。
ジョンは「どうして黙っていた?」と聞くと、キャシーは「堕天使に見つかりたくなかった」と言います。ジョンが「好きだ」と言うとキャシーは「好きだ、もう行かなくちゃ」と言って消えていきます。
屋敷を出たジョンが車に乗ります。助手席には”テラー・ハウス 堕天使が棲む館”の脚本がありました。
以上、映画「テラー・ハウス 堕天使が棲む館」のあらすじと結末でした。
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