ラストツアーの紹介:2019年アメリカ映画。高齢になった有名スターのマネージャー業を専門にやっていたアルが、孫娘の勧めでいやいや老人ホームに入所しました。ホームでかつてマネージャーをやったコメディアンに再会したアルは、再びマネージャー業に火が付き、コメディアンのカムバックをかけ再出発することになりましたというコメディヒューマンドラマです。
監督:グレッグ・プリティキン 出演者:チェビー・チェイス(アル・ハート)、アンディ・マクダウェル(ドリス)、リチャード・ドレイファス(バディ・グリーン)、ケイト・ミクーチ(ジーニー)、クリス・パーネル(チャーリー)ほか
映画「ラストツアー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ラストツアー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ラストツアーの予告編 動画
映画「ラストツアー」解説
この解説記事には映画「ラストツアー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ラストツアーのネタバレあらすじ:起
かつて、有名スターのマネージャーとして名を売ったアルは現在、高齢になり孫娘のジーニーから老人ホーム『パーム・シャンシャイン』への入所をしきりにすすめられていました。ホームだけには行きたくないアルでしたが、ある日ジーニーと一緒に施設の見学に行きました。そこには50年前、自分がマネージャーを務めたコメディアンバディ・グリーンがいました。バディはコメディアンを辞めた後、足の医師をしていました。昔話をして、バディの勧めもあってアルは老人ホームに入所することになりました。何不自由ない生活と毎夜開かれるショー、そして老人同士の会話にアルは嫌気がさしていました。一方バディは同じく高齢者の恋人が出来て楽しい生活を送っていました。しかしバディの恋人は突然亡くなりました。心の支えを失ったバディと老人ホームでこのまま終わりたくないアルは、車に荷物を積み込みホームを飛び出しました。
ラストツアーのネタバレあらすじ:承
二人が目指すのはアルがマネージャーを務め、バディのカムバックでした。早速アルが公演場所を探しました。ラスベガス近くのバーでした。カムバック公演はバディのトークが受け、大成功しました。次に向かったのはメキシコ国境の町でした。ここでも大受けしましたが、アメリカ人という事で警察に逮捕され留置所に入れられました。そこはアルが警察に賄賂を渡し釈放されると、再びツアーを行いました。昼間移動、夜公演の毎日が続き、バディに疲れが見えていました。そこでアルはカンサスで丸1日休もうと言うことになりました。カンサスの町をぶらついていたアルは朗読をする高齢女性のドリスに一目ぼれしました。ドリスに話しかけ二人は打ち解けました。そしてアルは有名人のマネージャーをしていたことを知るとドリスは、さらに興味を持ちました。
ラストツアーのネタバレあらすじ:転
カンサスを出発すると、ツアーにドリスも加わっていました。楽しいツアーでしたがある街で孫娘のジーニーとバディの息子のチャーリーがやって来ました。老人ホームを飛び出したことで大きな問題に発展していました。そしてジーニーはアルにバディが末期のすい臓がんであることを告げました。一方バディはチャーリーに、最後にやりたいことをやらせてくれと頼みました。その夜のバディのトークは受けませんでした。アルはドリスと楽しい夜を過ごしベッドインしました。翌朝アルはバディにもう公演は終わりにしようと言いました。しかしバディは納得せず、余命2か月から1年の間に自分一番やりたいことをやって死にたいと漏らしました。これを聞いたアルは、やっぱりやろうと言うことになり、バディの最後を飾る交渉を始めました。
ラストツアーの結末
最後にバディをテレビショーに出そうと考えたアルは、かつてマネージャーをやっていたマックスに会いました。マックスは今やテレビ界の重鎮で、マックスの裁量でどうにでも出来る地位にいました。アルの頼みに断り続けたマックスでしたが、アルのバディを想う気持ちに負け、バディを自分の番組に出すことになりました。TVショーでのバディのトークはさえていました。老人ホームでは、バディのトークに聞き入っていました。スタジオの観客は笑いが絶えない状態でした。ドリスは自宅のベッドで放送を見て笑いました。そしてバディのトークショーは大成功で終わりました。
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