映画「ラスト・サマー ～この夏の先に～」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ラスト・サマー ～この夏の先に～の紹介：2019年アメリカ映画。高校生最後の夏休みをどのように過ごすのか、それぞれの若者たちのひと夏を描いた青春ラブストーリーです。まだ10代の高校を卒業したばかりの若者たちが、友情・恋愛・家族といった、複雑な関係を経験しつつ、人生の新たなるステージへと旅立つ様子を描きます。
監督：ウィリアム・バインドリー 出演：KJ･アパ（グリフィン）、マイア・ミッチェル（フィービー）、ハルストン・セイジ（エリン）、ソシー・ベーコン（オードリー）、ジェイコブ・ラティモア（アレック）、ほか
この解説記事には映画「ラスト・サマー ～この夏の先に～」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
高校を卒業して、高校生最後の夏休みをどのように過ごすか、それぞれが思いを抱いています。グリフィン（KJ･アパ）は実家に戻り、地元で夏休みを過ごします。フィービー（マイア・ミッチェル）はニューヨーク大学の奨学金を得るために、この夏休みを映画祭製作に集中する予定です。
オードリー（ソシー・ベーコン）は希望の大学に落ち、滑り止めの大学も補欠という結果になってしまいます。そして、女優を目指している子どものアシスタントのアルバイトをして夏休みを過ごします。
エリン（ハルストン・セイジ）はアレック（ジェイコブ・ラティモア）と付き合っていましたが、大学へ進学するにあたり遠距離になってしまいます。お互いに束縛することは良くないと思い、夏休みに入り、別れることにします。
夏休みの始まりのパーティーでグリフィンはフィービーと再会します。二人は幼なじみでしたが、高校は違う学校へと進学していました。グリフィンはずっとフィービーのことを好きで、デートへ誘います。しかし、この夏は映画の制作に集中したいからと断わられてしまいます。グリフィンは諦めませんでした。デートではなく真面目なリサーチとうまく言って、フィービーを映画に誘うことに成功します。映画のリサーチを理由に、だんだんと二人で過ごす時間が増えていきます。
エリンとオードリーは野球を見に行きます。ファールボールが当たったことをきっかけに、エリンは野球選手にナンパをされます。アレックは別れたその日に他の女といちゃついていたので、エリンはその野球選手とデートに行くことにします。
オードリーはアルバイト先の女の子を憎たらしいと思っていましたが、だんだんと好きになって仲良くなっていきます。
グリフィンはフィービーの映画制作を手伝い、二人は急接近し付き合うことになります。そんな幸せなときに、グリフィンは自分の父親の浮気現場を見てしまいます。浮気相手はフィービーのお母さんでした。フィービーはシングルマザーで育ちました。フィービーの母親は未婚の彼氏ができたとフィービーに報告しており、フィービーは喜んでいました。グリフィンはその彼氏が自分の父親であると言えませんでした。しかし、秘密にしたままフィービーにばれてしまいます。隠していたことに対してフィービーは怒り、二人の信頼関係は壊れてしまいます。
エリンは野球選手といい感じで、だんだんと本気になっていきます。ある日、その野球選手の家へ行くと女の人が出迎え、エリンは数多くいる女の中の一人であることに気付かされます。
オードリーはアシスタントをしている女の子に「最高のアシスタント」と言われて、大学のことで悩んでいましたが、充実した日々を過ごしていました。
エリンのパーティーに元彼のアレックがやってきます。アレックは別れてから女の子と付き合いましたが、エリンが恋しくなるばかりでした。そして二人は再びくっつくことになりました。
オードリーはこのアシスタントのアルバイトの経験により、子どもが好きであることを再認識します。大学を目指すのはやめ、国境のない教師団に入ることにします。
グリフィンは、バークリー音楽大に合格していましたが、父親の希望通りコロンビア大に進学しようと考えていましたが、父親に反抗し、バークリー音楽大に進学することに決めます。グリフィンはフィービーの母親に父親の件を謝り、誠意を示します。グリフィンはフィービーの映画の試写会へ足を運びます。音楽大へ行くことを報告し、グリフィンはフィービーに謝罪をし、二人は仲直りをします。
以上、映画「ラスト・サマー ～この夏の先に～」のあらすじと結末でした。
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