ラスト・サバイバーズの紹介:2014年アメリカ映画。近未来の砂漠化したオレゴンを舞台に、井戸水が枯れ、水を求める悪党のカーソンたちと、井戸の水と友人を守る少女ケンダルの生き残りの戦いを描いたサバイバルアクション映画です。17歳の少女ケンダルが、荒くれ男たちを相手に見せるショットガン、ナイフ、日本刀などのアクションが見ものです。
監督:トーマス・S・ハモック 出演者:ヘイリー・ル・リチャードソン(ケンダル)、ブーブー・スチュワート(ディーン)、マックス・チャールス(アルビー)、ジョン・グライス(カーソン)、ニコール・フォックス(ブルック)、マイケル・ウェルチ(ガブリエル)、マイケル・マッカートニー(カディッツ)ほか
映画「ラスト・サバイバーズ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ラスト・サバイバーズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ラスト・サバイバーズの予告編 動画
映画「ラスト・サバイバーズ」解説
この解説記事には映画「ラスト・サバイバーズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ラスト・サバイバーズのネタバレあらすじ:起
遠くない未来、日照りが続くオレゴンは水が無くなり砂漠化していました。井戸から出るわずかな水をハンターたちから守る少女ケンダルは、この町での生き残りのディーンとアルビーの命を支えています。特にディーンは腎臓病でまともに歩けない状態で、ケンドルにはセスナを飛ばすためのパーツを教えていました。
足に怪我をした一人の女性がやって来ます。ケンドルは水を与えます。水を飲んだ女性は「妹を探しに行く」と言って立ち去ります。外では今日もハンターたちが人を襲い射殺しています。
夜、屋根裏部屋でディーンと寝ていると、助けを求める無線を傍受します。気になったケンダルは外に出て、調べに行きます。そこでは、家族が射殺されて残された女性が何者かに「仲間の居場所を教えろ」と迫られていました。しゃべらなかった女性は射殺されました。
翌朝、ケンダルの井戸が枯れ始めます。それでもディーンには心配をかけないため伝えませんでした。その夜、近くの農場からの無線を傍受します。それは友人のガブリエルの農場で、救世主のカーソンに助けを求めていました。
ラスト・サバイバーズのネタバレあらすじ:承
翌朝、ケンダルはガブリエルの農場に向います。ガブリエルたち家族は武器を集めてまとめています。「井戸が枯れてカーソンに助けを求めた。ディーンも呼んで来い」とガブリエルが言っていると、カーソンらがやって来ます。ケンダルは家の中に隠れます。
カーソンは「言った通り武器を出している。いいことだ」と言って、ガブリエル以外の家族を射殺します。恐怖におののくガブリエルに「水が少ないから年寄はいらない。もう誰もいないか」とカーソンが聞きます。「もう一人いる」とガブリエルが言うと、「あぶり出せ」とカーソンが命令します。
ケンダルは屋根裏部屋に隠れます。カーソンの部下たちが煙を充満させると、男が一人出てきました。即座に射殺され「もういないのか」と聞きます。ガブリエルが「もういない」と言うと、カーソンらは去って行きます。
家に戻ったケンダルはディーンに「カーソンは救世主じゃない、人殺しだ」と教えます。いずれカーソンに襲われると覚悟したケンダルは「一緒に逃げよう」とディーンに言いますが「足手まといになる」と言ってディーンは断ります。その時カーソンらがやって来ました。
ラスト・サバイバーズのネタバレあらすじ:転
カーソンらは家の周りと中を調べます。ケンダルとディーンは屋根裏部屋に隠れ、身をひそめていました。やがてカーソンらが立ち去る時、娘のブルックが瓶の蓋を見つけます。それはケンダルが食料を入れていた瓶の蓋でした。ブルックは屋根裏部屋の窓を見ます。
少しして中年男女3人がやって来ます。疲れ切っている様子で、ケンダルは銃口を向けて水を与え、帰します。帰り際「一緒に逃げないか」とケンダルを誘いますが断りました。
いよいよ井戸が枯渇し、ケンダルはディーンに「水があと1週間しかない」と教えます。そしてカーソンの基地にパーツを探しに行くと伝えると、ディーンは「基地で捨てている廃油に火をつけたらいい」と教えます。
教え通り廃油に火をつけ、カーソンたちが消火している間にパーツを車のエンジンから盗みます。家に帰り、水の隠し場所に行くと、中年男女が襲ってきました。ケンダルの銃を取り上げ射殺しようとした時、ディーンが3人を拳銃で撃ち殺します。その時、砂漠の向こうからカーソンたちが向かってきていました。
ラスト・サバイバーズの結末
ディーンはケンダルを壊れた車に隠し、カーソンらの前に歩いて行きます。カーソンは「まだ誰かいないか探せ」と命じます。やがてケンダルの隠れている車に部下たちが向かうのを見て、ディーンが部下たちに発砲します。すかさずカーソンはディーンを射殺しました。
一旦いなくなったカーソンらを見て、ケンダルは車から出て、隠していた日本刀を持ち、ガディッツを切り殺します。そして銃を奪うと、二人の部下を射殺します。そのうちの一人はガブリエルでした。
セスナにパーツを取りつけ、アルビーを呼びに行きます。しかしアルビーの家にもカーソンらが来ていて、アルビーはいませんでした。ケンダルはカーソンの基地に乗り込みます。
部下たちを射殺しながらカーソンとブルックを追い詰めます。弾切れになり日本刀で切りかかります。カーソンは剣を取って向かってきますが、ケンダルが切り殺します。次にブルックが剣で向かってきます。格闘の末ブルックを殺し、アルビーを助け出すと、セスナに向います。
アルビーが「ディーンは?」と聞くと「残ることになった」とケンダルが言います。やがてセスナにエンジンをかけ、飛び立ちました。
以上、映画「ラスト・サバイバーズ」のあらすじと結末でした。
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