ニューヨーク恋泥棒の紹介:1991年イギリス映画。ナイトクラブで働くバーテンとウェイトレスが、それぞれの事情からお金ほしさに店の強盗を思いつく。利害関係だけの付き合いだったはずが、いつしか恋に発展するロマンチック・コメディ。
監督:リチャード・シェパード 出演: デヴィッド・ボウイ、ロザンナ・アークエット、マーリー・マトリン、バック・ヘンリー、エスター・バリント、ヴィヴェカ・リンドフォース、ほか
映画「ニューヨーク恋泥棒」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ニューヨーク恋泥棒」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ニューヨーク恋泥棒」解説
この解説記事には映画「ニューヨーク恋泥棒」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ニューヨーク恋泥棒のネタバレあらすじ:取引
ニューヨークにある流行のナイトクラブ「ダリ」でウェイトレスをしているルーシーは崇拝する天才マジシャン、フーディーニのような脱出マジックを手がけるマジシャンになるのが夢だった。いきつけの古美術店でフーディーニの妻の指輪を見つけたルーシーがどうしてもその指輪を手に入れたいとお金の工面を考えていると、同じ店で働くバーテンのモンティがルーシーに店の強盗を提案する。イギリスからきたモンティはグリーンカード欲しさに偽装結婚を持ちかけ、モンティが強盗を手伝ってルーシーのためにお金を手に入れる代わりに、ルーシーに偽装結婚を承諾させる。自分たちだけでは疑われると思い、実行犯としてルーシーの友人で下着デザイナーのヴィヴィアンにも協力を依頼、3人で店の強盗を計画する。
ニューヨーク恋泥棒のネタバレあらすじ:指輪と結婚
決行日、ヴィヴィアンは奇抜なランジェリー姿で拳銃をぶっ放し、まんまと強盗に成功してお金を手に入れる。ルーシーは早速指輪を買いに店に行くが、既に指輪は他人に売られた後だった。
ショックで落ち込むルーシーはその日の午後、モンティと結婚の届出をする約束を忘れ、慌てて待ち合わせの役所へと急ぐが、手続きに必要な身分証明書を忘れてきたために結婚は出来ずじまい。どうしてもその日のうちに結婚しなければならなかった、というモンティは怒ってその場から去る。
ニューヨーク恋泥棒のネタバレあらすじ:賭け
実はモンティは根っからのギャンブラーで、親の遺産もギャンブルにつぎ込んで使い果たすほどのギャンブル狂だった。クラブのオーナーたちと今週末までに結婚する、という賭けに負けたモンティは、払えるお金もなく、さらにその負けをチャラにするためにルーシーの水中脱出マジックの成功を賭ける。モンティはルーシーに、オーナーに強盗がバレたが、水中脱出マジックを成功させたら通報しないと言われた、と偽ってマジックの特訓をさせる。練習の甲斐あって成功のメドがたち、モンティとルーシーはその晩結ばれるが、翌朝、街を歩いていたルーシーに通りかかった店のオーナーがモンティとの賭けの話しをしたため、ルーシーはだまされたことを知る。
ニューヨーク恋泥棒の結末:脱出ショー
その晩、店はマジックショー見たさに大勢の客が押しかけていたが、ルーシーは現れない。諦めかけたとき、さっそうとルーシーが現れ、水槽に向かう。そのルーシーにモンティが駆け寄り、買い戻したフーディーニの指輪をそっと口移しで渡す。麻袋に入れられ水中に沈められたルーシーを見守っていると、再びヴィヴィアンがランジェリー強盗として現われ、店や観客からお金を奪っていく。強盗に気を取られて水槽を見ると、動かなくなった麻袋に慌てたモンティはルーシーを助けようと水槽に飛び込むが中身は空、見事脱出に成功していた。ショーが終わり、帰ろうとするルーシーにモンティは改めてデートにさそう。だまされたことに怒ったルーシーも、自分を助けようと水槽に飛び込んだモンティの優しさに免じて誘いを受ける。
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