リトル・マーメイド 人魚姫と魔法の秘密の紹介:2018年アメリカ映画。魂を奪われた人魚姫が自由を取り戻すために、仲間の助けをもらいながら戦う物語。ディズニーのリトルマーメイドとは違った視点で人魚姫について描かれている作品です。
監督:ブレーク・ハリス 出演:ポピー・ドレイトン(エリザベス)、ウィリアム・モーズリー(カム)、シャーリー・マクレーン(エル)、ロレート・ペラルタ(幼少期のエル)、アルマンド・グティエレス(ロック)、ほか
映画「リトルマーメイド 人魚姫と魔法の秘密」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「リトルマーメイド 人魚姫と魔法の秘密」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
リトル・マーメイド 人魚姫と魔法の秘密の予告編 動画
映画「リトルマーメイド 人魚姫と魔法の秘密」解説
この解説記事には映画「リトルマーメイド 人魚姫と魔法の秘密」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
リトル・マーメイド 人魚姫と魔法の秘密のネタバレあらすじ:起
「人魚姫は人間界に憧れを抱いていました。人魚の世界では15歳の誕生日になると海上へ行くことが許されます。人魚姫はその一回の訪問で人間の王子を嵐の中から助け、恋をします。そして、海の中の魔術師にもっと長く人間の世界へ行きたいと懇願します。魔術師は人魚姫の魂と引き換えにその望みをかなえてくれると言います。しかし、海上で真実の愛を得るまで魂は戻りません。それに承諾した人魚姫は足を得て、王子に会いに行きますが、すでに王子は別の人と結婚していました。約束通り魔術師は人魚姫の魂を奪い、真実の愛を見つけないように彼女を閉じ込めました。」アンデルセンの人魚姫を孫娘に聞かせたおばあさんは、人魚姫の話は本の通りではないと言います。そして、孫娘たちに本当の人魚姫のことを話し始めます。
リトル・マーメイド 人魚姫と魔法の秘密のネタバレあらすじ:承
エルという少女は人魚や妖精などを信じている病弱な子供でした。どの医者に診てもらっても病気はよくなりません。おじである記者のカムは、なんとしてもエルを助けたいと思っていました。あるとき、会社の上司に「ロック博士の奇跡の人魚の万能薬」があると紹介され、そこを訪れることを命じられます。その薬は何でも治してくれる水でした。エルの病気も治してくれるかもしれません。カムはまったく信じていませんでしたが、エルを連れて行ってみることにします。そこはサーカスであり、様々な催し物がありました。エルは夢中になってショーを見ます。そのときに、ミシシッピの人魚としてエリザベスが紹介されます。水槽の中に人魚はいました。エルは信じましたが、カムは何かトリックがあるだろうと全く信じていませんでした。そのショーの後薬を探しに行きますが、すでにその万能薬は売切れであり入荷は未定のこと。その間カムは、実際に万能薬を使った人たちを取材することにします。すると、異常だった頭が元に戻ったり、全く耳が聞こえなったのに聞こえるようになったり、偏頭痛が治ったり、恋愛恐怖症を治したりなど、その薬は様々な症状を治してきたということがわかってきました。その後、カムはサーカスの団長であるロックにも取材をします。しかし、その取材では万能薬のについて明らかにすることはできませんでした。
リトル・マーメイド 人魚姫と魔法の秘密のネタバレあらすじ:転
カムとエルは森を散歩していると、エリザベスと偶然出会いました。エリザベスには足があり、エルが「なぜ足があるの?」と問うと、「干潮のときは人魚にも足が出るの。」とエリザベスは言いました。エルはエリザベスに夢中です。また、カムもミステリアスのエリザベスの行動に興味を抱くようになりました。そして、サーカスが休演日の日にカムはこっそり浸入します。するとある人物がオルガンを弾いて、その中から光輝くものを取り出しました。それはエリザベスの魂でした。ロックはこれを手に入れて、エリザベスを支配していたのでした。その夜、船の中にあるダンス会場で、万能薬によって異常だった頭が元に戻った人が、カムに「魔法の力が消えてきた。あの薬は長くは続かない。」と伝えました。その後カムはエリザベスと過ごしますが、満潮になったのでエリザベスの足がヒレに変わっていきました。そして、エリザベスは急いで海へと泳いでいきます。その後をカムは泳いで追いかけます。このときにカムは、人魚がいることを完全に信じることになりました。エリザベスは昔、自由でしたが、ロックにだまされて体の一部を奪われ、彼から離れられないと説明しました。魂から離れるとエリザベスは死んでしまうのです。ロックはエリザベスが泳いだ水を売って儲けていました。それが万能薬の治癒水の正体でした。カムが帰宅すると、エルが行方不明になったことを知ります。エルはロックに誘拐されたのでした。エルには魔法の力を持つ人魚の心があるとロックは知っていたのです。
リトル・マーメイド 人魚姫と魔法の秘密の結末
ロックはエルを助けにサーカスへと向かいます。エルを助けると、あのロックからエリザベスも解放しようと向かいます。エリザベスの魂を隠してあるオルガンから持ち出します。途中、エリザベスの味方である時間を止めることができる女性と、狼人間のような風貌の男性に助けてもらいながらエリザベスを救出します。このときは満潮だったので、エリザベスは海に入らないと死んでしまいます。それでもしつこくロックは追いかけてきましたが、エルとエリザベスの人魚の魔法の力でロックを倒します。急いで海へと行き、カムはエリザベスの魂をエリザベスの体へと返します。これによりエリザベスは一命を取り留めることができました。そして、カムとエルザベスはキスをします。エルが咳をして苦しそうにしていると、「深海には魔法の力があるから、息が苦しくなったら泳げばいい。」とエリザベスは伝えました。そうして、エリザベスは海へと帰っていきました。
話が終わると、咳をするおばあさんが「泳いでくるわ」と言い去っていきました。その後を着いていく孫娘たち。あばあさんの後姿を見て、孫娘たちはおばあさんがさっきの物語にでてきたエルであることに気づきます。そして、この映画の幕は閉じます。
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