ヤギと男と男と壁との紹介:2009年アメリカ映画。超能力を使って戦う米軍秘密部隊の存在を知った新聞記者が、その部隊の兵士とともに任務を果たすべく奮闘するコメディ。千原ジュニアが邦題をつけたことでも話題に。
監督:グラント・ヘスロヴ 出演:ジョージ・クルーニー(リン・キャシディ)、ユアン・マクレガー(ボブ・ウィルトン)、ジェフ・ブリッジス(ビル・ジャンゴ)、ケヴィン・スペイシー(ラリー・フーバー)、ほか
映画「ヤギと男と男と壁と」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ヤギと男と男と壁と」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ヤギと男と男と壁との予告編 動画
映画「ヤギと男と男と壁と」解説
この解説記事には映画「ヤギと男と男と壁と」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ヤギと男と男と壁とのネタバレあらすじ:新世界へ
地方の小さな新聞社で記者として働くボブ。取材といっても地方紙では大きな事件などもなく、今日も超能力者だという元軍人に会って、超能力者を集めた米軍秘密部隊が存在するというまゆつばモノの話を聞かされる。仕事はパッとしなかったが、ボブは愛する妻との暮らしにささやかな幸せを感じていた。ところが妻は編集長に寝取られボブは離婚するはめに。妻を見返してやろうと思いつきで戦場へ取材にいくことにする。
ヤギと男と男と壁とのネタバレあらすじ:新地球軍の「ジェダイ計画」
イラク入国を前にクウェートでボブは同郷らしき男を見かけて声をかける。リンというその男の名前を聞いたボブは、かつて取材で聞いた秘密部隊の話を思い出す。その秘密部隊のナンバー2の名前がリンだったのだ。ボブは任務の遂行中でイラクへ行くというリンに同行し、イラクへの道中、リンはボブに秘密部隊の実態を語る。その部隊は「新地球軍」という超能力者を兵士として集めた極秘部隊で、ベトナム戦で瀕死の重傷を負った時に見た幻覚がきっかけで「ラブ&ピース」に目覚めたビルをリーダーに、相手を傷つけることなく平和に戦うための特殊能力・フォースを磨く「ジェダイ計画」を行っていた。リンはその中でもズバ抜けたフォースの持ち主で、兵士の中でも嫌われ者のラリーにはライバル視されていた。そのラリーがある時行った心理実験で自殺者がでてしまうが、責任の追及をうまく逃れた彼はビルを陥れ、そのせいでビルは部隊を追放されてしまい、ラリーがその後釜につく。超能力を攻撃に利用しようとするラリーに眼ヂカラでヤギを殺せ、と命じられたリンは、無用な殺生はジェダイ計画に反すると拒否しようとしたが、その力を試したい欲求に勝てず眼ヂカラでヤギを殺してしまう。その後罪悪感に苛まれたリンは部隊を去ったのだった。
ヤギと男と男と壁とのネタバレあらすじ:任務は続く
イラクへの移動中、2人は誘拐犯に拉致されたり、地雷に吹き飛ばされたりして砂漠のど真ん中をさまようハメに。水もなく干上がる寸前の2人の頭上にヘリコプターが現れ、すんでのところで救助されるが、運ばれた先はラリーが設立した会社で、そこには社員として働くビルの姿もあった。そこではかつて新地球軍で行っていた特殊能力の実験を行っており、その実験材料として多くの人やヤギが拘束されていた。ボブの説得で「ジェダイ計画」の心意気を思い出したビルはリンらとともにラリーを出し抜いて拘束されていた人とヤギを解放する。イラクでの任務を終え、リンらと別れたボブは帰国し、秘密部隊の存在を世に知らしめようと記事を書き続け、フォースを持つものとしてラブ&ピースで世界を変えるべく、今日も眼ヂカラを鍛えている。
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