映画「パーフェクト・デート」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
パーフェクト・デートの紹介：2019年アメリカ映画。金持ちの娘セリアの彼氏役になってパーティーに参加しただけで、多額の報酬をもらった高校生のブルックスは、スマホアプリを使って、女子向けに、彼氏役のエスコートのサイドビジネスを始めました。順調に行きはじめたビジネスでしたが、知らぬ間に自分の周りの人達を傷つけていました。そしてセリアの片思いの恋を成就させるための大芝居をするこになりますが…というラブコメディです。恋愛までビジネスにしてしまう高校生が本当の恋をするお話です。
監督：クリス・ネルソン 出演者：ノア・センティネオ（ブルックス・ラティガン）、ローラ・マラーノ（セリア・リーバーマン）、オディッセアス・ジョージアディス（マーフ）、ザック・スタイナー（リース）、ブレイン・カーン2世（フランクリン）ほか
この解説記事には映画「パーフェクト・デート」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
高校生のブルックスは進学の時期でイエール大学を目指していました。二人暮らしをしている父親は、地元のコネチカット大学に進んでくれと頼みますが、ブルックスは頑なにイエール大学を目指し、嘘で固めた小論文まで提出していました。
ブルックスは親友のマーフと一緒にサブウェイでアルバイトをしていました。そこへリースがやって来ました。リースの叔父が娘のセリアを、金を出すからパーティーへ出席するための彼氏役をやってくれと頼まれていると言うのです。リースは従弟同士だから断りたいと話していましたが、金が必要なブルックスがこの話に乗りました。そして車を借り、スーツを着てリース家へ迎えに行きました。
セリアは美形ながら両親が手を焼くわがまま娘で、父親によろしく頼むと言われたブルックスは、セリアを車に乗せ、パーティ会場へ向かいました。途中、セリアがショップへ寄って帰りたいと言いますが、ブルックスの粋な配慮もあって、パーティに参加しました。
パーティー会場ではあまり楽しそうではないセリアでしたが、話しかけてきたシェルビーに一目ぼれしたブルックスは、ウキウキでした。数時間後、ブルックスがセリアを送っていると『女性と付き合う仕事が向いている』と言われました。セリアを送り届けて父親から多めの報酬をもらったブルックスでした。
女の子の彼氏役となってデートするだけで大金を儲けたブルックスは、親友のマーフに、これを商売にしようと持ちかけました。マーフはスマホアプリ作りの達人で、早速デートアプリを完成させました。するとブルックスのスマホに申し込みが次々と舞い込みました。
美術館観賞、テニス、食事会、デートの練習など様々な目的で申請が来ました。ブルックスはすべてを承認し、服装を代えてデートに出向きました。こんなブルックスを見て一緒に遊ばなくなった親友のマーフの心は、ブルックスから少しずつ離れ始めました。
セリアから電話がかかって来ました。セリアはパーティ会場で見かけたフランクリンに片思いしていて、恋を成就させたいものの、自分の彼氏がブルックスだと思われているため、フランクリンの目の前で別れる芝居をやってもらいたいというものでした。ブルックスも同様に、この様子をシェルビーに見せ、自分の彼女にしたいと思い、即座にOKしました。
下調べをした後、出席したパーティ会場で、早速フランクリンを見つけたブルックスは、セリアを連れてフランクリンに話しかけました。そこでセリアがフランクリンの好きなレコードの話を持ちかけ、二人は色々話し始めました。
翌日、セリアはフランクリンをデートに誘ったと話しました。ブルックスがイエール大学に入りたいことを知ったセリアは、お礼にと、イエール大学の教授を紹介してあげると言いました。そしてデルバート教授に会いに行ったブルックスは、ここでもデルバート教授の趣味であるミツバチの話をし、教授も大喜びになり、イエール大学の入学は決まったも同然になりました。
セリアに報告すると『どうしてミツバチ？』と聞かれました。ブルックスは教授がミツバチが趣味であることを知って色々調べて、自分もやっているふりをしたと言いました。何処までも嘘で固めるブルックスの態度に少しいら立った様子のセリアでした。
やがてセリアはフランクリンとデートしました。フランクリンはしきりにブルックスの事を聞いてきました。セリアは拒否し、ブルックスの計画通りに進んでいました。
パーティーの日がやって来ました。フランクリンと話すセリアの近くに、シェルビーもいました。ここでブルックスは俺と付き合っているのに何をしているんだと言わんばかりにセリアに突っかかりました。二人は言い争いを始めました。そしてブルックスがお前なんかと別れてやる、と言うとセリアは、ブルックスに平手打ちを加え、走り去りました。
セリアを追ってフランクリンが走ります。シェルビーがブルックスを慰め、二人はキスしました。予定通りでした。二人は一緒に今度のパーティに参加することになりました。喜ぶブルックスが翌日サブウエイに行くと、マーフがいませんでした。自分からシフトを代え、ブルックスと離れたのでした。
パーティーの日、ブルックスがシェルビーをボロ車で迎えに行きました。汚いものに乗るようなそぶりをシェルビーは見せました。そして二人の会話はシェルビーの上流階級のお高さもあり、成立しませんでした。パーティーに行くと、一人でいるセリアがいました。
その時、デートの練習台になった女の子が彼氏と来ていました。そして女の子がブルックスのサイドビジネスの話をしたため、シェルビーは怒って去って行きました。ひとりになったブルックスは、セリアに踊ろうと言いました。セリアは私は貴方の保険じゃない、と言って帰りました。
日を改めブルックスはセリアに会いました。セリアから、フランクリンがオタクの変わり者で想像と違ったと聞かされました。ブルックスはイエール大学には行かず、コネチカット大学に行くと言い、さらにシェルビーも同じだったと言って、手紙を渡して帰りました。ブルックスの手紙を読むと、今までの自分は金の為に嘘で固めた男だったと謝り、最後にセリアへの告白で締めくくっていました。
ブルックスはマーフに会い、謝りました。自宅にいるとセリアが訪ねてきました。今からパーティーしようと言って二人はマーフのいるサブウエイに行き、ダンスを踊り、キスをしました。
以上、映画「パーフェクト・デート」のあらすじと結末でした。
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