映画「ザ・レイド」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ザ・レイドの紹介：2011年インドネシア映画。インドネシアの麻薬王が支配している高層ビルが舞台となりギャングたちとSWATが熾烈な銃撃戦や肉弾戦を繰り広げる驚愕のアクション作品。『スター・ウォーズ７/フォースの覚醒』出演まで果たしたヤヤン・ルヒアンの切れ味抜群のシラットと呼ばれる武術アクションは必見です。
監督：ギャレス・エヴァンス 出演：イコ・ウワイス（ラマ）、ヤヤン・ルヒアン（マッド・ドッグ）、ジョー・タスリム（ジャカ）、ドニー・アラムシャー（アンディ）、レイ・サヘタピー（タマ・リヤディ）、ほか
この解説記事には映画「ザ・レイド」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
麻薬王リヤディのビルに強制捜査に入るSWATチーム。彼を逮捕するためだが、このビルの守りは徹底しているため侵入が困難でした。慎重に進んでいくSWATチームでしたが、子どもに目撃され、子どもをワヒュ警部補が撃ってします。ビル内に銃声が響き渡り、ビル住人とSWATチームとの激しい銃撃戦が始まるのでした。
ビルにたくさんの監視カメラを設置しているリアディはすべての状況をカメラで把握していました。このビルの住人のほとんどがリアディの手下でした。相手は戦闘能力も高く、SWAT隊員たちと互角に戦います。そして、このビル一棟すべてがリアディのアジトであり、ビルの中では麻薬の製造まで行っていました。監視カメラをみるリアディはビルの外で待機している車も攻撃の指示を出し、SWATチームは追い込まれて行きます。リアディはこのビルの侵入者はすべて始末するよう指示をだしました。
SWATチームの一員ラマはこのビルに兄のアンディがいることを知っていました。アンディを連れて帰りたいラマと、ラマを無事にこのビルから助け出したいアンディ。アンディは協力してラマたちをビルから脱出できるように手助けを試みますが、すべての行動を監視カメラで確認しているリアディはこの状況を把握していました。アンディの計画はリアディにばれてしまい、マッド・ドッグにアンディを渡しました。ラマはアンディを助けるため、マッド・ドッグと戦いました。そしてラマはリアディを逮捕するためにアンディとリアディを探しに向かいます。
リアディを捕まえたワヒュ警部補でしたが、彼が銃を向け撃ち殺したのはSWATの仲間タグでした。ワヒュ警部補はリアディを人質に取り、このビルから出ようとしました。しかり、リアディは警察上層部とつながりがあり、ワヒュ警部補がこのビルに向かったのはすべて仕組まれた罠だったことをリアディから聞かされます。その事実をリアディから聞いたワヒュ警部補はリアディを射殺してしまいます。彼を殺した後、自殺しようと銃口を自分に向けますが、弾切れで死ぬことはできませんでした。彼はラマたちに逮捕され、アンディに見送ってもらい、このビルをでることができました。アンディはこのビルに残ることを決意し、ラマと別れ、お互い別の道へと進んでいくのでした。
アクション映画の中でも群を抜いて面白かった１本。
続編のGOKUDOはR-18版の方が圧倒的に良いのでできればそちらを観てみて欲しい
とにかく最高。最高峰のバイオレンス・アクション映画です。これを観てしまっては並のアクションシーンでは満足できません。シナリオがどうこうというのは二の次で、本当にアクションシーンが素晴らしい。続編のザ・レイド GOKUDOも、この作品に勝るとも劣らない素晴らしい映画ですので、この作品を気に入ったのなら是非観てみて欲しい。