アデライン、100年目の恋の紹介:2015年アメリカ映画。若く美しい29歳のまま不老の体となって100年以上生き続けた女性アデラインが、真実の愛を見いだすまでの人生を描くラブストーリー。
監督 :リー・トランド・クリーガー 出演:ブレイク・ライヴリー(アデライン・ボウマン)、ミキール・ハースマン(エリス・ジョーンズ)、キャシー・ベイカー(キャシー・ジョーンズ)、ハリソン・フォード(ウィリアム・ジョーンズ)、エレン・バースティン(フレミング)ほか
映画「アデライン、100年目の恋」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「アデライン、100年目の恋」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
アデライン、100年目の恋の予告編 動画
映画「アデライン、100年目の恋」解説
この解説記事には映画「アデライン、100年目の恋」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アデライン、100年目の恋のネタバレあらすじ1
アデラインは29歳のある日、異常な天気の中、事故に遭います。愛する人と結婚して子供も一人いたアデラインは、事故で夫を亡くし自分すら病気になってしまいます。
アデラインの病気というのは普通の人には理解できない病気で、体が衰えない病気です。実際、歳はとっていくものの、顔と体は29歳のまま一切変わらないままです。
息子とお出かけしたりしているときに偶然友達に会ったりすると友達から、歳をとってもアデラインは変わらないねなど、娘じゃなくて姉妹みたいだよと言われたりします。そのたびにアデラインは不安になります。やっぱり自分は誰にも説明できない病気にかかっていると。
アデライン、100年目の恋のネタバレあらすじ2
そんな彼女のことを怪しく思う人が増え、警察などに誤解されるようになったアデラインは、このままの生活はできないことに気がついて、娘のところから離れ、自分のことを知らない町に引っ越すことを決めます。
10年に一度は自分が住んだ場所から離れて、自分を知ってる人が誰もいないところに移動します。もちろん怪しまれないように、身分も偽装して色んな国に移りながら生活します。
そしてアデラインは107歳になります。もちろん娘もずいぶん歳をとって、見た目的には自分のおばあさんと言ってもいいくらいの歳になりました。
それでもアデラインは自分の病気のことを誰かに知らせたくないため、歳をとっている娘のそばにもいられなくなります。そうやってアデラインは、娘と自分が飼ってる犬以外とは長い関係を持たずに生きてきました。
アデライン、100年目の恋のネタバレあらすじ3
そしてある日、目が見えない友達に誘われて年末年始のパーティに行きます。そこでアデラインはエリスという男性と出会います。一目ぼれといってもいいくらい、二人は最初目が合ったときからお互いのことが気になります。
彼女がパーティが終わる前に家に帰ろうとすると、エリスが彼女についてきます。そしてデートがしたい、また会いたいと彼女にアピールするが、彼女はまた会うことはできないと言い、足早に家に帰ってしまいます。
ある日、彼女が働いているところに来たエリス。エリスはアデラインが働いてる図書館に本を寄付したと言いながらも、デートをしてくれないと寄付はしたくないと言います。仕方なくアデラインは彼とのデートを約束します。
二人はデートをするものの、アデラインはもうすぐ引っ越すから私たちの関係はこれ以上続かないと彼に話します。しかし彼は諦めずアデラインとデートしようとします。
アデライン、100年目の恋の結末
アデラインは2度目のデートはないと思っていたものの、娘がデートをしてきてと自分のためにもそうしてほしいと言い、二人は2度目のデートをしてお互いどんどん好きになります。
エリスがアデラインを自分の実家に誘います。二人でエリスの実家へ行くと、アデラインが昔好きだった男性がいました。もういい年になった彼は、エリスの父親でした。エリスの父は最初からアデラインのことを疑がっています。
そして結局アデラインの秘密がばれてしまいます。知られたアデラインは逃げようとするものの、その日はいきなり大雨が降ってきて、彼女はまた大きな事故に遭います。
そんな彼女を見つけて病院に連れて行ったのはエリスで、そんなエリスを見てアデラインは自分の真実を全部話してもう逃げることをやめると決めます。
自分の秘密を話しても彼は相変わらず彼女のことを愛してると言い、この映画は終わります。
以上、映画アデライン、100年目の恋のあらすじと結末でした。
アデライン、100年目の恋のレビュー・感想
歳をとらないまま若いときの自分の顔と体で一生生きて生きたいと女の人は一回くらい想像したことがあると思います。この映画はそんな希望を形にした映画ではないかと思います。でも、もちろん得るものがあればそれに諦めなきゃいけないものもついてくることを話しているかも知れません。永遠の若さを手に入れたけれでも、誰にでも話せないで自分ひとりでその秘密を守りながら寂しい人生を生きていかなければならない。でも、女の人が一番美しくなれるときは自分が愛する人に愛されるときではないかと思いました。もし自分に誰にも理解されないことが起きたとしても、自分がもう若いときとは違ってしわくちゃの顔になったとしても自分の事を愛してくれる人のそばにいられること。それが本当の幸せではないかと思いました。
ブレイク・ライヴリーがとにかく美しすぎる。色っぽくて素敵でした。様々なアクシデントから歳を取らなくなった彼女が、どういう結末を迎えるか気になっていましたが、ラストの「老い」を感じさせる終わり方がとても印象的で素敵でした。