ライオット・クラブの紹介:2014年アメリカ映画。イギリスの名門オックスフォード大学の中でも選ばれたエリートのみが入部を許される「ライオット・クラブ」に属する美しく気高く、そして腐った男たちの姿を二人の学生の視点から描いた作品です。
監督:ロネ・シェルフィグ 出演者:サム・クラフリン(アリステア)、マックス・アイアンズ(マイルズ)、ダグラス・ブース(ハリー)、サム・リード(ヒューゴ)、フレディ・フォックス(ジェームス)ほか
映画「ライオット・クラブ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ライオット・クラブ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ライオットクラブの予告編 動画
映画「ライオット・クラブ」解説
この解説記事には映画「ライオット・クラブ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ライオットクラブのネタバレあらすじ:起
イギリスの名門オックスフォード大学。そこには、数百年の歴史をもつと言われる会員制クラブ、その名も「ライオット・クラブ」があります。入会条件は超エリートの上流階級かつ現役会員に認められること、そして下劣で非常識な「儀式」を通過することで、2万人の中からたった10人しか入部することを許されないクラブです。クラブの出身者にはトップ官僚になる者など輝かしい将来を約束された者ばかりです。
ライオットクラブのネタバレあらすじ:承
ある時、クラブはメンバーの卒業により8人に減ってしまい、新たに向かい入れようとした会員候補の中には、元会長の弟であるアリステア(サム・クラフリン)と、裕福な家庭に育った誠実な男マイルズ(マックス・アイアンズ)がいました。「儀式」を経てクラブに加入を果たしたアリステアとマイルズは自分たちも特権階級の仲間入りを果たしたと大喜びです。クラブは二人の歓迎会を郊外のパブで開くことになりました。地元の中流階級が出入りしそうなこのパブにメンバー10人は正装をまとい、高級車で乗り付けてきました。
ライオットクラブのネタバレあらすじ:転
用意された特別な個室に入った10人は酒にまかせて悪ふざけをはじめます。金と地位さえあれば何だって許されるというメンバーはパブに娼婦を呼び、店の料理に文句をつけたり、権力者の息子であることを笠に着て店のオーナーや客を上から目線で罵りだしました。やがてメンバーの誰かがマイルズの交際相手ローレン(ホリーデ・グレインジャー)をパブに呼び出しました。彼らの目に余る横暴に嫌気が差したローレンは店から走り去っていきます。店が閉店した後も彼らの悪戯はさらにエスカレートし、コカインをキメては店の備品を次々と壊し始め、とうとう店を滅茶苦茶にしてしまいます。
ライオットクラブの結末
遂に堪忍袋の緒が切れたオーナーはメンバーを罵倒しますが、キレたメンバーはオーナーに暴行を加えて病院送りにしてしまいました。クラブのメンバーはマイルズ一人に全ての責任を追わせようとしますが、アリステアの爪からオーナーの皮膚組織が検出されたことから事態は発覚、アリステアは警察に連行されていきました。クラブは崩壊寸前に陥り、メンバーは退学こそは免れたものの処分待ち状態となります。彼女に振られてしまったマイルズはすっかりクラブに幻滅し、クラブを脱退し大学も辞めてしまいます。オックスフォードを追われたアリステアは叔父で保守党議員のジェレミー(トム・ホーランダー)と会い、将来の地位と今でもライオット・クラブのメンバーであるという保証をしてもらいました。
以上、ライオットクラブのあらすじと結末でした。
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