スコーピオン・キング2の紹介:2008年アメリカ,南アフリカ,ドイツ映画。アドベンチャー映画「ハムナプトラ」シリーズのスピンオフ第2作です。登場キャラクターである古代エジプトの王“スコーピオン・キング”ことマサイアスの若き日の闘いを描いています。
監督:ラッセル・マルケイ 出演者:マイケル・コポン(マサイアス/スコーピオン・キング)、ランディ・クートゥア(サルゴン)、カレン・デヴィッド(レイラ)、サイモン・クォーターマン(アリ)、トム・ウー(フォン)ほか
映画「スコーピオン・キング2」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「スコーピオン・キング2」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「スコーピオン・キング2」解説
この解説記事には映画「スコーピオン・キング2」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
スコーピオンキング2のネタバレあらすじ:起
皇帝に仕える精鋭部隊“ブラック・スコーピオン”の中でも一際勇猛果敢な戦士と呼ばれた父を持つ13歳の少年マサイアス(ピア・マレー)は、父のライバルである邪悪な魔術師サルゴン(ランディ・クートゥア)が父を呪い殺す様を目の当たりにしてしまいます。以来、サルゴンへの復讐を誓ったマサイアスは7年もの間、過酷な修行に耐え抜き腕を磨いていきました。若く逞しい戦士として成長したマサイアス(マイケル・コポン)は故郷に舞い戻り、ブラック・スコーピオンの一員となりました。しかし故郷では父の仇サルゴンが皇帝の座に就いており、魔術を使って圧政を敷き、暴虐の限りを尽くしていました。
スコーピオンキング2のネタバレあらすじ:承
サルゴンはマサイアスに忠誠の証として裏切り者を処刑するよう命じましたが、それは何とマサイアスの弟ノアでした。マサイアスはノアを助けようとしましたが、ノアは放たれた魔法の矢に倒れました。マサイアスは幼馴染のレイラ(カレン・デヴィッド)と共に脱走してエジプトに向かい、途中の船上でギリシアの詩人アリ(サイモン・クォーターマン)と出会います。闇に魂を売り渡し、強大な魔力を手にしているサルゴンを打ち破る唯一の方法は黄泉の国にあるという魔力を秘めた伝説の剣だとアリから聞かされたマサイアスは、目的地を変更して黄泉の国へ向かうことにしました。
スコーピオンキング2のネタバレあらすじ:転
ギリシアに渡ったマサイアス一行は、そこから黄泉の国を目指しますが、途中の“ミノタウロスの迷宮(ラビリンス)”で一行はミノタウロスの犠牲になった人々に出くわします。彼らの中にはマサイアスの父に仕えた兵士らも含まれていました。マサイアスは彼らの助けを借り、またフォン(トム・ウー)という東洋人の加勢を得てミノタウロスを倒しました。黄泉の国に辿り着いた一行はこの国を支配する女王アスタルテ(ナタリー・ベッカー)と対峙します。レイラはアスタルテに戦いを挑み、その隙にアリとフォンは剣を探して回りました。アスタルテはレイラを地獄へ突き落そうとしましたがマサイアスに救われ、剣を手に入れた一行は黄泉の国から脱出しました。
スコーピオンキング2の結末
故郷に帰還したマサイアス一行はサルゴンとの決戦に挑みます。途中でアリは剣を奪い、アスタルテから剣を取り戻すよう命じられていたサルゴンに渡しますがそれは偽物であり、本物の剣はマサイアスが持っていました。街中が戦場と化すなか、サルゴンは巨大なサソリの姿に変身、マサイアスと壮絶な死闘を演じますが、最後はマサイアスが伝説の剣を使ってサルゴンを倒しました。アスタルテはマサイアスに決して慈悲は与えないと告げますが、マサイアスはいつか彼女が迎え入れてくれるだろうと返しました。レイラの看病を受けて回復したマサイアスは、いつしか“スコーピオン・キング”になるため新たなる冒険の旅に出発しました。
この映画の感想を投稿する