映画「摩天楼はバラ色に」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
摩天楼（ニューヨーク）はバラ色にの紹介：1986年アメリカ映画。マイケル・J・フォックス扮する夢を抱いて田舎町からニューヨークへやってきた青年が、大企業のトップに躍り出るまでのサクセス・ストーリーを描いたロマンティック・コメディです。
監督：ハーバート・ロス 出演者：マイケル・J・フォックス（ブラントリー・フォスター）、ヘレン・スレイター（クリスティ・ウィルズ）、リチャード・ジョーダン（ハワード・ブレスコット）、マーガレット・ホイットン（ヴェラ・ブレスコット）、ジョン・パンコウ（フレッド・メルローズ）ほか
この解説記事には映画「摩天楼はバラ色に」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
成功者になる夢を叶えるため、大学卒業と同時にカンザスの田舎町からニューヨークへと移り住んだ青年ブラントリー・フォスター（マイケル・J・フォックス）。しかし、就職したばかりの会社をクビになり、その後も仕事探しに苦労したフォスターは、母・グレース（エリザベス・フランツ）の遠い親戚である大企業「ペンロープ・コーポレーション」の社長ハワード・プレスコット（リチャード・ジョーダン）の会社の門を叩き、何とかメールボーイの仕事を得ることに成功しました。その頃、フォスターは社内で、女性社員のクリスティ・ウィルス（ヘレン・スレイター）に一目惚れしていました。
フォスターはメールボーイの仕事を通じて会社の情報を掴み、クリスティが財務担当の重役でありことを知ります。そんなある日、フォスターはプレスコットの妻ヴェラ（マーガレット・ホイットン）の運転手を頼まれたことがきっかけで彼女にすっかり気に入られ、夫の浮気癖に手を焼いていたヴェラはフォスターの出世に力を貸したいと申し出てきました。その翌日、フォスターはたまたま空いていたオフィスに入り込み、かかってきた電話に出て勝手に相手に仕事の指示を与えてしまったことから、フォスターは会社の連絡体制の不備を突いて自ら存在しないはずの重役「カールトン・ウィットフィールド」になりすまし、やがてクリスティに接近する機会を得ることになりました。
この頃、ペンロープ・コーポレーションはライバル会社に買収されようかという局面を迎えつつありました。フォスターはウィットフィールドになりすましたまま会議に出席、守りの姿勢を取ろうとする重役たちに対して攻めの姿勢を貫くべきだと主張しました。しかし、ウィットフィールドに身の覚えのないプレスコットは彼をライバル会社のスパイだとみて、浮気相手でもあるクリスティに彼の様子を探るよう命じました。しかし、クリスティはひょんなことからフォスターと仕事と食事を共にし、急速に惹かれ合っていきました。
クリスティはプレスコットとの関係を精算する決意を固めました。一方、フォスターは何とか自分の正体がバレないよう逃げ切りを図っていましたがヴェラに関係を迫られているところをプレスコットに見られてしまいます。フォスターはヴェラの提案で、プレスコットが主宰するパーティーに出席することになり、プレスコットがクリスティに関係修復を迫る間ヴェラの相手をするよう迫られますが、フォスターはこの場を利用して招待客である財界の大物たちを味方に引き入れました。その後、クリスティはウィットフィールドの監視役をしていたことがフォスターにバレ、二人の関係は一時悪化しますが何とか和解、フォスターはクリスティとともにプレスコットらの会議に乗り込み、財界の支援を得てペンロープ・コーポレーションの株51%を買い戻したのみならずライバル会社までも買収したことを発表、ヴェラを会長の座に据えてプレスコットを解任、フォスターは晴れてペンロープ・コーポレーションの社長に就任、クリスティとの愛も手に入れました。
とにかく明るい気分になりたい時におススメの映画。
この絵に描いたサクセスストーリーが、いい意味で「アメリカ 」のパワー。
じっとしていないマイケル・J・フォックスが、とても輝いていて、
ナイトレンジャーの音楽も頭にこびり付いている。
コメディー映画として秀逸です。
バイトとして働きながら、ビジネスマンになりきって奮闘する姿は、みていてあきません。
社会の底辺にいながら、会社を乗っ取り大逆転する過程は、爽快感があります。