2005年アメリカ映画 監督:ケン・クワピス 出演: アンバー・タンブリン、アレクシス・ブレデル、ブレイク・ライヴリー、アメリカ・フェレーラほか
旅するジーンズと16歳の夏の紹介:アン・ブラッシェアーズの世界的な人気小説『トラベリング・パンツ』が原作。幼なじみの少女4人が初めて別々に過ごすことになった夏休みの体験を描く青春映画。
映画「旅するジーンズと16歳の夏/トラベリング・パンツ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「旅するジーンズと16歳の夏/トラベリング・パンツ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「旅するジーンズと16歳の夏/トラベリング・パンツ」解説
この解説記事には映画「旅するジーンズと16歳の夏/トラベリング・パンツ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
始まり:旅するジーンズと16歳の夏/トラベリング・パンツのあらすじ
ティビー、リーナ、カーメン、ブリジットの四人は、産まれる前から一緒にいた。四人は近い日にちに次々に産まれる、十六歳になる現在も仲良しで、よく行動を共にする。
そんな四人が、初めて別々に夏を過ごす事になった。別れる前、四人は洋服屋で、奇跡的に四人全員が穿けるジーンズと出会う。四人は夏の間このジーンズを代わり番こで穿くことにし、ジーンズにそれぞれの思い出を刻む事を誓い合った。
ティビー:旅するジーンズと16歳の夏/トラベリング・パンツのあらすじ
ティビーは夏中地元のスーパーマーケットでバイトをする事になっている、鼻ピアスの少女。両親が若く、年の離れた弟と妹がいる。四人だけ地元に残る事を恨み、自分の惨めな姿をドキュメンタリー映画にしようと思い付く。そんな時、バイト先で女の子が倒れたのを見付け、それがきっかけでその女の子と深く関わりを持つ事になる。
女の子の名前はベイリー。十三歳。白血病で、最期の時間を精一杯生きていた。
ベイリーに関わるうちに、ティビーの映画はベイリーのものになり、彼女はベイリーの死と直面する。
リーナ:旅するジーンズと16歳の夏/トラベリング・パンツのあらすじ
リーナはギリシャ人でとても美人だけれど、自分の殻にとじ込もっているリーナ。そんな彼女が初めて単身でギリシャに渡り、そこで恋をする事になる。
些細な事で知り合ったリーナとコストスだったが、祖父母同士の仲が悪く、二人は引かれ合うにつれ、関係を祖父母に秘密にするようになった。しかしそれも見付かってしまい、別れを迫られるが、リーナが自分の殻を破り祖父を説得し、最終的に結ばれる。
カーメン:旅するジーンズと16歳の夏/トラベリング・パンツのあらすじ
カーメンはグラマラスで、ママはプエルトリコ人。この夏は、離婚したパパの住む町を訪れたが、その家には既に父の婚約者を名乗る女性と彼女の二人の連れ子が一緒に住んでいた。カーメンは父親と二人で過ごすのを楽しみにしていたのに、父親は新しい奥さんと、連れ子に時間を割き、カーメンを二の次にする。
ある日カーメンが癇癪を起こし、母の元に帰る事になったが、ベイリーが瀕死の状態で不安な状態のティビーにアドバイスを貰い、父に電話で初めてパパへの不満と寂しさを吐露する。最後にはみんなの計らいで、トラベリング・パンツを穿いたカーメンが、パパの結婚式に出席する。
ブリジット:旅するジーンズと16歳の夏/トラベリング・パンツのあらすじ
ブリジットは背が高く、ブロンドの運動神経抜群の少女。子供の事に母が自殺している。彼女はメキシコのサッカーキャンプで夏を過ごす。そこで、コーチの一人を好きになり、激しくモーションをかけるも、振られて仕舞う。
いつもは元気な彼女がすっかり元気を無くし家に戻ると、地元にいたティビーとカーメンに、母の死がブリジットの心に影を落としていることを話し、またティビーとカーメンは優しくブリジットを慰める。ブリジットの部屋から犬がトラベリング・パンツを加えて持ち出した。後を追ってみると、コーチが自宅の側まで来ていて、「君が大人になったら、今度は僕が迎えに来る」と彼は語った。
夏の終わり:旅するジーンズと16歳の夏/トラベリング・パンツの結末
バラバラに過ごした夏だったけど、四人はそれぞれ経験した事をお互いに良く知っていた。そして、トラベリング・パンツは、四人の夏をすべて見てきたのだ。
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