スマーフの紹介:2011年アメリカ映画。真っ青なボディが特徴的な小人「スマーフ」が人間世界に迷い込んで、周りを巻き込んだ騒動を引き起こすドタバタコメディーです。ベルギー生まれの漫画が原作で、実写とCGアニメーションがミックスされた特異な作りになっています。パパ・スマーフの声を担当したジョナサン・ウィンタースは、撮影当時は既に俳優業から引退していましたが、制作側からの強い要望で復帰が実現しました。深みのある声が、パパ・スマーフの包容力あるキャラクターを作り上げています。また、映画「スタートレック」のチェコフ役で知られ、若くして事故死したアントン・イェルチンが、本作の鍵を握るクラムジーの声を担当しています。
監督:ラジャ・ゴズネル 声優:ニール・パトリック・ハリス(パトリック)、ハンク・アザリア(ガーガメル)、ジョナサン・ウィンタース(パパ・スマーフ)ほか
映画「スマーフ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「スマーフ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
スマーフの予告編 動画
映画「スマーフ」解説
この解説記事には映画「スマーフ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
スマーフのネタバレあらすじ:起
スマーフ達が暮らす村では、「ブルームーン フェスティバル」の準備に向けてリハーサルが行われていました。村の長パパ・スマーフは、スマーフを付け狙う魔法使いガーガメルが高笑いする横で、スマーフ達が檻に入れられている予言を見ます。クラムジーが龍の杖に手を伸ばしている姿もあり、予言を実現させまいとクラムジーにはスマーフ薬草を取りに行かないよう言い渡すのでした。しかし、パパ・スマーフの言いつけに背いたクラムジーは、ガーガメルに見つかり、秘密にしていた村にまで追いかけられてしまいます。ガーガメルから逃げる際に、立ち入り禁止区域に入ったクラムジーは、彼を止めようとする仲間と、異次元への入口に入ってしまうのでした。
スマーフのネタバレあらすじ:承
スマーフ達が着いた先はニューヨークでした。まだガーガメルが追いかけて来ることを知り、再度クラムジーが起こしたアクシデントによりパトリックとグレース夫妻のアパートに逃げ込むスマーフ達。最初は戸惑う夫婦でしたが、グレースは愛らしさに直ぐ打ち解け、パトリックも渋々ながら彼らを匿うことに承諾します。パパ・スマーフは、村に戻るために必要なのは、望遠鏡と「ブルームーン」を作り出す呪文だとして計画を立てます。望遠鏡を探しにおもちゃ売り場でガーガメルとやり合うスマーフ達。スマーフはなんとか望遠鏡を持ち帰り、ガーガメルは警官に捕まりました。
スマーフのネタバレあらすじ:転
パパ・スマーフが、望遠鏡を使って「ブルームーン」が起こる日を計算し、呪文が書かれた本を見つけることにしました。一方、パトリックは勤務先の広告制作にスマーフ達からインスピレーションを受けた「ブルームーン」を使う事を考えましたが、上司から承諾されないと考えて無難なものを選びます。最終的に送信する段階でクラムジーが誤ってパソコンを触り、ボツにした「ブルームーン」の広告が街中に使われ上司を怒らせてしまいます。スマーフ達のせいでクビになるかも知れないパトリックは激怒しますが、出て行く直前にグレースに諭され、本当に大切な事を見つけるのでした。
スマーフの結末
スマーフ達は、アンティークショップで、呪文が書かれている本(漫画「スマーフ」の原作)を見つけます。そこに牢を抜け出したガーガメルが乗り込みパパ・スマーフを捕まえてしまうのです。スマーフからエキスを絞ることで自分の魔術を強力にしているガーガメル。パパ・スマーフは、他のスマーフに村に帰るよう命令しますが、クラムジー達は逆に村から皆んなを呼び寄せ、パトリックの協力もあってガーガメルを征伐し、パパ・スマーフも無事救出するのです。スマーフ達は、パトリックとグレースにお別れをして村に帰り、ニューヨークで見た景色を再現しつつ、皆で村を再建するのでした。
この映画の感想を投稿する