ハッピーボイス・キラーの紹介:2014年アメリカ映画。その日ジェリーは上司にパーティの手伝いを命じられた。喜びを隠し切れないジェリーはすぐにカウンセラーに報告。今では会社にも打ち解け人並の生活を送っているジェリーだが彼には秘密があった。共に住むペットのネコと犬の言葉が分かるのだ。彼等の助言を受けながらある日ジェリーは意中の相手フィオナを食事に誘う。しかし二人の乗る車に鹿が突っ込んだ所で自体は急変する。「デッドプール」のライアン・レイノルズが送るサスペンスコメディ。
監督:マルジャン・サトラピ 出演:ライアン・レイノルズ(ジェリー・ヒックファン)、ジェマ・アータートン(フィオナ)、アナ・ケンドリック(リサ)、ジャッキー・ウィーヴァー(ウォーレン博士)、ほか
映画「ハッピーボイス・キラー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ハッピーボイス・キラー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ハッピーボイス・キラーの予告編 動画
映画「ハッピーボイス・キラー」解説
この解説記事には映画「ハッピーボイス・キラー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ハッピーボイス・キラーのネタバレあらすじ:家族
バスタブ工場で働くジェリーには変わった同居人がいた。犬のボスコとネコのMr.ウィスカーズだ。ジェリーには彼等の言葉がよく分かった。いつも優しいボスコと意地悪なMr.ウィスカーズ。その日も彼等はジェリーに話しかけた。何故だか彼等はジェリーの外の様子を知っている。意中の相手がいることも彼女とセックスできなかったことも。しかしある日ジェリーはその意中の相手フィオナに近づくチャンスを得た。雨の中彼女が立ち往生していたのだ。ジェリーは濡れたフィオナを車へと誘った。そして二人の乗った車はレストランへ向かうため動き出した。
ハッピーボイス・キラーのネタバレあらすじ:フィオナ
車内での会話が弾み次第に興奮してきたジェリーは運転がおごそかになっていた。そして気付いた時にはフロントガラスに鹿が突き刺さっていた。ジェリーの耳には鹿の声がはっきりと聞こえた。「殺してくれ」。彼はナイフを取り出し鹿の喉を切り裂いた。その様子を見たフィオナは驚いて車から飛び出してしまう。そんなつもりはないと追いかけるジェリーだが弾みで彼女の腹を刺してしまった。そして必死に謝りながら彼はフィオナを何度も刺し、ついには殺してしまう。
ハッピーボイス・キラーのネタバレあらすじ:生首
フィオナを連れ帰ったジェリーは家で彼女の身体を切り刻んだ。そして小さなタッパーに詰め積み上げた。彼女の頭だけは傷つけずそのまま冷蔵庫の中へとしまった。するとどこからともなく彼女の声が聞こえてきた。冷蔵庫を開けたジェリーにフィオナの生首が語り掛ける。「やってくれたわね」。さらに何を言い出すかと思えば彼女は友達が欲しいとジェリーに告げた。ジェリーにはそんな事をするつもりはなかった。しかしフィオナの生首と話している所を見られたら殺すしかない。ジェリーはたまたま家へと来ていた会社の経理の女性リサを殺してしまう。
ハッピーボイス・キラーのネタバレあらすじ:現実
フィオナもリサも姿を見せなくなり同僚のアリソンがジェリーの元を訪ねてきた。そして歯止めが効かなくなったジェリーは彼女も殺し、冷蔵庫の中には三人の生首が揃った。ジェリーは自分に恐ろしくなった。そしてカウンセラーに力を借りるため彼女を誘拐、自宅まで無理やり連れてきた。ジェリーの自宅を見た彼女はその様子に絶叫する。血だらけのテーブルにペットの糞まみれの床。そしてジェリーは彼女の目の前にフィオナを連れてきた。しかし彼女の目には死んだ女性の生首に見える。
ハッピーボイス・キラーの結末
しばらくするとパトカーのサイレンが聞こえてきた。警察が突入する頃にはジェリーはその場から逃げていた。しかし逃げる際に誤ってガス管を破壊、自宅は火に包まれてしまう。ジェリーは逃げることをやめた。そしてこのまま火に包まれて死んでしまおうと。彼には犬や猫、そして生首の声が自分の心の声だと気付いていた。それももう終わりにするのだ。彼は静に床に伏せた。
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