トゥームレイダーの紹介:2001年アメリカ映画。「トゥームレイダー」はゲームがもととなった実写アドベンチャー映画で主演のアンジェリーナ・ジョリーの出世作です。トレジャーハンターである主人公の女性が、亡くなった父の形見を見つけたのをきっかけに、時を支配できるトライアングルの秘密をとき明かしていき、それを狙う謎の組織と戦っていく物語です。遺跡や建物も見事ですが、アンジェリーナ・ジョリーの美しさは目を見張るものがあります。美しいだけではなく、強く賢い女性像を描いています。
監督:サイモン・ウェスト 出演:アンジェリーナ・ジョリー(ララ・クラフト)、ジョン・ヴォイト(クロフト卿)、イアン・グレン(マンフレッド・パウエル)、ダニエル・グレイグ(アレックス・グレグド)、レスリー・フィリップス(ウィルス)、ノア・テイラー(ブライス)、ほか
映画「トゥームレイダー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「トゥームレイダー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
トゥームレイダーの予告編 動画
映画「トゥームレイダー」解説
この解説記事には映画「トゥームレイダー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
トゥームレイダーのネタバレあらすじ:1.不思議な時計
主人公のララ(アンジェリーナ・ジョリー)は由緒ある家系のお嬢様ですが、トレジャーハンターとして活躍する考古学者でもあります。同じく考古学者で発明家のクロフト卿を父に持っていましたが、ララが幼い時に亡くなっていました。その頃、太陽系の惑星配列が一直線になる時に不思議な力を持つというものを手に入れるよう、ある秘密の組織では密談が行われていました。ある夜、ララはふとしたことから父が残した置き時計が惑星配列が一列になった時から動き出しているのを目にします。不思議な時計に魅了されたララは執事やトレジャーハンター仲間のブライス(ノア・テイラー)に時計を見てもらいます。ブライスに内視鏡で時計の中身を見てもらうと、中で綺麗な光を放っているのを見ます。フェイクである時計の外装を砕くと、中で美しい光を放っている瞳の形をした時計が出てきます。
トゥームレイダーのネタバレあらすじ:2.盗まれた時計
この時計に何が不思議な力があると考えたララは父の親友に時計のことを相談に行きます。父の親友は何も知らないと言いますが、その夜、ララの元に電話をかけてきて、ある人物が時計に詳しいからと弁護士のパウエル(イアン・グレン)を紹介されます。弁護士なのに時計に詳しいパウエルをララは怪しく思います。その夜、ララが住んでいるお城に何者かの武装集団が襲い時計が盗まれてしまいます。武装集団が去った後、死んだはずの父からララ宛に手紙が届きます。そこには暗号文が書いており、ララはその文を解読して父が残した本当の手紙を手に入れます。そこには「光のトライアングル」について書いており、この光のトライアングルには絶大な力があり、それをイルミナティという秘密結社が狙っており、その組織に渡してはならないと書いてありました。光のトライアングルは二つに分かれており、そのかけらを手に入れて「光のトライアングル」を悪の組織が手にしないよう守ってくれと書いてありました。ララは光のトライアングルを狙っているイルミナティの実働部隊のトレジャーハンターがパウエルだと睨み、時計を取り戻すために彼を追いかけます。
トゥームレイダーのネタバレあらすじ:3.トレジャーハンター対決~一つ目のかけら~
パウエル達は光のトライアングルのかけらを手にするためにタイの遺跡に乗り込んでいました。ララも遺跡に乗り込みます。遺跡には様々な仕掛けがありララは苦戦しますが、パウエル達よりも先をリードし、時計を奪い返します。光のトライアングルのかけらもパウエル達より先に手に入れます。光のトライアングルのかけらを手に入れると遺跡の仕掛けが動き、中の石像達が動き出し、ララやパウエル達を襲います。遺跡から抜け出しますが、時計はパウエル達に奪われてしまいます。そしてもう一つのかけらを求めてヴェネチアへ移動します。
トゥームレイダーのネタバレあらすじ:4.トレジャーハンター対決~二つ目のかけら~
ヴェネチアでパウエルと再会したララは、光のトライアングルは時を支配する力があり、亡くなった父親とまた暮らすことができると言われます。ララはその言葉に心が動き、パウエルと協力してもう一つの光のトライアングルのかけらを求めて、パウエル達と協力することにします。彼らはもう一つのかけらを求めてシベリアの奥地へと移動します。もう一つのかけらは雪山の奥地にあり、やはり様々な仕掛けがありました。次の惑星配列が一列になる時に光のトライアングルは力を発揮するため、時は迫っていました。そして配列が一列になる前に光のトライアングルのかけらを手にすることができました。パウエルは寸前のところで仲間のイルミナティ達も裏切り、光のトライアングルを独り占めしようと自分以外の者を殺そうとします。ララは仕方なくパウエルの言うことを聞いて、光のトライアングルの力を実行します。すんでのところでパウエルより先に光のトライアングルを手にします。
トゥームレイダーの結末:父への想いと彼女の決断
光のトライアングルの力を手に入れたララは生きている父親に会うことが出来ます。父と対面したララはこれまでのことを語り合いますが、父は自分に会うために光のトライアングルの力を使ったことを諌めます。父親とずっと居たいララでしたが、時を操ることは許されないことだと悟り、現実の世界へ戻ります。現実の世界へ戻る娘に、父はいつでもララと一緒だと言って送り出します。現実の世界へ戻ったララは友人を助けてパウエルと対決します。パウエルが実は父親を殺した事実も知ります。父の仇を討つためララは戦い、パウエルに勝つことが出来ました。ララは家に戻り、トレジャーハンターとしてまた活躍していくのでした。
以上、「トゥームレイダー」のあらすじと結末でした。
「トゥームレイダー」感想・レビュー
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お嬢様として育ってきた主人公ララはすごくしっかりした性格です。だからこそ女性なのにトレジャーハンターになれたのでしょう。トライアングルの力だけではなく、時を操り、父との再会も果たし、彼女は父のカタキもとりました。ララはとてもかっこよかったです。
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光を放つtriangleの時計、この時計を手にした者が世界を支配できると言う話。まさに、量子磁石の時計って事ね。残念ながら、その量子時計は既に破壊されている。
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この映画は、美しきトレジャーハンターと、彼女の持つ星座表を狙う秘密結社の攻防戦を描いている。
期待して観たのだが、脚本がまるでなってない。
元ネタが世界的なヒットを出したPCゲームなのに、無意味なカットが多すぎるし、話に全く魅力がない。アクションがメインになってしまい、宝探しはおまけ程度。
冒険物としては、面白さが全然感じられない。本来のゲームのコンセプトとは明らかに、はずれている。
せっかく主演のアンジョリーナ・ジョリーは、はまり役なのに残念だった。
アクロバットスタントをこなすララ(アンジェリーナ・ジョリー)が凄い!ものあるが、作りこまれた背景もまた素晴らしい。古代の時代を物語った作りに、行ってみたいと思ってしまうほど、良く作られている。ストーリーは亡き父の系譜を調べていくうちにある組織に狙われるようになっていく。組織と戦っている場面はハラハラドキドキが止まらない!父を殺した敵を倒し、エンディングを迎え、次回作があるような終わり方になるのが、またカッコイイ!いやエロカッコいい!