TOURISMの紹介:2018年日本, シンガポール映画。神奈川県大和市に住むフリーターのニーナが、抽選で当てた旅行券で、シェアハウスをしている仲間のスーとシンガポールへ飛ぶ。ところが、スーとはぐれ、スマホまでなくしていた…。『TOURISM』製作のきっかけを作ったシンガポール国際映画祭を含む世界各地の映画祭に招かれ好評を博した宮崎大祐監督の前作『大和(カリフォルニア)』に続いて遠藤新菜が出演。
監督:宮崎大祐 出演:遠藤新菜(ニーナ)、SUMIRE(スー)、柳喬之(ケンジ)ほか
映画「TOURISM」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「TOURISM」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「TOURISM」解説
この解説記事には映画「TOURISM」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
TOURISMのネタバレあらすじ:起・シンガポールに決定
神奈川県大和市でフリーターのニーナはスー、ケンジとシェアハウスをしている。スーはアルバイトをしながらファッションの勉強をしている。ケンジはブックオフとTSUTAYAのアルバイトをかけもちしているが、どちらでも本に関係する仕事をしている。工場で働いているニーナは地元が好きだが外の世界も見てみたいと思っている。
ニーナは世界中どこにでも行けるペア旅行券の抽選に当たった。ケンジが辞退してスーと二人で旅行に行くことに。スーがタブレットを使ってくじ引きをして行き先を決める。でもソマリアは内戦と疫病があるし、ホンジュラスは殺人が多いし、どちらもケンジに「日本に帰って来れないよ」と言われる。
そして三つ目のシンガポールなら安全ということになる。
TOURISMのネタバレあらすじ:承・スーがいない
ニーナとスーの二人で行く初めての旅行、そして二人にとって初めての海外だった。空港でも飛行機の中でもスマホでたっぷり撮影。シンガポールに着くとUberでタクシーを呼び出し、深夜の道をホテルへ。ニーナは、スーが少し英語を話せるのがわかる。
翌朝、ホテルを出た二人はスマホのSiriに一番人気の観光スポットを尋ねて行き先を決める。行った先はマーライオンの像。思ったより小さいねと話す二人。
二人はショッピングモール等を歩く。高島屋がある。ユニクロが日本のより大きいと話し、中華街で食事をとった後、世界最大の観覧車に行こうか、それとも忘れないうちにケンジへのお土産を買おうかという話に。ニーナが側にあるお店を見て、ケンジへのお土産を物色して振り向くとスーがいない。
TOURISMのネタバレあらすじ:転・スマホもない
スマホを取り出そうとするとスマホがない。さっき食事をした場所に行ってみたが食事をしたテーブルにはなかった。道を行く一人の女性を呼び止め「ホテル」と言うと、親切にもいっしょにホテルに行ってくれることになる。
電車の中でシンガポールでもNARUTOは人気がある、きゃりーぱみゅぱみゅも来た、SMAPも日本で人気があるよねといった話になる。そして電車を降りて、あなたのホテルはあっち、さようならと親切な女性はニーナと別れる。だがそこは残念ながら別の場所だった。
ニーナはインド系の人たちの商店などの並ぶいっそうエスニックな街をさまよい続ける。もう暗くなった。そこへ「だいじょうぶ?」と英語で話しかける男性があった。
TOURISMの結末:ハキムの一家
ニーナは青年ハキムと彼の両親や姉妹の住む家に暖かく迎えられる。夕食の時間。辛いものはだいじょうぶ?ときかれる。ご家族がイスラム教のお祈りをすると、日本のお祈りをきかれて「いただきます」を教える。ハキムのお父さんに指導されて手づかみで夕食を取った。
夕食後、ハキムにおもしろい所があると言われてついていく。そこはビルの屋上。シンガポールの美しい夜景が見える。そして男女二人組のミュージシャンの演奏に耳を傾けた。
その後、間もなくニーナはスーと再会した。フェイスブックを見たスーがハキムに電話して場所がわかったのだ。ニーナとスーの二人は、観覧車に行こう、まだやってるかなとおしゃべり。
以上、映画「TOURISM」のあらすじと結末でした。
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