お!バカんす家族の紹介:2015年アメリカ映画。チェビー・チェイス主演の「ホリデーロード」シリーズから30年、今度は成長した息子が家族を連れてバカンスの長旅に出発するが・・・。行く先々で災難に襲われるグリズワルド家の奮闘を描いたコメディ。
監督:ジョナサン・ゴールドスタイン、ジョン・フランシス・デイリー 出演:エド・ヘルムズ(ラスティ・グリズワルド)、クリスティナ・アップルゲイト(デビー・グリズワルド)、レスリー・マン(オードリー)、スカイラー・ギソンド(ジェームズ・グリズワルド)、スティール・ステビンズ(ケヴィン・グリズワルド)、クリス・ヘムズワース(ストーン)、ほか
映画「お!バカんす家族」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「お!バカんす家族」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「お!バカんす家族」解説
この解説記事には映画「お!バカんす家族」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
お!バカんす家族のネタバレあらすじ:家族でバカンスへ
小さな航空会社「エコノエアー」のパイロットをしているラスティ・グリズワルドは、大手航空会社のパイロットにバカにされながらも、仕事と家族を愛しながら幸せに暮らしています。しかし、二人の息子ジェームズとケヴィンはいつも喧嘩ばかり、毎年訪れていた丸太小屋への家族旅行も、実は妻はマンネリを感じていて、フランス旅行を楽しんできた友人に愚痴っているのを聞いてしまいます。ラスティは家族の絆を取り戻すべく、今年の夏の休暇は、子供の頃に父親が連れて行ってくれたテーマパーク「ワリーワールド」へ行くことに決めます。ワリーワールドへの長い旅のためにレンタカーを借りたラスティ。アルバニアのホンダことタータン社の「プランサー」は、ドアノブがカップホルダーだったり、灰皿が6つあったり、用途不明のボタンばかり付いている車で不安が募りますが、いざバカンスへ出発します。後ろに大型トラックが走っているのが見え、車に付いてた無線で呼びかけてみると応答がありました。すると、ケヴィンがふざけて失礼なことばかり尋ねたため、慌てて止めさせます。ラジオからラスティの大好きな曲「Kiss From A Rose」が流れてきて家族みんなで歌おうとしますが誰も歌ってくれず、一人で熱唱していると、さっきの大型トラックがクラクションを鳴らしながら不気味に追いかけてきます。限界までスピードを出しても追いつかれそうになり、加速っぽいウサギのボタンを押してみますが後ろのバンパーがポロリと取れただけ、今度はロケットのボタンを押してみますが、なぜか運転席の座席が一回転、車を急旋回させることを思いつくも失敗して横転してしまいますが、どうにか逃げ切ります。モーテルに着き、ジェームズは途中で見かけた可愛い女の子アディーナと遭遇し、言葉を交わします。
お!バカんす家族のネタバレあらすじ:妹夫婦の家へ
次の日、モーテルから出発して、ラスティの妹夫婦の家に寄ることにしますが、イケメンセレブの妹の夫が家族に大人気なのが面白くないラスティ。その前に人気スポットの温泉に行こうとしますが車が行列しています。ラスティが地元の人っぽい男性に知る人ぞ知る温泉の抜け道はないかと聞いて行ってみると、誰もいない穴場の露天風呂でした。4人で喜んで入っていましたが、そこは汚物だらけの未処理の下水ということに気付いて慌てて出ます。しかも、さっき道を教えてくれた男に車を荒らされていて、デビーの本以外すべて盗まれていたのでした。悪臭を漂わせながら妹夫婦の家に着き、リッチで幸せに暮らす二人のことを羨望の眼差しで見つめる妻と息子達。ラスティは張り合おうとしますが上手くいきません。特にデビーが妹の夫のストーンにドキドキしているのが分かってしまい、しかも、デビーは旅の途中で結婚指輪を失くしてしまった事で言い合いになります。妹夫婦の家から出発し、モーテルに泊まるとまたアディーナと遭遇したジェームズは恋に落ちていきます。
お!バカんす家族のネタバレあらすじ:災難続き
次の日、渓流下りに挑戦するグリズワルド家。しかし、ガイドが婚約者に捨てられて自暴自棄になり、流れが急で荒れ狂う川の方へ進んでしまい、滝に落ちる直前に命からがらボートから脱出します。車で出発するものの、すでに疲れ切った家族達がもう家に帰ろうと言い出したところで、またラジオから「Kiss From A Rose」が流れ出し、「旅を続けろってお告げだ」とひとりでゴキゲンのラスティ。しかし、車がガス欠になり、人気のない道で立ち往生してしまいます。車から出て途方に暮れている中、ラスティが車のリモコンキーの帽子のボタンを試しに押してみると、窓ガラスが砕け散り、次にマフィンのボタンを押してみるとエンジンがかかります。みんなで喜んだのも束の間、車は勝手に走り出してしまいます。慌ててもう一度マフィンのボタンを押すと、車は爆発してしまうのでした。
お!バカんす家族の結末:再出発
家族から「この旅は間違いだったと認めて。乗り気だったのはあなただけ」と責められ、ラスティも「失敗だ!家族の絆を望んだ僕がバカだ」と自分をなじり始め、国際線からの誘いを何度も断って、小さな航空会社にいるのも家族といたいからだと告白します。他の良い父親や夫を見つけろと言って去ろうとしますが、大型トラックがまた追いかけてくるのが見えて走り出すラスティ。ところが、トラックの運転手はデビーが落とした指輪を拾って追いかけてくれてた上に、トラックで送ると申し出てくれて、ラスティの両親の家まで乗せてもらうことになります。ラスティの両親の家に着き、これまでの旅の経緯を話して楽しいひと時を過ごしますが、ラスティはデビーが表紙カバーを替えて「あなたの結婚は破綻?」という本を読んでいたことを知り、愕然とします。ちょうどその時に部屋に来たデビーは、あなたは家族のため頑張ってくれてたのに、文句ばかりつけて感謝もせず・・と謝り、ラスティの目の前で本を捨てるのでした。ラスティは家族と共に家に帰るつもりでしたが、父親に家族旅行は大変なものだ、諦めるなと言われ、車を借りてもう一度ワリーワールドへ向けて出発します。無事にワリーワールドに着き、子供達も大喜び。ところが、大人気のジェットコースターが4時間待ちだった上に、やっと順番がきたと思ったら、いつもラスティをバカにしてくる大手のパイロットの一家がやって来て、プラチナ・パスを使って順番を横取りされてしまいます。家族同士で乱闘になりますが勝ち、ジェットコースターに乗ることができました。ゆっくりと高みに向かって上るジェットコースター。すると、ジェームズが「Kiss From A Rose」を歌い始め、家族みんなで一緒に歌います。ところが、ジェットコースターが逆さまの所で故障して動かなくなり、そのまま夜に。ワリーワールドでも散々でしたが、子供達は友人夫婦の元へ先に帰宅させ、ラスティとデビーはフランスへ向けて仲良く旅立つのでした。
以上、お!バカんす家族のあらすじと結末でした。
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