ビクター/ビクトリアの紹介:1982年アメリカ映画。オーデションに落ち、ホテルの部屋代も食べることすらままならない貧乏生活を送るソプラノ歌手ビクトリアがゲイのトディと知り合い女装歌手として売り出した事から始まる物語り。主演だけではなく、脇役の演技にも目が離せないショーも楽しめる笑いと恋の名作です。
監督:ブレイク・エドワーズ 出演:ジュリー・アンドリュース(ビクター/ビクトリア)、ジェームズ・ガーナー(キング)、ロバート・プレストン(トディ)、レスリー・アン・ウォーレン(ノーマ)、アレックス・カラス(スカッシュ)、ほか
映画「ビクター/ビクトリア」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ビクター/ビクトリア」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ビクター/ビクトリア」解説
この解説記事には映画「ビクター/ビクトリア」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ビクター/ビクトリアのネタバレあらすじ:起
1934年パリのアパートのその部屋でトディは男性とベッドを共にしています。店(クラブ シェ・ルイ)に行くとビクトリアがオーディションで見事なソプラノを披露していたが気に入られず店を後にします。店が始まり”トディの歌”そして歌の後、客をからかい乱闘になってしまい警察沙汰にトディは職を失ってしまいます。店を出たトディはレストランで食事をしているビクトリアを見かけ声をかけます。食事を共にして店を出た二人は雨に濡れてしまいトディの部屋で塗れた服を乾かすだけのつもりが洗った服が縮み一夜を過ごし良く朝トディの別れた彼の服を着たことからトディがビクトリアを男装させ、女装タレントとして一儲けする事を思いつきます。
ビクター/ビクトリアのネタバレあらすじ:承
女装タレントとしての初舞台は大成功を収め、観客の中には大きなクラブのオーナーのキングの姿があります。舞台が終った後もビクトリアに一目ぼれをしたキングはビクトリアが男であることを疑います。その夜キングは同じホテルに泊まっているビクトリアとトディがキスをして抱き合う姿を窓越しに目にして、嫉妬心からアメリカから連れてこられたノーマを抱こうとしますが上手く行きませんでした。ノーマの行動に飽き飽きしていたキングはノーマをアメリカに送り返します。キングはビクトリアとトディの帰宅前にホテルの部屋に忍び込みバスルームでビクトリアの入浴を目にします。
ビクター/ビクトリアのネタバレあらすじ:転
キングはビクトリアに自分のクラブへの高額での出演要請を依頼し、ディナーへ誘い帰りにクラブへ招待します。ビクトリアとトディが即興で歌を疲労しているとき店に入ってきた客と乱闘騒ぎになり、その中でキングはビクトリアを救い出し自然な流れで二人はキスを交わし、「男でも構うか」というキングの言葉にビクトリアは「男じゃないわ」と告げベッドを共にします。キングはビクトリアの嘘の姿と仕事を続ける事を嫌がりますが「あなたにもギャングを辞めてというわ、情夫はイヤですもの」「ギャングじゃない」とキングが言いますが「ギャングとギャングじゃないフリで商売してるのね」「何だか似てるわね、お互いフリをしてる」「いい関係じゃないわ」と寂しそうなビクトリア。ビクトリアが部屋に戻るとトディはキングのボディーガードのスカッシュとベッドにいました。ビクトリアとキングはデートを重ねますが二人は男同士でゲイだということで支障が出てきます。
ビクター/ビクトリアの結末
ビクトリアは考えた結果明日伯爵ではなくビクトリアでやがてキング夫人になる女だと発表すると言います。その時部屋にはビクトリアを女だと探る以前いたホテルの男が依頼した探偵がいて、会話を聞かれてしまっていたのです。キングにも問題がおきました。「共同経営者のサルが現れ、マフィアではホモは認められない」と言うのです。ビクトリアはサルとノーマが居る所に乗り込みノーマに自分が女だということを教えます。そしてショーが始まり一人の美しい女性がキングの横に座り、ショーが始まりビクトリアが紹介されます。今夜のビクトリアはスレンダーデは無く筋肉質、美声ではないがドタバタ劇で会場は大爆笑に包まれます。楽しげに笑うキングの横には女性に戻ったスレンダーな嘘の仮面を外したビクトリアの姿がありました。
この映画の感想を投稿する