映画「ヴァイラル」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ヴァイラルの紹介：2016年アメリカ映画。転校生のエマは友達にも恵まれ楽しい高校生活を送っていた。しかしそんなある日友達が突然倒れ吐血する。この時世界では謎の伝染病が蔓延しており、人をゾンビに変えてしまうという恐ろしい伝染病はエマの住む街へも広がりはじめていたのだった。
監督： ヘンリー・ジュースト アリエル・シュルマン 出演者：ソフィア・ブラック＝デリア（エマ）、アナリー・ティプトン（ステイシー）、トラヴィス・トープ（エヴァン）、コルソン・ベイカー（ＣＪ）、マイケル・ケリー（マイケル）、ほか
この解説記事には映画「ヴァイラル」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
父の仕事の都合で新しい街に引っ越してきたエマ（ソフィア・ブラック＝デリア）。大人しいエマと正反対で奇抜な姉のステイシー（アナリー・ティプトン）と共に平凡な学校生活を送っていたのだが、ある日の授業中、親友のグレイシーが突然吐血し教室から飛び出した。
後を追うエマは外で気を失っているグレイシーを発見する。近くにいた学生にグレイシーの様子を見させ助けを呼びに行ったエマ。その瞬間、再びグレイシーが吐血し、その血が男子学生の顔に付着してしまう。
この時、世界では原因不明の伝染病が蔓延しており、エマたちの越してきた街にもその伝性病が広がりつつあった。帰宅を余儀なくされたエマたち。父は、遅れてこちらへ向かっている母のいる空港に母を迎えに行くのであった。
この恐ろしい伝染病で学校は休校となり、政府からは外出禁止令が出た。しかしその夜、ステイシーに誘われパーティーへと向かったエマ。
エマのすぐ近くに住むエヴァン（トラヴィス・トープ）と楽しい時を過ごしていたのだが、突然パーティー会場に悲鳴が響き渡る。ステイシーと共に物陰に隠れたエマが見たのは、伝染病にかかりモンスター化した若者の姿だった。
襲われそうになったエマを助けたステイシーは吐血され、その血が目に入ってしまう。
翌日、ステイシーと共に夕食を食べているとエヴァンが助けを求め、エマたちの家に入ってくる。ドアスコープを覗くと、そこにはまたしても伝染病にかかった男がモンスターとなり恐ろしい形相をしていた。
護身用の銃で男を殺したステイシーは、突然倒れ込み吐血してしまう。ステイシーもまた伝染病にかかっていたのだった。
寄生中を成長させないため、ステイシーに食事を与えず部屋に閉じ込めたエマたち。麻酔を飲ませ寄生中を取り除くことに成功し、ステイシーの容態はよくなっていった。
しかし、翌日食糧棚から食べ物がすべてなくなっており、また、ステイシーもいなくなっていた。寄生虫は死んでなどいなかったのだった。
政府から、街から出るよう命令が来るのだが、ステイシーを見捨てることができないエマは、エヴァンと共に街を捜索するのだった。ステイシーを探すため、ある家へと足を踏みいれる。そこには伝染病にかかって姿を消した若者たちや、親友のグレイシーがいた。
襲われそうになるエマはある一室に身を隠す。そこに消えたステイシーがいた。ステイシーはモンスターになる前に自分を殺すようエマに銃を握らせる。拒むエマだったがモンスター化したステイシーが襲ってきたため、銃の引き金を引いてしまう。
そしてヘリの音が空から鳴り響く。政府はこれ以上感染者を増やさないために街を消滅させようとしていた。エマたちは爆弾が投下されるまえに敷地内のプールの中へ飛びこみ、難を逃れる。
街は炎に包まれ、建物は全て大破していた。歩いて街を出たエマたちは、店に貼られていた家族写真から、父と母が無事だということを知る。
乗り捨てられた車に乗り、エマとエヴァンは両親のいるワシントン州へと車を走らせるのだった。
以上、映画「ヴァイラル」のあらすじと結末でした。
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