私の奴隷になりなさいの紹介:2012年日本映画。サタミシュウ原作の同名小説を壇蜜主演で映画化した官能ドラマです。出版社に転職した男が先輩の美女社員に感化され、めくるめくSMと官能の世界に引きずり込まれていく様子を描いています。壇蜜は体当たりで演技に挑み、主題歌も担当しています。
監督:亀井亨 出演者:壇蜜(香奈)、真山明大(“僕”)、板尾創路(先生)、西条美咲(ミドリ)、杉本彩、古舘寛治ほか
映画「私の奴隷になりなさい」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「私の奴隷になりなさい」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「私の奴隷になりなさい」解説
この解説記事には映画「私の奴隷になりなさい」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
私の奴隷になりなさいのネタバレあらすじ:起
とある出版社に中途採用された“僕”(真山明大)は、配属先の部署で妖艶な魅力を放つ先輩社員の香奈(壇蜜)と出会い、一目で心を奪われました。歓迎会の席で“僕”は香奈にアプローチしようと声をかけ、彼女は単身赴任中の夫がいる既婚者だと知るのですが、“僕”はどうしても香奈を諦めきれずにアプローチを仕掛けました。最初のうちは全く相手にもされませんでしたが、やがて香奈の行きつけのバーで二人きりで飲むチャンスを得るまでにはこぎ着けました。その数日後、香奈から唐突に「今夜、セックスしましょう」とのメールが届き、“僕”は驚きを隠せないまま香奈の家に行きました。そこで香奈は意外な性癖を露呈してきたのです。それは、行為中はビデオカメラで常に自分の顔を映せというものでした。“僕”は言われるがままに香奈と一夜を共にしました。
私の奴隷になりなさいのネタバレあらすじ:承
それからというもの、“僕”は香奈と奇妙な関係を重ねていきました。二度目は香奈自らビデオカメラを持って“僕”の自宅を訪れ、“お口で処理”してきました。その後、香奈の家に招かれた“僕”は彼女がしばらく外出する間の留守番を頼まれたのですが、リビングにリボンがかけられたDVDが10枚ほどあるのを発見、好奇心から再生してみました。するとそこには、香奈が“先生”という人物とSMプレイに興じている様子が映し出されており、中には“僕”が撮影した映像も混ざっていました。やがて“僕”は香奈との関係を続けるうちに恋人にも去られ、仕事の方もやる気を失っていきました。
私の奴隷になりなさいのネタバレあらすじ:転
そんなある日、“僕”は香奈の行きつけのバーで、一見冴えなさそうな常連の中年男(板尾創路)に遭遇しました。この男こそ香奈と一緒にDVDに出ていた“先生”その人であり、先生は不満そうに愚痴をこぼしている他の女性客に声をかけては「1週間後には、あなたは必ず美しくなる」口説いていました。後日、香奈からメールをもらった“僕”は路線バスの車内で香奈と落ち合いました。そのバスには怪しげなリモコンを手にした先生も乗り込んでおり、“僕”は先生の横に座りました。先生はリモコンのスイッチを入れると、香奈のアソコに仕込まれていたバイブレーターが作動して香奈は感じ始めました。やがて先生は“僕”にリモコンを渡すと途中のバス停で降り、“僕”は引き続きリモコンのスイッチを押し続けていました。
私の奴隷になりなさいの結末
香奈は見悶えながらも、先生と出会ったあの日から今までのことを思い出していました。あの日、いつものバーで同僚への愚痴をこぼしていた香奈に先生が声をかけ「1週間で美しくなる」と誘ったのです。その後は来る日も来る日も先生に“調教”され続け、緊縛、目隠し、首輪、剃毛…繰り広げられるSMプレイを通じて次第に香奈は“奴隷”として覚醒していき、めくるめく官能の世界の虜になっていきました。実は“僕”が香奈と出会ったのも全て先生が仕組んだことであり、やがて“僕”と香奈、先生はひとつの部屋に集いました。「私の見ている前で香奈とヤってみなさい」と言われるがままに“僕”は香奈とのセックスに臨みますがどうしても上手くできず、代わりに先生が香奈と交わり始めました。“僕”は見悶え喘ぐ香奈を見続けていました。先生が去った後、香奈は“僕”に今でも愛しているかと問い、“僕”が頷くとこい言いました。「では、私の奴隷になりなさい」と。
以上、映画「私の奴隷になりなさい」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する