ウエストワールドの紹介:1973年アメリカ映画。アメリカ西部開拓時代・古代ローマ時代・中世ヨーロッパ時代を擬似体験できる超巨大施設「デロス」。弁護士のピーターとその友人ジョンはアメリカ西部開拓の荒野でバカンスを楽しむことに。ところが人間そっくりのロボットたちが次々に故障し始める…。
監督:マイケル・クライトン 出演:ユル・ブリンナー(ガンスリンガー)、リチャード・ベンジャミン(ピーター・マーティン)、ジェームズ・ブローリン(ジョン・ブレイン)、ノーマン・バートールド(中世の騎士)、アラン・オッペンハイマー(チーフ・スーパーバイザー)、ヴィクトリア・ショウ(中世の女王)、スティーヴ・フランケン(技術者)、ほか
映画「ウエストワールド」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ウエストワールド」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ウエストワールドの予告編 動画
映画「ウエストワールド」解説
この解説記事には映画「ウエストワールド」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ウエストワールドのネタバレあらすじ:起
ガンマンになりきり、荒くれ者たちと銃撃を楽しめる西部開拓時代、美男美女とともに美しい庭園を楽しめるローマ帝政時代、そして権力を欲しいままできる中世ヨーロッパ時代。アメリカの砂漠の真ん中に佇むアミューズメント施設「デロス」は富裕層のバカンスに人気でした。
人間そっくりに作られたロボットが、スリルと官能と支配欲を満たしてくれるのです。弁護士のピーター(リチャード・ベンジャミン)とその友人ジョン(ジェームズ・ブローリン)は、休暇がてら西部開拓時代でガンマンとしてバカンスを楽しむことに。
ウエストワールドのネタバレあらすじ:承
ジョンいわく、ロボットは熱を出さず、手のひらを見れば識別できると言います。酒場でいちゃもんをつけられ、「ガンマン406号」に立ち向かい、ピーターは見事勝利を収めました。さらにミス・キャリーの館で娼婦のロボットを買い、夜通し楽しみました。
これに気を良くしたピーターは無法地帯で大いに羽目を外します。その頃、運営を担当する技術者や博士たちはロボットの不具合に頭を悩ませていました。故障の頻度は増え、範囲が増えていく様はまるで人間が流行り病にかかったかのようです。
ウエストワールドのネタバレあらすじ:転
ある日、ジョンの目前に再び「ガンマン406号」が現れました。背後からのピーターの一撃で即死しましたが、ロボットの奇妙な現れ方を不審に思います。一方、中世ヨーロッパを楽しむ男性客の誘いを女ロボットが拒んだり、ロボット同士が不必要に喧嘩を行ったりするなど、故障はあからさまになってきました。
運営の制御が利かなくなり、すべてのパワーをシャットダウンしましたが、予備電源でロボットたちはまるで自我を持ったかのように客の殺害を始めます。
ウエストワールドの結末
三度復活した「ガンマン406号」によってジョンが殺害されました。ピーターは馬を使って荒野を走り、ガンマンの追跡から逃れます。ローマ帝政時代の美しい庭園も朽ち果てたロボットと人間の死体で埋め尽くされています。ピーターは運営のいる地下向かいますが、高熱と酸欠で運営の人間たちは亡くなっていました。
その背後をガンマンが追いかけます。一瞬の隙をついて硫酸を顔面にかけ、ガンマンは視力と聴力を失います。さらには火を放たれ、焼け焦げてしまいます。残ったのは砂漠に取り残された巨大な廃墟と死体、ロボットの残骸にたった一人の男だけでした。
以上、映画「ウエストワールド」のあらすじと結末でした。
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