ローラーガールズ・ダイアリーの紹介:2009年アメリカ映画。女優ドリュー・バリモアの長編映画監督デビュー作品。米国で1960年代から流行したローラーゲームを題材とした映画。母親のいいなりだった女子高生が、ローラーゲームに出会い新たな世界を知ったことで、自分の意思で人生を歩み出す青春ドラマ。
監督:ドリュー・バリモア 出演者:エレン・ペイジ(ブリス・キャヴェンダー)、マーシャ・ゲイ・ハーデン(ブルック・キャヴェンダー)、ドリュー・バリモア(スマッシュリー・シンプソン)、ジミー・ファロン(“ホット・タブ”・ジョニー・ロケット)、ダニエル・スターン(アール・キャヴェンダー)、アンドリュー・ウィルソン(レイザー)、アリア・ショウカット(パシュ)、ランドン・ピッグ(オリヴァー)、アリ・グレイナー(エヴァ・デストラクション)、カルロ・アルバン(バードマン)、ほか
映画「ローラーガールズ・ダイアリー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ローラーガールズ・ダイアリー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ローラーガールズ・ダイアリーの予告編 動画
映画「ローラーガールズ・ダイアリー」解説
この解説記事には映画「ローラーガールズ・ダイアリー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ローラーガールズ・ダイアリーのネタバレあらすじ:起・初めての自我
テキサスの小さな町で暮らす17歳の女子高生ブリス・キャヴェンダー(エレン・ペイジ)。彼女は「ミスコン入賞こそが娘の幸せ」という母ブルック(マーシャ・ゲイ・ハーデン)にうんざりしながらも逆らうことができずにいた。ある日、家族と一緒に買い物に行った先で偶然ローラーゲームのチラシを見ます。
後日ブリスは親友のパシュ(アリア・ショウカット)とともに隣町へローラーゲームの試合を見に行く。そこで彼女は女性たちが格闘技さながらに激しくぶつかり合う姿に魅了され、22歳と年齢を偽って弱小チーム“ハール・スカウツ”の入団テストを受け、家族に内緒で入団する。
ローラーガールズ・ダイアリーのネタバレあらすじ:承・充実した毎日
しかし血気盛んなメンバーは監督であるレイザー(アンドリュー・ウィルソン)の戦略を全く無視していたため勝つことができないでいた。
ブリスはレイザーの戦略が勝つため役立つと確信するが、勝ちを諦めていたメンバーはまともに取り合わない。次の試合でも好き勝手なメンバーに業を煮やしたレイザーは相手チームに自分の戦略を教える。レイザーの裏切り行為に怒るメンバーだったが、その戦略で相手チームが次々と点を取っていく様子に初めて勝ちを意識するようになり、後半でレイザーの戦略を実行したハール・スカウツは試合に勝つ。
一方でブリスはパーティで出会ったバンドマンのオリヴァー(ランドン・ピッグ)と恋に落ち、ゲームでの活躍、オリヴァーとの恋愛と充実した日々を送っていた。
ローラーガールズ・ダイアリーのネタバレあらすじ:転・自由の代償
試合に連勝したハール・スカウツは決勝戦で強豪ホーリー・ローラーズと対決することになるが、ブリスは決勝戦の日がミス・コンの日と同じだったことに気づく。
ある時ブリスは試合後に見回りの警官に年齢を聞かれた際、ホーリー・ローラーズのキャプテンに年齢を偽っていたことを知られてしまい、ブリスの活躍は単に若さからくる一時のものだと言われて打ちのめされる。その頃、ブリスを待っていたパシュは飲酒で補導されていた。
ローラーガールズ・ダイアリーの結末
家に帰ったブリスは、パシュの親から連絡を受けた母ブルックと父アール(ダニエル・スターン)にローラーゲームのことを知られていまい、スケートを取り上げられる。一方的に反対する両親に反発するブルックは家を飛び出す。
行く当てのないブリスはハール・スカウツのメンバー宅に泊めてもらうが、インターネットでオリヴァーのバンドツアーの様子を見ていてオリヴァーの浮気を知る。ショックを受けた彼女は家に戻ると両親にミスコンに出場すると約束する。メンバーから決勝戦に出て欲しいという電話にもブリスは応じなかった。
そしてミスコン当日。インターネットで娘がローラーゲームで活躍する姿を見た父アールがブルックを説得、ブリスは決勝戦の会場へ向かう。試合には負けたものの、メンバーは互いの健闘を称え合い、喜びに満ち溢れていた。試合を見ていたブルックも娘の決意を受け入れるのだった。
以上、映画「ローラーガールズ・ダイアリー」のあらすじと結末でした。
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