ワイルド・ワイルド・ウエストの紹介:1999年アメリカ映画。1960年代にアメリカで放映されていた人気テレビシリーズ「0088/ワイルド・ウエスト」を映画化したSFアクション西部劇です。南北戦争終結後の時代を舞台に、超巨大兵器「タランチュラ」で世界を征服しようと目論む悪党に、陸軍の軍人と連邦保安官のデコボココンビが立ち向かいます。
監督:バリー・ソネンフェルド 出演者:ウィル・スミス(ジェームズ・ウエスト)、ケヴィン・クライン(アーティマス・ゴードン、ユリシーズ・グラント(二役))、ケネス・ブラナー(アーリス・ラブレス)、サルマ・ハエック(リタ・エスコバー)、テッド・レビン(マグラス将軍)ほか
映画「ワイルド・ワイルド・ウエスト」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ワイルド・ワイルド・ウエスト」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ワイルド・ワイルド・ウエストの予告編 動画
映画「ワイルド・ワイルド・ウエスト」解説
この解説記事には映画「ワイルド・ワイルド・ウエスト」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ワイルド・ワイルド・ウエストのネタバレあらすじ:起
1869年、南北戦争終結直後のアメリカ・ウエストバージニア州。連邦陸軍のジェームズ・ウエスト大尉(ウィル・スミス)は、戦時中にニューオーリンズでの大虐殺に関与し「流血将軍」と呼ばれている南軍のマグラス将軍(テッド・レビン)の行方を追っていました。一方、連邦保安官のアーティマス・ゴードン(ケヴィン・クライン)も、別の罪でマグラスを追っていました。マグラスは各分野の優秀な科学者を次々と誘拐しているというのです。ある日、酒場でマグラスを追い詰めたウエストはゴードンと鉢合わせ、その間にマグラスに逃げられてしまいます。後日、ウエストとゴードンはグラント大統領(ケヴィン・クライン(二役))から呼び出され、マグラスから「合衆国政府を明け渡せ」という脅迫状が届いたことを明かすと、コンビを組んで捜査にあたるよう指示します。
ワイルド・ワイルド・ウエストのネタバレあらすじ:承
仕方なく手を組むことになったウエストとゴードンは、ニューオーリンズで行われる仮装舞踏会にマグラスが現れるという情報を得て、現地の会場に潜入します。そこでは、南軍の兵器開発に携わって来た天才発明家のラブレス博士(ケネス・ブラナー)がマグラスと密会していることを知り、ラブレスこそが事件の黒幕だと断定します。一方、ゴードンは捕らえられていたリタ(サルマ・ハエック)という女性を助け出します。リタの父であるエスコバー博士はラブレスらに捕らえられており、二人はリタと行動を共にするラブレスらの取引場所に向かいますが、マグラスは用済みとしてラブレスに撃たれ、既に虫の息でした。死にゆくマグラスから大虐殺の真犯人がラブレスであることを知った三人は、リタからラブレスが大陸横断鉄道の開通式に向かったと聞き、蒸気機関車「ワンダラー号」ですぐさま後を追います。
ワイルド・ワイルド・ウエストのネタバレあらすじ:転
しかし、途中でラブレスに気付かれた三人は罠にはまり、三人とも捕らえられてしまいます。ウエストとゴードンは何とか脱出、ラブレスのアジトがあるユタ州のスパイダー渓谷に辿り着きますが、彼らがそこで見たものは、蒸気機関で動く巨大クモ型兵器「タランチュラ」でした。ラブレスは「タランチュラ」に乗り込み、鉄道の開通式を襲撃して出席していたグラント大統領を拉致しようとします。ゴードンはグラント大統領に変装して本人を逃がそうとしましたが、二人ともに捕まってしまい、スパイダー渓谷に連れ去られてしまいます。アジトに帰り着いたラブレスは自らが世界を支配しようと目論み、グラント大統領に降伏を迫ります。
ワイルド・ワイルド・ウエストの結末
ようやくラブレスのアジトに到着したウエストはゴードンや科学者たちを助け出しますが、ラブレスはグラント大統領を連れて「タランチュラ」で逃げ出してしまいます。二人はゴードンが発明した空飛ぶ自転車に乗って後を追い、「タランチュラ」に乗り込みます。ゴードンがグラント大統領を助け出している間にウエストはラブレスと一騎討ちとなり、死闘の末に最後はラブレスを崖の底に叩き落として倒し、野望を阻止することに成功します。そして無事に鉄道の開通式を終えたグラントは、ウエストとゴードンをシークレット・サービスの捜査官に任命します。ウエストとゴードンはリタと再会し、一緒にワシントンに来ないかと誘いますが、実はリタの探していたエスコバー博士は父ではなく夫だったとわかり、唖然としたウエストとゴードンは「タランチュラ」に乗り、ワシントンへ向かっていきました。
ウィルスミスの映画の中でも個人的に好きな映画なのですが、周りに観た!という方がいないのでまさに知る人ぞ知る!とい映画です。
まず時代が南北戦争後なのにSF西部劇!男心をくすぐるメカやガジェットが盛りだくさん!
少しグロテスクな表現もありますが、基本テンポの良いコメディで感覚的にはMIBのようにコンビで難事件を解決!といった感じです。
特にウィルスミスが好きな方は一見の価値ありなのと、観た人にしか分からないSFと西部劇が融合した映画といった感じです!