プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたちの紹介:2024年イギリス映画。著作権切れのキャラクターを続々とホラー化するプロジェクト『ザ・ツイステッド・チャイルドフッド・ユニバース(プーニバース)』の第2弾であり、、ディズニーのアニメ映画として有名なA・A・ミルンの児童小説『くまのプーさん』をホラー化した『プー あくまのくまさん』(2023年)の続編です。自分たちを忘れてしまったクリストファー・ロビンに復讐するため悪魔と化したプーさんが新たな仲間たちと共に繰り広げる凄惨な殺戮劇、そして悪魔のプーさん誕生の秘密を描いていきます。
監督:リース・フレイク=ウォーターフィールド 出演:スコット・チェンバース(クリストファー・ロビン)、ライアン・オリバ(プーさん/ビリー・ロビン)、エディ・マッケンジー(ピグレット)、ルイス・サンタ(ティガー)、マーカス・マッセイ(オウル)、サイモン・キャロウ(キャベンディッシュ)、タルーラ・エヴァンス(レクシー)、トビー・ウィン・デイヴィス(アーサー・ギャラップ)、テレサ・バナム(マリー・ダーリン)、アレック・ニューマン(アラン)、テア・エヴァンス(ヘレン・“バニー”・ロビン)ほか
映画「プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち」解説
この解説記事には映画「プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたちのネタバレあらすじ:起
クリストファー・ロビンは少年時代に100エーカーの森で出会ったくまのプーさんやピグレットたちと出会い、友だちになりました。しかし、大人になったクリストファー・ロビンはプーさんたちの存在を忘れて森に行かなくなり、プーさんとピグレットは自分たちを見捨てたクリストファー・ロビンや人間に復讐すべく悪魔の怪物と化し、人間たちを次々と殺戮していきました。プーさんたちに命を狙われたクリストファー・ロビンは命からがら100エーカーの森を脱出、故郷のアッシュダウンの町に帰り着きました。
プーさんたちが引き起こした事件は「100エーカーの大虐殺」と呼ばれ、この事件を題材にした映画まで作られました。町の人々はクリストファー・ロビンの証言を全く信用せず、彼こそが事件の犯人ではないかと疑いの目を向けていました。
世間から孤立したクリストファー・ロビンは催眠療法士マリー・ダーリンのカウンセリングを受けていました。クリストファー・ロビンはプーさんの悪夢にうなされる一方、幼少期に双子の弟ビリー・ロビンが何者かに誘拐されて行方不明になった過去のトラウマにも苛まれていました。
プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたちのネタバレあらすじ:承
その頃、プーさんとピグレットは新たな仲間のフクロウのオウルと共に100エーカーの森の奥深くに潜伏していました。ある日の夜、事件を信じない3人組の女子大生が100エーカーの森に立ち入りました。プーさんはピグレットやオウルと共に女子大生たちを惨殺しました。オウルは森に人間が来るのを待ち構えるのではなく、直接アッシュダウンの町に乗り込んで殺戮しようとプーさんに持ちかけました。
警察は女子大生殺害の捜査を開始し、クリストファー・ロビンの幼馴染であるアランらハンター3人組が銃を手に100エーカーの森に乗り込みました。ハンターたちはピグレットを撃ち殺しましたが、プーさんたちによって次々と殺されていきました。生き残ったアランは辛うじて脱出しました。一方、警察はプーさんの家に立ち入りましたが、中に潜んでいたプーさんの仲間ティガーによって警察官が殺されてしまいました。
病院を訪れたクリストファー・ロビンはそこでプーさんたちの襲撃から生き延びた重傷のアランを見舞いましたが、そこで偶然にも病室の清掃員キャベンディッシュと目が合いました。クリストファー・ロビンはこのキャベンディッシュこそがビリーを誘拐した人物であることを思い出しました。
プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたちのネタバレあらすじ:転
クリストファー・ロビンはキャベンディッシュの自宅に乗り込み、ビリーやプーさんたちの件について問いただしました。キャベンディッシュはかつてマッドサイエンティストのアーサー・ギャラップ博士の助手として働いていたことを打ち明けました。
ギャラップ博士は動物の遺伝子を使った実験を行っており、キャベンディッシュに借金の返済と引き換えに実験材料としてアッシュダウン周辺の子供たちを誘拐してくるよう指示していたのです。ギャラップ博士はキャベンディッシュが連れてきた子供たちを人体実験の材料にしましたが、子供たちは実験に耐えきれずに死んでしまい、キャベンディッシュは子供たちの遺体を100エーカーの森に埋葬したのです。やがて子供たちは半獣半人のハイブリッドモンスターとして復活し、キャベンディッシュはギャラップ博士を殺害したこと、ビリーも誘拐された子供のひとりであること、そしてビリーはプーさんとして復活したことを打ち明けました。語り終えたキャベンディッシュは罪悪感から拳銃自殺を遂げました。
クリストファー・ロビンはプーさんたちがアッシュダウンの町を襲撃してくると人々に警告しましたが、誰も聞き入れようとはしませんでした。やがてプーさんはティガーやオウルと共に夜のアッシュダウンに乗り込み、次々と町の人々を殺戮していくとクリストファー・ロビンの両親を殺し、幼い妹のヘレン・”バニー”・ロビンを誘拐していきました。
プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたちの結末
プーさんたちは近所の倉庫で行われていたレイヴパーティーに乗り込み、次々と参加者たちを虐殺していきました。倉庫に駆けつけたクリストファー・ロビンはティガーを射殺し、バニーが誘拐されたことに気づきました。
クリストファー・ロビンは100エーカーの森でプーさんと対峙し、プーさんに向かってビリーの名を呼びました。プーさんは一瞬ビリーだった頃の記憶を思い出しましたが、クリストファー・ロビンを助けに駆けつけた幼馴染のレクシーに襲い掛かりました。クリストファー・ロビンは斧でプーさんを叩き殺しました。
プーさんたちの犯行を映した監視カメラの映像が警察の手に渡り、クリストファー・ロビンは自身の疑いが晴れました。バニーも無事が確認されました。その一方、生き残ったオウルはプーさん、ティガー、ピグレットの遺体を回収し、プーさんたちを蘇らせる方法を見つけてクリストファー・ロビンに復讐すると誓いました。物語は次回作にバンビ、ピーターパン、ピノキオが登場することを示唆して幕を閉じます。
以上、映画「プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち」のあらすじと結末でした。
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