悪魔のドアの向う側の紹介:1993年アメリカ映画。霊との交信に使われる“ウィジャ盤”で前の住人の霊を呼び出したヒロインが、その死の真相を突き止めると同時に自身の体を乗っ取られる恐怖を描くホラー。
監督:ケヴィン・テニー 出演:エイミー・ドレンツ、ラレイン・ニューマン、ティモシー・ギブス、クリストファー・マイケル・ムーア、ほか
映画「悪魔のドアの向う側」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「悪魔のドアの向う側」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「悪魔のドアの向う側」解説
この解説記事には映画「悪魔のドアの向う側」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
悪魔のドアの向う側のネタバレあらすじ:ヴィジャボード
画家を目指すたペイジは、恋人ミッチとの同居を解消し、新しい部屋に引っ越してきた。大家エレインの夫で管理人のジョナスは妙に親切すぎ、戸惑いを感じながらも広い部屋に満足していた。引越しが済んだペイジは部屋に“ウィジャボード”が残されているのを見つけ、興味本位でボードを使ってみると、ボードは“スーザン”という文字を示した。最初は半信半疑だったものの、無くなった書類のありかを言い当てられたことでペイジは徐々にボードにのめりこんでいく。
悪魔のドアの向う側のネタバレあらすじ:前の住人
ある日、別れに納得がいかないミッチがやってきてペイジが詰め寄られていると、そこへエレインの弟ラッセルが現れ、ミッチはしぶしぶ立ち去る。写真家だというラッセルに誘われて彼のモデルとなったペイジは、彼にスーザンのことを聞いてみると、スーザンはペイジの部屋の前の住人だったが、部屋代の変わりにジョナスと体の関係を持っていたという。エレインに知られる前に出て行ってもらったからどこかで生きているはずだと聞いてペイジは不思議に思う。その頃、アパートメントのボイラー室ではジョナスが謎の死を遂げていた。
悪魔のドアの向う側のネタバレあらすじ:忍び寄る死
ボードにのめりこむようになっていったペイジはエレインとラッセルにボードのことを話し、3人でスーザンを呼び出すがエレインらは信じない。警官であるミッチにスーザンの行方を調べてもらうが、彼女が部屋を出てからの痕跡は見つからず、ペイジはスーザンが殺されていると確信する。そしてボードが示した場所にスーザンの遺体があるというペイジの連絡を受けたミッチがその場所へ向かうが、途中車が制御不能になって事故を起こし、ミッチは重傷を負う。そしてその頃、エレインも工事現場近くで怪死していた。
悪魔のドアの向う側のネタバレあらすじ:肉体を求めて
そしてボードが示す単語からラッセルがスーザンを殺した犯人ではないかと思い至ったペイジは、ラッセルの仕事場へ向かう。ラッセルに危害を加えられることを恐れて暗室に閉じこもり、スーザンに助けを求めるペイジ。そこへ彼女を案じて後を追って来たミッチが現れる。ラッセルは自分を疑う2人に、スーザンはジョナスとの関係を知ったエレインに殺され、遺体はエレインとジョナスで始末したのだと話す。そしてボードに魅せられたペイジに危険が迫っていることを告げるが、既にペイジはスーザンに憑かれていた。
悪魔のドアの向う側の結末:取り戻した自我
暗室から出てきたのはペイジの姿をしたスーザンだった。彼女はもう一度生き直す体を求めていたのだった。スーザンはラッセルを殺すと、ミッチをも殺そうとするが、寸前でミッチはスーザンの中に残っているであろうペイジの意識に語りかけ、ペイジを呼び戻す。
スーザンは去り、ペイジはボードを捨ててミッチとともに部屋から退去するが、捨てられたボードは“YES”の文字を表していた。
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