ザンガディクスの紹介:1991年オランダ,アメリカ映画。不気味な神話と少女の初潮を絡めながら、邪神の恐怖を描いたホラー作品。母ビクトリアと共に暮らす13歳の少女エマリーは、夜毎見る悪夢に悩まされていた。7人の少年が殺人を犯し、その血を使って謎のシンボルを描くという気味の悪い夢だった。精神科医は、初潮がまだ来ていないことへの不安の表れだろうと診断する。同じ頃、悪魔学の権威ケラー教授はアマゾン奥地に住むマクチシュ族の貴重な資料を目にした。彼らの悪の神「ザンガディクス」には7人の息子がおり、彼らが実の妹に産ませた子は世界を永遠の闇にするという。ケラー教授はある精神科病院に収容された凶暴な七つ子こそがザンガディクスの息子だと考えた。ケラー教授がザンガディクスの企みを阻もうとする中、ついにエマリーが初潮を迎える。別題は「ザンガディクス/鮮血の悪夢」。
監督:ルドルフ・ヴァン・デン・ベルフ 出演者:エスミー・デ・ラ・ブレトニエール(エマリー・ルーカス)、モニク・ヴァン・デ・ヴェン(ビクトリア・ルーカス)、ケネス・ヘルディガイン(ケラー教授)、リック・バン・ウッフェレン(デグラフ)、オットー・スターマン(ヴェイダー・ケラー)ほか