映画「トリプルX：再起動」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
トリプルX：再起動の紹介：2017年アメリカ映画。前作から12年ぶりとなる新感覚スパイアクション映画のシリーズ第3弾は、第1作から15年ぶりに主演のヴィン・ディーゼルが復帰し、新たにシリーズに参戦したドニー・ウェンやサッカー界のスーパースター・ネイマールなども巻き込んでド派手なアクションを展開します。
監督：D・J・カルーソー 出演者：ヴィン・ディーゼル（ザンダー・ケイジ）、サミュエル・L・ジャクソン（オーガスタス・ギボンズ）、ドニー・イェン（ジャン）、ディーピカー・パードゥコーン（セレーナ）、アイス・キューブ（ダリウス・ストーン）ほか
この解説記事には映画「トリプルX：再起動」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
NSAエージェントのギボンズ（サミュエル・L・ジャクソン）は、とあるレストランでサッカー界のスーパースターにしてブラジル代表のネイマール（本人）を新たなエージェント「トリプルX」としてスカウトしようとします。そこに突然、上空から人工衛星が落下、レストランは爆破炎上しギボンズもネイマールも生死不明に陥ります。CIAは早速緊急会議を開いて人工衛星落下事件について話し合い、組織内の裏切り者が地球上空周辺に点在する全ての人工衛星を意のままに制御でき、地球上の指定した地点に自由自在に落下させることのできるコントローラー「パンドラの箱」を使用した疑いが指摘されますが、その会議の最中、謎の男ジャン（ドニー・イェン）とその一味が乱入、「パンドラの箱」を奪って逃走してしまいます。一方、死んだとされていた伝説の初代トリプルX、ザンダー（ヴィン・ディーゼル）は生きており、ドミニカ共和国でエクストリームスポーツに興じていました。
CIAエージェントのマルケ（トニ・コレット）はドミニカ共和国に飛び、ザンダーに対して強引に復職を迫ります。ザンダーはマルケが用意した特殊部隊の協力を拒み、新たに古くからの仲間である凄腕のスナイパーのアデル（ルビー・ローズ）、愉快なDJのニック（クリス・ウー）、ドライバーのテニソン（ロリー・マッキャン）を招集し、新たなチーム「トリプルX」を結成します。チームはまずロンドンに飛び、ザンダーの古くからの友人で天才ハッカーのエインズレー（ハーミオーネ・コーフィールド）の協力を得て、「パンドラの箱」を盗んだジャン一味がフィリピンのある島に潜伏していることを突き止めます。ジャン率いる「チーム・ゴースト」のメンバーは身体能力の高いセレーナ（ディーピカー・パードゥコーン）、タロン（トニー・ジャー）、ホーク（マイケル・ビスピン）と強者揃いです。
ザンダーは島のナイトクラブでジャンやセレーナと接触します。実はチーム・ゴーストもまたギボンズにスカウトされたエージェントだったのです。その時、ザンダーらはロシア軍の襲撃を受けます。ザンダーとジャンはそれぞれ水陸両用のバイクで脱出します。セレーナは「パンドラの箱」を破壊してザンダーのチームに合流します。しかし、今度はロシアの人工衛星が破壊され、マルケはセレーナの破壊した「パンドラの箱」は試作品であり、本体はCIAエージェントのアンダーソン（アル・サピエンザ）が陰謀のために握っていると断定します。ザンダーのチームとジャンのチームは互いに対立しながらもアンダーソンを追い、アンダーソンがギボンズ殺害に関与したことを突き止めます。アンダーソンはアデルの銃弾に倒れますが、「パンドラの箱」はマルケの手に渡ります。
マルケはザンダーを銃で撃ち、両チームを始末するために特殊部隊を送り込みますが、そこに長年行方をくらましていた二代目トリプルXことダリウス・ストーン（アイス・キューブ）が現れ、両チームの危機を救います。防弾チョッキを着ていたため一命を取り留めていたザンダーも駆け付け、チームは手を組んでマルケの陰謀に立ち向かいます。マルケが両チームの頭上へ人工衛星を落とそうと「パンドラの箱」操作する中、ザンダーとジャンは飛行機に乗り込み敵とバトルに。マルケは倒したものの衛星を止めることはできず、ザンダーは咄嗟の判断で飛行機と落下する衛星を衝突させ、地上へのダメージを阻止します。飛行機から脱出したザンダーとジャンは「パンドラの箱」を破壊します。その後、チームはギボンズの葬式に向かいましたが、そこにいたのは死んだはずのギボンズ本人とネイマールでした。二人はかろうじて生き残り、死を偽装していたのです。ネイマールを新メンバーに迎えた新生「トリプルX」は新たな任務に就くのでした。
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