陰謀のセオリーの紹介:1997年アメリカ映画。「唯一の記憶。それは彼女を守ること」というキャッチコピーで、あるニューヨークのタクシー運転手と司法省女性弁護士が、偶然、巨大な陰謀に触れてしまったことから、生命の危機に陥っていく様子を描いたサスペンス映画です。
監督:リチャード・ドナー 出演:メル・ギブソン(ジェリー・フレッチャー)、ジュリア・ロバーツ(アリス・サットン)、パトリック・スチュワート(Dr.ジョナス)、シルク・コザート(エージェント・ロウリー)、ほか
映画「陰謀のセオリー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「陰謀のセオリー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「陰謀のセオリー」解説
この解説記事には映画「陰謀のセオリー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
陰謀のセオリーのネタバレあらすじ:1.プロローグ:ジェリー・フレッチャーという男
ニューヨークの流しのタクシー運転手“ジェリー・フレッチャー”は、お客にいつも、国家や世界には陰謀があるという都市伝説まがいの話をしていました。ジェリーは過去の記憶をほとんど失っていましたが、「司法省の女性弁護士“アリス・サットン”を守る」ということだけの記憶がありました。それでジェリーは日課として、アリスが家でウォーキングマシンで汗を流している姿を、こっそりとタクシーの中から双眼鏡で覗き見たりしては安心していました。ジェリーは異常なほど用心深く、家に帰るのも、わざわざアパートの屋上まではしごで登り、そこから家に帰っていました。また家のドアにはいくつもの鍵をかけ、冷蔵庫にも鍵をかけていました。彼は好物のタピオカを食べながら、全新聞に目を通し、陰謀めいた記事を見つけては、その見出しにマークをしていき、その記事を切り取り、ファイリングし、『陰謀のセオリー』として、独自のニュースレターを発行・発送していました。
陰謀のセオリーのネタバレあらすじ:2.司法省女性弁護士“アリス・サットン”との出会い
アリスは、数年前に連邦裁判所判事の父を殺され、その未解決の事件をしつこく調べようとしていました。アリスはその事で上司から苦言を呈されていました。ジェリーはある日、アリスの職場にアポなしで入って行き、彼女に面会を求め、警備員から追い出されそうになりました。今回で8回目になるジェリーの姿を見て、もう居留守は使えないと思ったアリスは、思い切って彼と面会することにしました。ジェリーは独自の「NASAが地震兵器で合衆国大統領を殺そうとしている」という説を、アリスに説明してきました。ジェリーはアリスの部屋で、初めて彼女が乗馬をしている写真を見て、彼女が乗馬をしていたことを知りました。アリスは、ジェリーを少し変わっていると思いましたが、不思議と憎めず、今度来るときは先にアポを取るように言いつけました。ジェリーはそれに頷き、アリスをデートに誘いますが、ふられて帰りました。
陰謀のセオリーのネタバレあらすじ:3.拉致、尋問されたジェリー
その日、ジェリーがタクシーを流していると、水道管の工事現場に遭遇しました。そこでジェリーはある黒コートの男を目にし、その男が政府ナンバーの車に乗って行くのに目を奪われました。何かあると不審に感じたジェリーはその車の写真を撮り、追跡しました。その車は刑事裁判所前で止まり、男はその中に入って行きました。ジェリーはその男の後をつけました。ジェリーはロビーのフロア表示板を見ました。そのとき、監視カメラに映ったジェリーの顔を見た警備員は「奴です!ロビーに来ています」と直ぐに誰かに報告しました。何も知らないジェリーはフロア表示板を見て、CIAのオフィスがあることを見つけると、そのビルを出ました。警備員は電話をかけた相手から指示を受け、ジェリーを追跡し、彼を確保すると強引に車に乗せて、どこかに連れ去って行きました。ジェリーはどこか分からない部屋に入れられ、車椅子に縛りつけられ、ある男に尋問されました。その男は「誰に話した?」「我々の秘密だよ」とジェリーに問い詰めてきましたが、ジェリーは答えず、近付いてきたその男の顔に噛み切り、腹を蹴って、車椅子に乗ったまま逃走しました。その途中、追ってきた男2人を訳も分からないうちに偶然、倒して、ジェリーは外のトラックの荷台に乗り、脱出しました。そこは「ジャーメイン・O・ニコルズ精神病院」でした。
陰謀のセオリーのネタバレあらすじ:4.錯乱し入院したジェリー
ジェリーはその足で、アリスの職場に駆け込みました。ロビーで2人の警備員に取り押さえられながら、ジェリーはアリスに何かを訴えようと必死でした。ジェリーはついに銃を抜き、警備員を脅しました。尋常ではないジェリーの姿を偶然見たアリスは、驚き、彼の話を聞きに近付きました。錯乱状態になりながらもジェリーは、アリスに謎の集団に拉致、拷問され、相手の鼻を噛み切って、逃げて来たと説明しました。ジェリーは、アリスに膝枕され、子供のようにようやく落ち着きました。アリスはジェリーのために救急車を呼びました。翌日、精神病棟に入院したジェリーは単なる睡眠薬の注射でも極端に嫌がり、パニック状態になりました。そこにアリスが面会に来ました。アリスはジェリーに昨日遭った出来事について、優しく問いかけましたが、ジェリーは「カルテを変えてくれ。奴らに殺される」と訴えました。アリスは「また明日の朝来る」と言い、睡眠薬で眠っていくジェリーを見て、立ち去りました。ジェリーの手には手錠がかけられベッドに拘束されていました。その病室には入れ墨の男が同じように手錠をかけられ眠っていました。
陰謀のセオリーのネタバレあらすじ:5.CIAの精神科医・ジョナス、現る
翌朝、ジェリーの面会に行ったアリスは、誰かが遺体で運ばれている様子を見て驚きましたが、それはジェリーと同じ病室の入れ墨男でした。安堵したアリスは「あなたを連れてこい」と言われた警備員に呼ばれましたが、その前にジェリーに面会に行きました。ジェリーはアリスがカルテを変えてくれたと思い、「君は命の恩人だよ」と感謝しました。アリスはジェリーに「下でCIAが遺体を見たがっているそうなの」「ただの偶然よ。カルテは変えてないわ」と言い残し、病室を出ました。アリスはロウリーFBI捜査官と下で会い、彼の案内でCIAが遺体を検死している部屋に入りました。ロウリーはアリスに「彼はCIAの精神科医でジェリーを知っている」と紹介しました。その精神科医は遺体を見ると「別人だ」と言いました。アリスは「ジェリーは…」と言い出すと、鼻にバンソコウを貼った男が「何だね」と振り向きました。アリスは目を見張り、驚きました。アリスは「この鼻は犬に噛まれた」と言うCIAの精神科医・ジョナスと共にジェリーのもとに向かいました。アリスは密かにジェリーの妄想と思っていた話は真実かもしれないと感じていました。その頃、ジェリーは心臓発作のふりをして、病院から脱走しようとしていました。そこに、偶然、アリスたちは遭遇しました。医師ジョナスとロウリーはジェリーの後を追いましたが、ジェリーは近くに身を隠していました。脱走するジェリーを、アリスは見逃しました。ジェリーは必死に病院から抜け出そうとしましたが、洗濯物シュートで警備員に見つかりました。ジェリーはそこで警備員を押し倒し、シュートから逃げようとしましたが、手錠が外れずに逃げられませんでした。アリスはジェリーを信じ、倒れた警備員から鍵を取り、彼の手錠を外して、彼を逃がしてあげました。アリスはジョナスに呼ばれ、院内食堂で、ジェリーが語った「NASAが大統領を殺そうとしている」という話をしました。ジョナスはジェリーがアリスを選んだ理由を聞きますが、アリスは明確に答えませんでした。アリスはCIAに精神科医がいることに疑念を抱き、ジョナスがしている“ハーバード”の指輪に目をとめ、逆に「真実って何でしょうね」と彼に問いました。ジョナスは「人を自由にするものだよ」と答えました。
陰謀のセオリーのネタバレあらすじ:6.襲撃を受けたジェリーとアリス
その夜、路駐で反則切符を切られたアリスが車に乗ると、後部座席にジェリーが密かに乗り込んでいたので、驚きました。アリスはジェリーの案内で、彼の隠れ家に行きました。アリスは異常なほど用心に用心を重ねているジェリーの家に始めは戸惑いましたが、色々見ているうちに馴染んで来ました。ジェリーはアリスに自分が狙われた原因として、自身が発行している『陰謀のセオリー』の今年の第3号を渡しました。そこには「スペースシャトルと地震の秘密」「オリバーストーンとブッシュの関係」などが書かれていました。アリスはジェリーに自分を狙うジョナスたちのことを聞こうとしますが、彼は「奴ら」としか呼びませんでした。その時、ジェリーが用心のために仕掛けておいた音がなりました。するとジェリー宅に催涙ガス弾が打ち込まれ、襲撃に遭いました。ジェリーはアリスを庇いながら、用心のために仕掛けておいたものに火をつけ、これまで収集してきたファイルなど全てを燃やし、脱出口から逃げ出しました。ジェリーはアリスと逃げつつ、火を放って行きました。アリスはその炎の中で、壁にある自分の乗馬姿の絵に目を奪われました。ジェリーは「ここに来る前からあった」と言い、消防士に変装しアリスを担いで、途中、ジョナスたちとすれ違いながらも堂々とアパートから、逃げ出しました。「あなたは誰?」と問うアリスに、ジェリーは「用心深い男さ」と言いました。現場に入ってジョナスは、脱出口から部屋に入り、その壁に描かれていたアリスの乗馬姿の絵を発見しました。ジョナスは、直ぐに部下たちにアリスの詳細な調査を命じました。
陰謀のセオリーのネタバレあらすじ:7.『陰謀のセオリー』購読者の不可解な死
アリスはジェリーを家に連れて行きました。ジェリーはアリスの家にも関わらず、用心深く、色々な所をチェックしました。アリスはジェリーに自分の乗馬姿の大きな絵について尋ねましたが、ジェリーはアリスと父の写真に目を留め、話をそらしました。ジェリーは、アリスが毎日、ウォーキングマシンで汗を流していることを言うと、アリスは彼が毎日、自分を覗いていたことに憤り、彼を責めました。そして、アリスはジェリーを家から追い出しました。ある日、追い出されたジェリーは、アリスを監視している車を発見し、その車に密かに近寄り細工をしました。その頃、アリスは、ジェリーが発行している『陰謀のセオリー』に彼が狙われる理由が潜んでいると推理し、購読者を調べ、電話で調査し始めました。すると購読者たちの5人中4人が、この24時間以内に不可解な死を遂げていました。困惑するアリスのもとに、花束が届けられてきました。それについていたカードのメッセージを読み、アリスはそのメッセージ通りに動き、バスに乗りました。アリスは知らぬ間に、ジョナスの部下たちに盗聴、監視されていました。彼らはアリスの乗ったバスを追いましたが、ジェリーの仕掛けた罠で、パトカーに止められるハメになりました。ジェリーはアリスの乗ったバスに乗り、アリスから購読者たちの不可解な死を知らされ、自責の念にかられました。ジェリーは全て奴らの仕業と言い、アメリカ1の大富豪の死も溺死ではないと言いました。そして、ジェリーはアリスを7丁目の地下鉄の駅に連れて行き、ここで大富豪は殺されたと主張しました。ジェリーはそう言うと、アリスに「愛しているよ」と突然言い、古風な言い方でプロポーズしたかったと「君は魔法のようだ」と歌の一節を引用してきました。アリスはジェリーに「愛してなんかいない」と諭すと、ジェリーは言葉を詰まらせ、地下鉄に乗って去って行きました。
陰謀のセオリーのネタバレあらすじ:8.アリスの父を殺したのはジェリー?
ジェリーの乗った地下鉄を見送ったアリスは、携帯電話で連絡を受け、マンハッタンの刑事裁判所ビルの「企業合併国際基金」の事務所に行きました。そこにはジェリーの『陰謀のセオリー』の購読者で生死不明のヘンリー・フィンチがいました。アポなしで飛び込んだジェリーの前に現れたのは、なんとジョナスでした。ジョナスはアリスに、自分はかつてCIAで普通の人間を洗脳して暗殺者にする「MKウルトラ計画」に属していて、1973年に公的には中止になったが、極秘裡に自分は研究し続けたと語り始めました。そして、ジョナスはアリスに、誰か黒幕に研究を盗まれ、ジェリーはその被験者の一人であると告げました。ジョナスは黒幕を暴くにはアリスの協力が必要だと言い寄りました。そして、ジョナスは、ジェリーは人を殺していると言うと、1枚の写真を出しました。それを見たアリスは驚きました。それは自分と父と愛馬の写真でした。それを持っているのは、父とアリスだけでした。ジョナスはこの写真はジェリーの貸金庫から見つかったと言い、暗にアリスの父を殺害したのは、ジェリーであると語りました。アリスは涙を流し、悲嘆に暮れ、愕然としました。
陰謀のセオリーのネタバレあらすじ:9.ジェリーの告白を信じるアリス
ある日、ジェリーは司法省のアリスへピザの宅配にメッセージを添えて送りました。アリスはそれを受け取り、メッセージを読みました。そのジェリーからのメッセージには「大事な話がある」と待ち合わせの時間と場所が書かれていました。そこにはジョナスもいました。ジョナスはジェリーから黒幕の情報を得るために、アリスに協力を依頼しました。上司は反対しましたが、アリスは協力することにしました。アリスはメッセージ通りに動きました。そこにジェリーが車でやって来て、アリスを乗せて走り去って行きました。ジョナスたちはジェリーの車を追跡しました。アリスの持っていたピザの箱には追跡装置と盗聴器が仕掛けられていました。車中でアリスはジェリーに「大事な話って何?」と聞きましたが、彼は言葉で説明できないと答え、「クイーンズ」というキーワードを言いました。ジェリーはアリスの不審な様子に追跡されていると感じ、クイーンズボロ橋で急に車を止め、アリスを連れだし、偶然路肩に駐車していた車を乗り換えました。その時、ジェリーはある工場の光景に目を奪われましたが、車を走らせ、ジョナスたちの追尾を振り切りました。ジェリーは自分の過去の失われた記憶を取り戻すため、最も古い記憶が残るコネチカットのアリスの父・サットン判事が死んだ現場へ向かいました。アリスは密かに車に搭載されていた電話で、ジョナスたちに自分たちの居場所を逆探知できるようにしました。深夜、アリスはジェリーが自分の父の家に向かっていることに気付きました。ジェリーは「曲はここから聞こえる」と意味深な言葉を口にしました。ジェリーはアリスをサットン判事が死んだ現場に連れて行きました。記憶のないジェリーに、アリスは「あなたは父を殺した」と激昂し、責め立てました。ジェリーは必死に失われた記憶を思い出そうとし、限られた記憶を辿りアリスに「君を…、お父さんを殺しに裁判所に行った。そこで洗脳されたせいだ。…銃を持って入った。でもできなかった。君を見たからだよ。…俺がしくじれば、ジョナスは別の奴にその仕事をさせるだろうと思った。だから、俺は決めたんだ。君のお父さんを守ってやろうって。その時、銃を突きつけられ。…俺は殺してない。…友達になったんだ。…お父さんのコーヒーは旨かった。それに記憶を取り戻す手助けもしてくれた。…俺が来たときにはお父さんは虫の息だった。もうちょっと早ければ、すまない」と語りました。ジェリーは次第に思い出し、アリスの父がジョナスの陰謀を世間に暴露しようとし、ジョナスの部下の工作員に暗殺されたと話しました。そして、ジェリーは「お父さんは死ぬとき、君を心配していた。財布から写真を取り出して、写真を預かって、それからずっと君を見守ってきた」と語りました。彼の目に嘘はありませんでした。アリスはジョナスの話を信じました。
陰謀のセオリーのネタバレあらすじ:10.ジェリーは無実と確信したアリス
その時、ジョナスたちが急襲してきました。ジェリーはジョナスに拉致され、一緒に来ていたアリスの上司はジョナスの部下に殺されました。それを見たアリスは走ってジョナスたちの追っ手を振りきり、逃走しました。ジェリーはジョナスに拘束され、薬物を注射され、ジョナスに「薬が効けば、自分がアリスを殺したと思い込む。彼女は死んだ」と言われました。その頃、アリスはFBIのロウリー捜査官に連絡し、ジョナスがいた「企業合併国際基金」の事務所に連れて行きました。しかし、そこはもう蛻の殻でした。アリスは銃でロウリーを脅し、「あなたは何者?」と聞きました。ロウリーはジェリーを囮にジョナスをおびき出し、彼の暗殺組織を洗い出すことが目的で動いていました。ロウリーはアリスに協力して、ジェリーを探そうと提案しますが、ジェリーが無実だと確信したアリスは拒否し、単身でジェリーの居場所を突き止めに行きました。
陰謀のセオリーのネタバレあらすじ:11.ジェリー、死す
アリスはジェリーの隠れ家に行き、壁の絵を観察し、父を殺した真犯人を確認し、一枚の工場の絵に目に留めました。そこはクイーンズボロ橋から見えた工場の風景でした。アリスはその場所に急行しました。そこは工場でなく「ジャーメイン・O・ニコルズ精神病院」でした。そこに入るとジェリーの口癖「ジェロニモ」と書かれた服がありました。アリスはここにジェリーが監禁されていると確信しました。アリスは病院の職員を買収し、ジェリーのうめき声を聞き、彼の監禁場所を突き止めました。アリスはその職員にロウリー捜査官に電話するように依頼し、ジェリーのもとに向かい、彼を見つけ出しました。ジェリーはアリスに幸運のキスを求めました。アリスは戸惑いながらも、ジェリーにキスしました。そこに、ジョナスたちが現れました。ジェリーからの連絡を受けたロウリー捜査官たちも、そこに辿り着いていました。ロウリー捜査官たちは、ジョナスの部下たちと銃撃戦をし、突入しようとしていました。全ての黒幕がジョナスと知ったアリスは憤り、ジョナスに飛びかかりましたが、逆に殴り倒されてしまいました。それを見たジェリーはジョナスに飛びかかりましたが、ジェリーはジョナスに銃で撃たれてしまいました。それを見たアリスは銃でジョナスを撃ち殺しました。撃たれたジェリーはアリスに抱かれ、「愛しているよ」と呟き、虫の息で病院に連れて行かれました。
陰謀のセオリーの結末:エピローグ:ジェリー、アリス、新たなる旅立ち
数日後、アリスはジェリーの墓に行き、バッジをそこに置き、涙を流し、悲しみに暮れました。アリスは暫く会っていなかった愛馬を見つけ、笑顔で愛馬に乗り、走っていました。死んだことになったジェリーは、そんな彼女の姿をこっそり見て、安堵し、FBIの証人保護下でジョナスの陰謀を暴くまで協力することにしました。アリスは愛馬に乗っていると、その鞍にジェリーの墓に置いたはずのバッジが付いているのを、見つけました。アリスは、ジェリーは生きていると確信し、笑顔で馬を走らせました。
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