キングコング2の紹介:1986年アメリカ映画。1976年のリメイク版の続編で、前作の事件から10年後を描いています。前作で死んだはずのキングコングは実は昏睡状態で生き長らえており、人工心臓を得て復活を遂げ、恋人のレディコングと共に暴れ回ります。
監督:ジョン・ギラーミン 出演者:リンダ・ハミルトン(エイミー・フランクリン)、ブライアン・カーウィン(ハンク・ミッチェル)、ジョン・アシュトン(ネビット大佐)、ピーター・マイケル・ゴーツ(アンドリュー・インガーソル)、フランク・マラデン(ベンソン・ヒューズ)ほか
映画「キングコング2」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「キングコング2」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「キングコング2」解説
この解説記事には映画「キングコング2」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
キングコング2のネタバレあらすじ:起
1976年、ニューヨークの世界貿易センタービルから墜落したキングコングは死んだと思われていましたが、実はジョージア州アトランティック大学の研究所で昏睡状態のまま生き長らえていました。事件から10年後の1986年、エイミー博士(リンダ・ハミルトン)ら研究チームは700万ドルの巨額を費やした巨大人工心臓を移植してキングコングを蘇らせようとしていましたが、肝心な輸血用の血液がないことに頭を抱えていました。時を同じくして、ボルネオ島を探検していたミッチェル(ブライアン・カーウィン)という男はメスのキングコング、通称レディコングに遭遇します。
キングコング2のネタバレあらすじ:承
島の原住民の協力でレディコングを捕獲したミッチェルは大学に連絡を入れ、売ってやってもいいと交渉を持ち掛けます。商談は成立、麻酔薬で眠らされたレディコングは大学に運ばれ、心臓移植手術は無事終了、キングコングは復活を遂げます。しかし、人工心臓に慣れないキングコングは鎮痛剤を打たれて絶対安静状態とされていましたが、レディコングの存在に気付いてしまうと檻を突き破り、倉庫に幽閉されていたレディコングを連れ出すとジョージア山脈の山奥へと逃げ込んでいきました。翌日、キングコングらを捕獲するため軍隊が出動、エイミーとミッチェルも捜索を開始します。やがてエイミーとミッチェルはハネムーン峠という場所で2匹のコングを発見、仲睦まじく接する光景を目撃します。
キングコング2のネタバレあらすじ:転
その直後、ネビット大佐(ジョン・アシュトン)率いる軍隊のへリコプターが毒ガスを散布し始め、ひるんだキングコングは谷底に突き落とされ、レディコングは捕獲されて軍の格納庫に囚われます。軍は引き続き行方不明になったキングコングの捜索を続行しますが結局見つからず、そのまま数ヶ月が経過しました。ある時、エイミーはレディコングが妊娠していることを知ります。一方、山では突然キングコングが姿を現し、捕らえようとしたハンターを次々と倒しながらレディコングの救出に向かっていました。
キングコング2の結末
エイミーとミッチェルがレディコングを軍の格納庫から逃がしてあげようとしたその時、キングコングが現れ、レディコングを助け出すと軍の施設から逃走しました。ネビット大佐は生け捕りにせよとの軍上層部の命令を無視してキングコング抹殺のため軍隊を出動させます。やがてある農村に辿り着いたレディコングは、エイミーとミッチェルの見守る中ベイビーコングを出産します。キングコングはレディコングとベイビーコングを守るため軍隊に闘いを挑み、満身創痍になりながらも戦車を次々と蹴散らし、ネビット大佐を仕留めますが、遂に軍隊の集中砲撃の前に力尽き、息を引き取ります。その数ヶ月後、ボルネオ島のジャングルに落ち延びたレディコングとベイビーコングは仲睦ましく遊んでいました。
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