メガ・シャークVSグレート・タイタンの紹介:2015年アメリカ映画。巨大サメ「メガ・シャーク」が暴れ回るB級モンスターパニック映画シリーズの第4弾です。今回は、メガ・シャークは旧ソ連が開発した巨大人型兵器「グレート・タイタン」と対決します。
監督:クリストファー・レイ 出演者:イリアナ・ダグラス(アリソン・グレイ)、エイミー・ライダー(モイラ・キング)、パトリック・ボーショー(セルゲイ・アブラモフ)、アーネスト・L・トーマス(タイタス・メリー)、ブロディ・ハツラー(ジョシュア・デイン)ほか
映画「メガ・シャークVSグレート・タイタン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「メガ・シャークVSグレート・タイタン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
メガ・シャークVSグレート・タイタンの予告編 動画
映画「メガ・シャークVSグレート・タイタン」解説
この解説記事には映画「メガ・シャークVSグレート・タイタン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
メガ・シャークVSグレート・タイタンのネタバレあらすじ:起
前作の巨大サメ「メガ・シャート」とサメ型兵器「メカ・シャーク」との死闘から1年後。アメリカ海軍の潜水艇2隻は、大西洋で違法採掘をしているロシアのトロール船「タイディリアム号」を発見、警告します。しかし、タイディリアム号は1年前に倒したはずのメガ・シャークの稚魚を採取していました。やがて稚魚は急激に成長し、「新メガ・シャーク」として進化を遂げます。メガ・シャークは尾びれでタイディリアム号をブラジル・リオデジャネイロの市街地まで吹き飛ばします。アメリカ軍は直ちにミサイルを撃ち込んで反撃しますが攻撃は効かず、潜水艇2隻はメガ・シャークによって沈められます。その頃、ウクライナ・チェルノブイリでは、CIAの捜査官キング(エイミー・ライダー)が、テロリストたちが超エネルギー「レッド・マーキュリー」の裏取引を追跡していました。現場を押さえたキングが踏み込もうとした時、冷戦時代に旧ソ連がアメリカとの決戦に備えて開発していた巨大人型兵器「グレート・タイタン」が蘇り、テロリストを踏み潰して動き出しました。
メガ・シャークVSグレート・タイタンのネタバレあらすじ:承
アメリカ軍はメガ・シャークの襲来を受けて急遽対策会議を招聘、海洋生物学者アリソン(イリアナ・ダグラス)は、可能な限り人類にダメージを与えないようにメガ・シャークを電磁波で誘導して倒す案を提示、タイタス提督(アーネスト・L・トーマス)と海洋生物学者ジョン(ジェフ・ハッチ)は多少の犠牲を払っても核爆弾を投入してメガ・シャークを殲滅する案を出します。この会議を盗聴していた「デインテック社」のデイン社長(ブロディ・ハツラー)はメガ・シャークを研究のため生け捕りにしたいとアリソンに持ち掛けます。その頃、キングは同じくレッド・マーキュリーを追っていたスペンサー捜査官(エドワード・デルイター)と組み、暴走を始めたグレート・タイタンを止めるべく設計者セルゲイ(パトリック・ボーショー)の行方を追います。一方、メガ・シャークはスペインのジブラルタル海峡を進み、グレート・タイタンはウクライナ南部を進撃、互いの存在を知らぬまま少しずつ接近しようとしていました。
メガ・シャークVSグレート・タイタンのネタバレあらすじ:転
アメリカ軍は爆弾を搭載したザトウクジラをメガ・シャークに差し向けますが作戦は失敗、クジラは米軍戦艦に放り投げられて大爆発を起こし、米軍は大ダメージを受けます。その頃、アリソンとデインはキングやスペンサーと合流し、グレート・タイタンの存在を知ります。一行は設計者セルゲイを訪ね、グレート・タイタンのコントローラーが黒海地下の研究所にあることを突き止めますが、その直後にセルゲイはテロリストにより殺害されます。一方、アメリカ軍は核ミサイルの投入を決意、タイタス提督はミサイル発射のボタンを押して自決しますが、デインが咄嗟に機械をハッキングして発射を中止し、核ミサイルの爆発を回避します。そして遂にメガ・シャークとグレート・タイタンが会いまみえ、激しい死闘が始まりました。
メガ・シャークVSグレート・タイタンの結末
メガ・シャークとグレート・タイタンが闘いを繰り広げるなか、キングとスペンサーは黒海地下の研究所からグレート・タイタンのコントローラーを入手しますが操作方法は難しく、機械に強いデインがグレート・タイタンの操縦をすることになります。実はデインの狙いはメガ・シャークではなく、グレート・タイタンを手に入れることでした。デインはメガ・シャークにレッド・マーキュリーを差し込み、そしてメガ・シャークをも操り始めて遂に本性を現し、世界各国の主要都市に攻撃を仕掛けると宣言します。ドイツ、ロシア、ウクライナ、アメリカは戦闘機を出撃させますがメガ・シャークとグレート・タイタンの敵ではなく、なすすべもなく撃墜されていきます。アメリカ軍は、人工衛星から光線を放って両者を殲滅させるプランを打ち立てますが、グレート・タイタンはメガ・シャークを振り回して宇宙まで飛ばして人工衛星に当て、軌道をずらして光線を回避します。しかし、宇宙から落下したメガ・シャークの背中のレッド・マーキュリーが外れ、もはやだれにも止められないメガ・シャークはグレート・タイタンを攻撃、両者は海底の奥深くに沈んで自爆しました。これで世界は平和を取り戻したかに見えましたが、エーゲ海の奥深くでは次々とメガ・シャークの稚魚が生まれていました。
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