シュレックの紹介:2001年アメリカ映画。外見は醜いけれど、心の優しい怪物シュレックが、お姫様と恋に落ちて結ばれる、ドリームワークスのラブ・ファンタジー。シュレックとドンキーの友情も見どころの心温まる作品です。
監督:アンドリュー・アダムソン ヴィッキー・ジェンソン 出演者:シュレック(浜田雅功)、ドンキー(山寺宏一)、フィオナ姫(藤原紀香)、ファークアード卿(伊武雅刀)ほか
映画「シュレック」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「シュレック」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
シュレックの予告編 動画
映画「シュレック」解説
この解説記事には映画「シュレック」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
シュレックのネタバレあらすじ:初めての友達
シュレックは、森の中に住む怪物です。人からは、恐ろしい怪物だと恐れられていましたが、実際はとても優しい心を持つ怪物でした。1人で気ままに暮らしていたシュレックに、おしゃべりで慣れなれしいロバのドンキーが現れ、しつこく付きまとってきます。友達のいないドンキーは、シュレックと友達になりたいと思っていたのでした。
シュレックのネタバレあらすじ:ファークアード卿との取引
シュレックが家でご飯を食べていると、おとぎ話の登場人達が家の前に押し寄せていました。彼らは、ファークアード卿に住処を追い出され、仕方なく沼にやってきたのでした。シュレックは、ファークアード卿に、彼らを元の場所に住ませてもらえるよう交渉に行くと約束します。シュレックは、ファークアード卿から、フィオナ姫を監禁しているドラゴンと戦ってフィオナ姫を連れだすことができたら、沼地を返すという取引を提案されます。そして、シュレックとドンキーは、フィオナ姫を助けだす旅に出たのでした。
シュレックのネタバレあらすじ:惹かれあう2人
シュレックはフィオナ姫を無事助けることに成功します。シュレックのことを、自分を助けに着た運命の人だと思ったフィオナ姫は、兜をかぶっていたシュレックに、姿を見せて欲しいと頼みます。フィオナ姫は、シュレックが怪物だったことにすっかり落胆してしまいます。しかし、シュレックの隠された優しさに触れるうち、フィオナ姫は、シュレックに惹かれていきます。シュレックもフィオナ姫を好きになります。
シュレックの結末:呪いが解けたとき
フィオナ姫には秘密がありました。昼はお姫様の姿をしていますが、夜は怪物の醜い姿になってしまう呪いをかけられていたのでした。そして、フィオナ姫が本当の姿を取り戻すためには、運命の人とキスをしなければならないのでした。ファークアード卿とフィオナ姫は、結婚することになりました。フィオナ姫の結婚式に乗り込んだシュレックに、フィオナ姫は自分の怪物の姿を見せます。シュレックは怪物の姿をしているフィオナを見ても、変わらず愛していると伝えます。運命の人シュレックとキスをしたフィオナ姫では、怪物の姿のままでした。フィオナ姫の本当の姿は、怪物の姿だったのでした。
「シュレック」感想・レビュー
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吹き替え版で視聴したのだが、吹き替え版の声については、かなり好みが別れるところだろう。
個人的には浜ちゃんの声は気にならなかったが、どうしてもあの関西弁が嫌だという人は、多数いると思う。フィオナ姫の藤原紀香は、下手といえば下手だが、浜ちゃんやドンキー役の安心して聞ける山寺宏一の声にごまかされて、気にならなかったように思う。
ストーリーとしては、まずおとぎの国のキャラたちが可笑しい。
みんなが知っているピノキオや白雪姫、7人のこびとが出てくるのだが、どうみても「おとぎの国」というイメージではない。
つまり可愛くない。シュレック自体も、食事が気持の悪いゲテモノばかりだし、美しい姫と信じていたフィオナ姫自体も変である。
綺麗な声で小鳥と一緒に歌うシーンがあるのだが、小鳥さんが、それも青い鳥が——-。私としては、声に微妙な難点はあるかもしれないが、あまり気にならなかった。
全体的に皮肉っぽく出来上がっていて、面白かったと思う。
恐い怪物だと思わていて友達のいなかったシュレックに、友達になろうとまとわりつくロバのドンキーがファンキーで可愛かったです。フィオナ姫の本当の姿がシュレックと同じだったことに少し驚きました。でも2人はお似合いだと思います。