シュガー&スパイス 風味絶佳の紹介:2006年日本映画。山田詠美の小説『風味絶佳』を原作とする作品。恋をはじめて知った青年のほろ苦い初恋と失恋を描いたラブストーリー。オアシスが、楽曲を提供した初めての邦画ということでも話題となりました。
監督:中江功 出演者:柳楽優弥(志郎)、沢尻エリカ(乃里子)、高岡蒼甫(乃里子の元彼)、夏木マリ(グランマ)ほか
映画「シュガー&スパイス 風味絶佳」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「シュガー&スパイス 風味絶佳」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「シュガー&スパイス 風味絶佳」解説
この解説記事には映画「シュガー&スパイス 風味絶佳」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
シュガー&スパイス 風味絶佳のネタバレあらすじ:ガソリンスタンドでバイトを始めた志郎
高校生の志郎は、気の合う友人に囲まれて高校生活をエンジョイしていましたが、そんな楽しい生活も終わりが近づいていました。高校卒業後、友人達は進学しましたが、大学に行くことに意義を見出せなかった士郎は、大学に進学せず、ガソリンスタンドでアルバイトをする道を選択します。両親が大反対する中、志郎の選択を応援してくれたのは、いつも味方になってくれるグランマでした。
シュガー&スパイス 風味絶佳のネタバレあらすじ:乃里子との出会い
志郎の働くガソリンスタンドに、アルバイトとして乃里子が入ってきます。志郎は、乃里子のことが気になり始めます。そして、志郎のアプローチの結果、少しずつ2人の距離は縮まっていきます。ある日のこと、キスをしようとした志郎を、乃里子は拒みます。乃里子は、元彼のことが忘れられないのでした。元彼のもとに、家の合鍵を返しに行く乃里子に志郎はつきそいます。
シュガー&スパイス 風味絶佳のネタバレあらすじ:恋を知った志朗
元彼と別れた後、志郎と乃里子は結ばれます。2人で過ごす時間は増え、志郎にとって、乃里子はかけがえのない存在となっていきます。しかし、突然、乃里子の前に元彼が現れます。もう一度やり直そうという元彼を、乃里子は拒むことができませんでした。乃里子は、まだ元彼のことが好きだったのです。元彼と乃里子はよりを戻し、乃里子は志郎の前から姿を消してしまいます。志郎は、姿を消した乃里子のことを信じて待ち続けます。
シュガー&スパイス 風味絶佳の結末:恋の教訓、シュガー&スパイス
そんな志郎をグランマが慰めます。いつまでも乃里子を待ち続けていないで、もう諦めろとグランマは志郎に言います。ガソリンスタンドを辞めた乃里子から、志郎あてに置手紙が残されていました。その手紙には、士郎に対する感謝の気持ちと、別れの言葉が綴られていました。グランマは、士郎に、女の子と付き合う時は優しいだけではだめだと教えます。バスに乗っていた志郎は、キャラメルを落とし、女の子に拾ってもらいます。新しい恋の幕開けを感じさせるラストで物語は幕を閉じます。
志郎と乃里子のラブストーリー。作中の二人のラブラブなシーンは観ていてとても幸せな気持ちになります。志郎と乃里子が最後は結ばれるかなと思いきや、志郎が振られてしまいますが、
最後には志郎が次の恋の一歩を踏み出して、頑張れよと応援したい気持ちになりました。