ドラゴン・タトゥーの女の紹介:2011年アメリカ映画。スウェーデン作家、スティーグ ラーソンの大ヒット小説、ミレニアムの第一部、ドラゴンタトゥの女をハリウッドでリメイクした作品で、セブンなどの映画で知られるデヴィッドフィンチャーが制作しました。
監督 :デヴィッド・フィンチャー 出演:ダニエル・クレイグ(ミカエル・ブルムクヴィスト)、ルーニー・マーラ(リスベット・サランデル)、クリストファー・プラマー(ヘンリック・ヴァンゲル)ほか
映画「ドラゴン・タトゥーの女」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ドラゴン・タトゥーの女」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ドラゴン・タトゥーの女の予告編 動画
映画「ドラゴン・タトゥーの女」解説
この解説記事には映画「ドラゴン・タトゥーの女」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ドラゴン・タトゥーの女のネタバレあらすじ:ミレニアムと暴露記事
スウェーデンにて、ミレニアムという雑誌を刊行している雑誌社の編集者、主筆でもあるミカエルは悪徳企業家のハンスの暴露記事を書いたところ、彼から名誉毀損だと訴えられ、裁判所は60スウェーデンクローネもの損害賠償金をミカエルに払うよう、命じました。
ドラゴン・タトゥーの女のネタバレあらすじ:ヘンリックの誘い
そのころ、ヘンリックという老人がリスベットというハッカーを使ってミカエルを詳細に調べ上げていました。ヘンリックはミカエルの優秀な才能を買って、あることを協力させようとします。その事とは、ヘンリックの一族に関する家族史を編纂すること、そして40年前に行方不明となってしまったヘンリックの姪であるハリエットの事件を解決することという二つでした。実はヘンリック宛に彼の誕生日になると、以前ハリエットが同じく誕生日に送っていた白い花が今でも送られていることから、ハリエットの行方不明の原因が一族の誰かにあるのではないかと疑問に感じていたのです。ヘンリックの提示する破格の金額の前に、ミカエルは彼にハンスに対する壊滅的な情報を私にくれたら協力してもいいだろうとヘンリックに言います。
ドラゴン・タトゥーの女のネタバレあらすじ:リスベットの復讐
リスベットは自分の後見人であるホルガーを訪ねますが、心臓発作を起こしており、後任の後見人としてニルスという弁護士に変わります。しかし、この弁護士は性格が曲がっており、リスベットを凌辱しようとします。それに怒ったリスベットは、逆に彼をひどい目に合わせ、タトゥを彼のお腹に掘ります。
ドラゴン・タトゥーの女のネタバレあらすじ:ミカエルとリスベットの協力
一方、ミカエルは彼のパソコンが何者かにハッキングされていることを知り、そのハッキングがリスベットからであることを確認、リスベットに対し、調査を一緒に行うよう要請します。リスベットはその要請を呑み、ハリエットの調査を開始します。彼らはハリエットが参加したパレードの写真で、彼女が何者かにおびえているのではないかと推測、そしてハリエットを見つけていた人物が、ヘンリックの弟であるマーティンであることに気づきます。
ドラゴン・タトゥーの女のネタバレあらすじ:マーティン
ミカエルは危険を顧みず、マーティンの屋敷へと侵入、何か証拠を探そうとしているときにミカエルがマーティンに襲われ、ミカエルは天井に吊るされてしまいます。そこでマーティンは数々の女性を殺したことをミカエルに自慢しますが、ハリエットは絶対に殺していないと激しく否定をします。そしてミカエルを窒息させようとしますが、そこにリスベットが現れ、マーティンを打倒します。マーティンはそこから逃亡を図り、それをリスベットがバイクで追跡をします。裏をかいたリスベットによりマーティンは激突したのちに炎上、死亡します。
ドラゴン・タトゥーの女のネタバレあらすじ:ハリエットの行方
ミカエルのその後の捜査で、ハリエットは父の性的虐待から逃れるために父を殺し、兄弟であるマーティンから性的虐待を受けたあと、従姉妹のアニータから助けられてスウェーデンを後にしたことが判明します。そしてミカエルから連絡を受けたハリエットは数年ぶりにスウェーデンに戻り、ヘンリックと再会を果たします。
ドラゴン・タトゥーの女の結末:リスベットの想い
全ての捜査が終わったミカエルはヘンリックから約束の情報を手に入れ、ハンスの暴露記事を発表、一躍ミレニアム誌は大喝采を受けることとなるのです。一方のリスベットはハンスの莫大な資産を手に入れ、ミカエルにクリスマスプレゼントとしてコートを手に入れますが、ミカエルは他の女性と楽しそうに歩いていたため、そのプレゼントをごみ箱へ捨て、スウェーデンを後にするのでした
「ドラゴン・タトゥーの女」感想・レビュー
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原作を読んでから映画を見ました。内容は小説と異なった点も多くありましたが、かなりストーリーに引き込まれ小説とは違った映像作品としての楽しさもありました。また、主演のダニエル・クレイグもさることながら、リスベット役のルーニー・マーラの演技も良く自分のイメージしていたリスベットぴったりでした。原作も3部作になっているため、同じ役者さんで続きが見たいと思った次第です。
ダニエル・クレイグがジェイムス・ボンドにしか見えなくて最初は困ったが、ストーリーに引き込まれるにしたがって、ちゃんとジャーナリストに見えてくる。そしてリスベットがもう何をやらせてもクール!やることなすことそつがなく、無駄がない。しかしところどころ目をそむけたくなるようなシーンもあり、何よりも後味悪すぎるラスト… これはぜひとも続編で、このモヤモヤを晴らしてもらいたい。