1941(いちきゅうよんいち)の紹介:1979年アメリカ映画。巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督が太平洋戦争初期のアメリカを舞台に描いた戦争映画で、真珠湾攻撃の残像に怯えるアメリカ本土の人々と本土襲撃を計画する日本軍の姿をコメディタッチに描き上げた作品です。
監督:スティーヴン・スピルバーグ 出演者:ダン・エイクロイド(フランク・トゥリー)、ネッド・ビーティ(ウォード・ダグラス)、ジョン・ベルーシ(ワイルド・ビル・ケルソー)、ロレイン・ゲイリー(ジョーン・ダグラス)、三船敏郎(アキロー・ミタムラ)ほか
映画「1941」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「1941」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「1941」解説
この解説記事には映画「1941」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
1941(いちきゅうよんいち)のネタバレあらすじ:起
1941年12月8日、日本軍はアメリカ・ハワイの真珠湾を攻撃、太平洋戦争の火蓋が切って落とされました。アメリカ本土の西海岸の人々は、明日は我が身だという恐怖に怯えていました。アメリカ軍は南カリフォルニア防衛の最前線の司令官にジョセフ・スティルウェル中将(ロバート・スタック)を赴任させ、陸軍ならびに海兵隊に本土防衛の任務が下されます。それは南北戦争以来となる本土の防衛でした。真珠湾攻撃から6日後の12月13日、カリフォルニア州の沖合に日本海軍の潜水艦が接近していました。
1941(いちきゅうよんいち)のネタバレあらすじ:承
羅針盤の故障により迷い込んでいた潜水艦の艦長ミタムラ中佐(三船敏郎)は、艦の現在位置がアメリカの領海内だと知るや、アメリカ人の文化の中心であるハリウッドさえ狙えば、アメリカ人に精神的ダメージを与えて戦意を喪失させることができると考え、同乗するドイツ海軍のフォン・クラインシュミット大佐(クリストファー・リー)が疑問符を投げかけるなかハリウッド攻撃作戦を発案します。一方のアメリカ本土では、軍も民間人も非常に神経質になっていました。
1941(いちきゅうよんいち)のネタバレあらすじ:転
P-40戦闘機で上空の警戒にあたっているワイルド・ビル・ケルソー(ジョン・ベルーシ)は日本軍の戦闘機と勘違いして味方の航空機を攻撃してしまいます。航空機内ではバークヘッド大尉(ティム・マティソン)が司令官の女秘書と戯れていました。ハリウッドの大通りでは、慰問局によるダンスパーティーが開かれ、女の子を巡って男たちの小競り合いが発生、戦車で鎮圧に向かったトッリー軍曹(ダ ン・エイクロイド)は民間人に発砲してしまいます。一方、司令官はのんきに封切りされたばかりのアニメ映画「ダンボ」を観ながら、この街の住民は変人ばかりだと嘆いていました。
1941(いちきゅうよんいち)の結末
遊園地のゴンドラに銃器を構えていたクロード(マーレイ・ハミルトン)は誤ってP-40戦闘機を撃ってしまい、機体はハリウッド大通りに不時着します。一方、ミタムラの部隊は水兵を上陸させ、コンパスを持つ男を捕えますがそのコンパスはまがい物でした。高射砲を設置した民間の家では潜水艦に向けた砲撃が行われましたが、その反動で家は半壊してしまいます。やがてロサンゼルス一帯に空襲警報が発令され、日本軍はハリウッドと勘違いしてサンタモニカの遊園地を攻撃し始めました。
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