ルーム 205の紹介:2011年ドイツ映画。大学に入学した女子学生カトリンは寮生活を始め、205号室に入居しました。仲良くなった男友達から、205号室にいた前の女子学生はいなくなったと聞きました。この後、カトリンにアニカという女子からメールが来て動画が添付されていました。このアニカこそ、205号室の前の住人でした…という内容のホラー映画です。
監督:ライナー・マツタニ 出演者:ジェニファー・ウルリッヒ(カトリン)、アンドレ・ヘンニック(ウルバン警部)、ティノ・ミューズ(ダーク)、ユリア・ディーツェ(アニカ)ほか
映画「ルーム 205」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ルーム 205」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ルーム 205の予告編 動画
映画「ルーム 205」解説
この解説記事には映画「ルーム 205」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ルーム205のネタバレあらすじ:起
大学に入学したカトリンは、父と一緒に大学の寮に入っていきました。カトリンの部屋は205号室でした。部屋の整理を済ませ、時間割の掲示板を探していると、3年生の男子学生クリスティアンが話しかけてきました。次に食堂に行くと女子学生のサンネとカルメンが話していて、男子のダークが入って来ました。
ダークに205号だと告げると、前住んでいた女子学生が行方不明になったという話を聞きました。その後、部屋に帰ると、パソコンにアニカという女性からSNSの友達申請がきていました。見知らぬ人の為削除していると、動画が添付されたメールが来ていました。再生するとそれは205号室に住んでいた女子学生の自撮り動画でした。
その夜は寮生たちのパーティーでした。酔っぱらったカトリンはクリスティアンに会い、意気投合しそのまま自分の部屋に向かいました。クリスティアンは205号室を見て一瞬戸惑いました。そのまま二人はSEXを楽しみますが、カトリンに幻覚が見え、体が硬直しました。慌てたクリスティアンは、医学部のカルメンを呼んできて処置してもらいました。カトリンは合成薬物を使用していました。
ルーム205のネタバレあらすじ:承
翌朝、目覚めたカトリンは、初めての授業に遅刻してしまいました。再び幻覚で、教室の中に赤いパーカーを着た女子を見つけ、おぞましい顔を見た時、叫び声を上げてしまいました。
寮内ではサンネがカトリンに、私の彼氏を寝取るな!と怒鳴られました。ランドリー室にいると、クリスティアンがやって来ました。カトリンはアニカの事を聞きますが、クリスティアンは知らないふりをしました。洗濯物を持って出て行ったカトリンを探すクリスティアンは、途中でアニカの霊に襲われ転倒して頭を打ち、死んでしまいました。
最後に会ったカトリンはウルバン警部に事情を聞かれました。カトリンは逆に205号にいたアニカの事を話しますが、ウルバン警部は聞き流していました。
サンネとニコが、カトリンが殺したのでないかと疑い、寮を追い出そうと企んでいました。カトリンはアニカの動画の続きを見ました。アニカは誰かに見られている、襲われると怖がり、動画は終わりました。
気になるカトリンはアニカの母に会いに行きますが、話すことはないと追い返されました。そしてカトリンはサンネとニコの待ち伏せに遭い、暴行を受けました。大学病院に行くと、研修中のカルメンが手当てをしてくれました。
ルーム205のネタバレあらすじ:転
寮に帰ると部屋の前で、サンネが見張っていました。寮の上階の倉庫に逃げ込むとサンネも追ってきて、カトリンを探している最中に、アニカの霊に襲われ、殺されました。カトリンは寮内でサイコ女と呼ばれ、部屋を荒らされ、壁に落書きをされました。ダークに会ったカトリンは、ダークの部屋に行き、アニカの動画を見せようとしますが、動画は無くなっていました。
205号に帰りたくないカトリンはダークの部屋に泊まりました。深夜、ダークのパソコンの動画を見つけて再生すると、クリスティアン、ニコ、ダークの3人がアニカをレイプする動画でした。怖くなって逃げ出したカトリンをダークが追って、建物のテラスに行きました。そこでアニカの霊に襲われ、ダークは転落死しました。ウルバン刑事にレイプの事を話しに行ったカルメンは信じてもらえず、父に連れられて家に帰りました。
深夜、父はカトリンの部屋から泣き声が聴こえ、入るとアニカの霊に襲われ感電死しました。父の葬儀の日、ウルバン刑事がやって来ました。葬儀が終わる前に逃げ出したカトリンは、アニカの母に会いました。その後、帰っているとアニカの幼馴染だという女から、アニカが子供時代に少女を殺した話を聞きました。
ルーム205の結末
寮に帰ったカトリンがアニカのレイプ動画を見返しました。すると動画をセットし、誘っていたのはアニカでした。カトリンはカルメンに電話し、アニカの事で話したいと言うと、ニコも呼ぶと言いました。
カトリンがカルメンの病院に着き、ニコに会った時にはカルメンは殺されていました。ニコはすべてを話しました。アニカが自分たちを誘い、SEXをした様子を動画に収め、この動画をネタにゆすられ、金を要求されていたと言いました。何度もの要求に耐え切れなくなったニコらは、アニカに暴行を加えました。動かなくなってカルメンを呼ぶと、蘇生中にアニカはカルメンに噛みつきました。それを見たニコが思わず絞殺したと言いました。そして廃工場の煙突から投げ落とし、アニカは寮費が払えなくていなくなったことにしたと言いました。
カトリンとニコは煙突に上り、体重の軽いカトリンんが中へ降りました。アニカの死体を回収しようというものでした。下まで降りると、当時アニカは生きていたようで、壁には全員の名前を書き、殺すと書かれていました。横穴を見つけ入り込んでいくと、アニカの霊が現れ、ニコは煙突の下に落とされて殺されました。
ウルバン刑事に電話したカトリンにアニカの霊が襲いました。ウルバン刑事らが焼却炉を開けると、倒れているカトリンの横にミイラ化したアニカの遺体がありました。ウルバン刑事に『アニカは205号に入った自分を介して復讐したのだ』と言うカトリンは、精神病院にいました。
以上、映画「ルーム 205」のあらすじと結末でした。
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