映画「ウィンター・ドリーム 氷の黙示録」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ウィンター・ドリーム －氷の黙示録－の紹介：2016年アメリカ映画。氷で覆われた24世紀の地球で僅かに生き残った人類と、人類が作り出したヒューマノイドとの闘いを描いたSFアクション映画。ヒューマノイドの反乱により、妻を殺され子供を奪われた元軍人ビショップは、ヒューマノイドのリーダーであるASH－393の抹殺作戦“ウィンター・ドリーム”に就くことになります。ヒューマノイドとの死闘の中、ビショップは意外な真実を知ることになります。
監督：エルマンノ・オルミ 出演者：ポール・シドゥ（ビショップ）、アリエル・ホームズ（キックス）、ブランデン・コールズ（ASH－393）、ケルシー・ワトソン（エル・ハタ）、ブラッド・ポッツ（トレイジャン将軍）ほか
この解説記事には映画「ウィンター・ドリーム 氷の黙示録」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
2307年アリゾナ・フェニックス、アリゾナ連邦。氷河期が300年以上続く中、氷面下10メートルの地点で暮らす最後の生存動物である人類は、金と欲にまみれた俗物と成り下がっています。人類は労働力を補うため、自らに似せた人造人間ヒューマノイドを奴隷として作り出します。しかし、ASH－393というヒューマノイドのカリスマ的リーダーが、人類に対して反旗を翻します。ヒューマノイドたちを連れて雪原に消えたASH－393は、反乱首謀者として連邦手配となります。精鋭特殊部隊スパルタン７が、ASH－393抹殺作戦“ウィンター・ドリーム”に就くことになります。
５年後。トレイジャン将軍は部下を使って、妻マラを亡くした喪失感で薬中になっている元スパルタン７の部隊長だったビショップを捜し出します。ヒューマノイドの研究者であったマラは、反乱時にヒューマノイドに殺害されています。ビショップはトレイジャンから、ヒューマノイドが妊娠中のマラの腹を裂き、胎児であった娘を奪ったと告白します。トレイジャンの命令で、精鋭特殊部隊スパルタン7が再結成します。娘を取り戻す決意を秘めたビショップを含め５名は、ヒューマノイド討伐へ向かいます。スパルタン７は任務遂行中、ヒューマノイドの返り討ちによりスバタイを失います。イシュマエルは負傷してしまい、彼を後から来る救援に託します。ビショップ、キックス、ハタの３名となったスパルタン7は任務を続行します。
電荷を消滅させるデッドゾーンに侵入してしまったため、３人は携帯しているパルス銃が使えなくなります。ヒューマノイドを自力で仕留めようとする中、ハタを失います。兼ねてからリーダーであるビショップに不満を抱いていたキックスは、ビショップと決裂します。単独で任務を続行するビショップは、ヒューマノイドの反撃により雪の中で生き埋めとなります。しかし、ビショップは原住民のアトカに助けられます。アトカの話からビショップは、娘が生存していると確信します。ビショップはアトカの仲介で、元スパルタン７だった老人ケイジに助けを求めます。
ヒューマノイドと商売をしているケイジは、ビショップをヒューマノイドの居所に案内します。しかし、ケイジはビショップと別行動をとっていたキックスに射殺されます。ビショップとキックスは、ヒューマノイドに捕らえられてしまいますが、反撃したキックスは無残な最期を遂げます。 ビショップがマラの夫だと知っていたASH－393の計らいにより、ビショップは娘アルーシャと対面します。そして、ASH－393は真実を語り始めます。マラたち研究員は、突然変異し進化したヒューマノイドを守っていたのです。しかし、秘密にしたかったトレイジャン率いる上層部は、ヒューマノイド含め研究員を抹殺します。 マラを慕っていたASH－393は、瀕死の彼女から胎児を取り出したのです。マラの想いを知ったビショップは、ASH－393たちとアルーシャを逃がします。孤立無援のビショップでしたが、原住民の助けで連邦政府の追手を殲滅します。ビショップは、新たな楽園を目指すASH－393たちとアルーシャを見送ります。
以上、映画ウィンター・ドリーム－氷の黙示録－のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する