ある女優の不在の紹介:2018年イラン映画。イランの女優ジャファリのもとにマルズィエという少女からメッセージが届く。女優を目指す彼女は、芸術大学に合格するものの家族によって夢を断たれたことで、自殺しようとしていた。心配したジャファリとパナヒ監督は彼女の住む村へ行き、調査を進めるうちに、イラン革命後に起きた人気女優の悲劇を知ることとなる。カンヌ、ベネチア、ベルリン。世界三大映画祭でそれぞれ受賞するなどで名を馳せたイランの名匠ジファナル・パナヒ監督。逮捕され自主映画作成禁止、さらには自宅軟禁までされた同監督が手掛けた意欲作でもあります。
監督:ジャファル・パナヒ 出演:ベーナズ・ジャファリ、ジャファル・パナヒ、マルズィエ・レザエイ(マルズィエ)、ほか