トリプルヘッド・ジョーズの紹介:2015年アメリカ映画。2012年公開映画「ダブルヘッド・ジョーズ」の続編となるB級パニックスリラー映画です。太平洋を舞台に、海洋に投棄された産業廃棄物の影響で3つの頭を持つ巨大サメが誕生、次々と人々を襲っていく姿を描いています。
監督:クリストファー・レイ 出演者:カルーシェ・トラン(マギー・ピーターソン)、ジェイソン・シモンズ(テッド・ネルソン)、ロブ・ヴァン・ダム(スタンリー)、ダニー・トレホ(マックス・バーンズ)、ジーナ・シムズ(ローラ・トーマス)ほか
映画「トリプルヘッド・ジョーズ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「トリプルヘッド・ジョーズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
トリプルヘッド・ジョーズの予告編 動画
映画「トリプルヘッド・ジョーズ」解説
この解説記事には映画「トリプルヘッド・ジョーズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
トリプルヘッド・ジョーズのネタバレあらすじ:起
沖合にある環礁で遊ぶ若い男女のグループ。そこに突如、3つの頭を持つ巨大サメ「トリプルヘッド・ジョーズ」が出現、若者たちを次々と飲み込んでいきました。その頃、アメリカ、カリフォルニア州沖合の孤島、水深800mの深海にあるペルセフォネ研究所では、インターンとして赴任してきた若い女性マギー・ピーターソン(カルーシェ・トラン)が太平洋ゴミベルトの研究に携わることになりました。自然保護団体の一員として研究のサポートをしている元恋人のグレッグ(ブラッド・ミルズ)と再会したマギーは、トーマス教授(ジーナ・シムズ)やネルソン教授(ジェイソン・シモンズ)らと共に研究施設の案内を受け、近年はゴミの深刻な汚染により奇形の生物が多数発生していることを知ります。
トリプルヘッド・ジョーズのネタバレあらすじ:承
その時、海中に漂うゴミに引き寄せられるようにトリプルヘッド・ジョーズが研究所に接近していました。当初、研究所はクジラかと思っていましたが、ジョーズは突如研究所を襲撃、次々と研究者や警備員が犠牲になっていきます。研究所内には海水が溢れ、施設内の人員は全員避難指示が下りますが、沿岸警備隊に救助を要請しようにも無線が通じません。生き残ったマギーやグレッグ、トーマス教授やネルソン教授らは環境保護団体の船「アース・パクト号」での脱出を図りますが、トーマス教授は自らジョーズの囮役を買って出て犠牲となり、辛うじて船に乗り込んだ一行はゴミ漂流地帯から脱出します。
トリプルヘッド・ジョーズのネタバレあらすじ:転
一行はようやく無線が使えるかと思いきや、通じた相手は沿岸警備隊ではなくバーンズ(ダニー・トレホ)ら男性3人組の乗った釣り舟でした。しかし、近くで若者が大勢乗ったパーティー船が航行していることを知ると、マギーらとバーンズらは協力してパーティー船に危機を知らせることにします。しかし、ジョーズは海中のゴミを食べながらパワーアップを続け、次第にパーティー船に近づいていました。そしてジョーズはパーティー船を襲撃して損傷させ、乗客の若者や乗組員たちに次々と襲い掛かっていきます。ようやくマギーらの「アース・パクト号」が助けに駆け付け、パーティー船の生き残りは近くの島まで退避を試みます。
トリプルヘッド・ジョーズの結末
そこへバーンズらの釣り船が駆け付け、ジョーズに銃撃を加えますが弾切れを起こし、バーンズを残して他の二人はジョーズの餌食となります。バーンズは大型ナイフでジョーズの真ん中の頭を切り落とし、その間にマギーらは島へ上陸しますが、バーンズはジョーズの犠牲となります。ジョーズの真ん中頭部の切断部分からはさらに3つの小さな頭が生え始め、対策を練ったマギーら一行は、メンバーの一人の「まるで怪物ヒュドラのようだ」との発言をヒントに、5つとなった頭同士を戦わせて共食いさせる作戦を提案します。一行は二手に分かれて船からゴミをバラまきジョーズをゴミ漂流ベルトまで誘き寄せ、ジョーズは狙い通りに共食いを始めました。マギーらはようやく駆け付けた救助ヘリに救出されました。
この映画の感想を投稿する