映画「セブン・ナイト・イン・アサイラム」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
セブン・ナイト・イン・アサイラムの紹介：2011年アメリカ映画。廃墟となった病院で7日間過ごせれば100万ドルの賞金というテレビ番組に出演した6人。やがて撮影が始まると、霊感の強いリナの様子がおかしくなり、日を追うごとに一人ずつ消えていきます…という内容のPOV手法で撮影されたホラー映画です。
監督：アレン・ケロッグ 出演者：ジェニファー・ホフマン（リナ）、アレン・ケロッグ（カーター）、メレディス・コチャン（ブルック）、ラリー・ネーリング（ジョン）、アンドリュー・リチャードソン（ランディ）、トムスペリージュニア（ニック） ほか
この解説記事には映画「セブン・ナイト・イン・アサイラム」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
廃墟となった病院・オハイオ・コテージで7日間過ごせば100万ドルもらえるというテレビ番組企画に参加したリナ、ブルック、ニック、ランディ、カーター、ジョンの6人が集合します。これから7日間過ごす部屋割りを知らされゲームはスタートします。
1夜目の課題は『二組に分かれて、東棟と2階を探索せよ』という内容でした。それぞれ3人2組に分かれて探索が始まります。持ち物は各組懐中電灯2個だけです。しばらく調べた後、2組は合流し遺書に行動します。
やがてある部屋の前に行った時、バケツが転がって来て6人はパニックに陥りますが、それ以外何も起こりませんでした。その夜は、ぐっすり眠るもの、悪ふざけをするものがいて、霊を信じるリナだけ降霊しています。
やがて夜が明け2日目です。夜になり2夜目の課題を読みます。『2階で降霊術を行え』という内容で、早速リナが降霊術を行い、残り5人は円を描いて座り込みます。10分ほど祈っても降りてこない霊に焦ったリナが、過去にこの病院で行われたロボトミー手術の話までし始め、残りの5人のメンバーは「もうやめよう」と言い出します。
それでもリナは降霊を続け、急に黙りこみます。リナの体は体温が低下し、危険を感じたメンバーはリナを部屋に連れて行き寝させます。5人は「リナの様子は演技には見えない」と話しました。
3日目の朝、ニックがピザに虫が湧いているとわめき、それを見たブルックが叫びます。夜を迎え、3夜目の課題の封筒を開けます。『ここで行われたロボトミー手術を3階の椅子で再現せよ』と書かれています。まぶたに金具をあてハンマーで叩き前頭葉を外す手術だけに嫌がるメンバーでしたが、「マネするだけだ」と言い、ブルックが実験台になり準備が始まります。
撮影しようと一度照明を消し、再度照らすとブルックの背後に女性の霊が映ります。驚くメンバーたちが再度見てみるとリナがこちらに向かって走って来て、ニックに体当たりします。ニックとの衝突でリナが倒れ、リナを椅子に縛り付けます。
ジョンたちが「リナを部屋に連れて行こう」と言うと、相部屋のランディが「オレは一緒に寝るのは嫌だ」と言い出し、メンバーの間に亀裂が生まれ始めます。
4日目眠ったままのリナを起こそうとランディが、リナに声をかけます。しつこいランディの言葉に目覚めたリナは、突然悪霊の形相をして叫びます。これを見たランディは叫び声を上げて部屋から飛び出します。そのころブルックは、いなくなったニックや他のメンバーを探していました。
残りのメンバーは食堂にいました。安心するとランディが血相を変えてやって来ます。そして「僕はサクラだ。プロデューサーに頼まれ、みんなを驚かせ、ピザに虫を入れたの僕だ。僕の役目は脱落者を多く出すこと。でもリナだけは違う本物だ」と言ったのです。
ジョンらはランディを激しくののしります。ランディは「4夜目の課題はこれだ」と言って、封筒の中の携帯を見せます。「携帯にメッセージがあるはずだ」と言って見せると、死体のような画像がのっています。怖くなったランディが「僕は抜ける」と言うと、ジョンが「リナを連れて出て行け」と言います。
納得したランディが部屋に行くと、リナはいなくなっています。ランディは「ヤバイ、もうやめよう」とメンバーに言いますが、ジョンを筆頭に「金がかかっている、残る」と言います。
5夜目。ランディが抜けて4人となり、その夜の課題は『廊下を少女がうろついている、降霊術をやれ』というものでした。見よう見まねで降霊術をやるブルック。すると目の前の廊下を少女が走ります。恐怖に怯える4人は降霊術をやめ、眠りにつきます。深夜、少女がニックとブルックの部屋に入って来ます。
6日目の朝、ニックを探すブルックがジョンに締め出されたカーターを見つけます。ジョンはドアを開ける気はなく、「あと２日ここでじっとしている」と言います。何度も説得するブルックとカーターはあきらめ、「ニックを探しに行こう」とカーターに言います。カーターは「あと２日だ。危ない目に遭う必要はない」と言います。
ブルックは6夜目の課題を見ます。『4階を調べろ』という内容に、ジョンを誘うものの出て来ず、２人で4階へ向かいます。そのころ、ジョンの部屋に女の子が現れジョンに襲いかかります。ジョンの叫び声を聞いたブルックとカーターが部屋に入ると、少女の人形だけがあり、ジョンはいなくなっていました。
ブルックの部屋に入ったカーターは「ここからもう出るな」とブルックに言います。
7夜目を迎えると、ブルックの部屋の周りで物音がし始めます。そしてニックの叫び声が聞こえます。ブルックは「ニックを助けに行く」と言って部屋を出ます。カーターも追って飛び出します。ブルックはリナと一緒にいる3人のメンバーを見つけます。そしてリナを少女が襲います。
その後、少女はカーターにも襲いかかりました。こうしてオハイオ・コテージの6人は7夜目にして全員が脱落したのでした。
以上、映画「セブン・ナイト・イン・アサイラム」のあらすじと結末でした。
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