幸せの始まりはの紹介:2010年アメリカ映画。30歳を過ぎて引退を余儀なくされたアスリートの女性が、将来に対する不安を抱えながら、対照的な2人の男性との三角関係に揺れる様子を描いたラブ・コメディ。
監督:ジェームズ・L・ブルックス 出演:リース・ウィザースプーン(リサ・ジョンソン)、オーウェン・ウィルソン(マティ)、ポール・ラッド(ジョージ・マディソン)、ジャック・ニコルソン(チャールズ・マディソン)、ほか
映画「幸せの始まりは」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「幸せの始まりは」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「幸せの始まりは」解説
この解説記事には映画「幸せの始まりは」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
「幸せの始まりは」のネタバレあらすじ:リサの不運
幼い頃からソフトボール一筋のリサは、30歳を過ぎて所属していたチームから戦力外とされてしまう。激しく落ち込むリサは、付き合っていたメジャーリーガーのマティと彼の住む高級マンションで同棲を始めるが、能天気でプレイボーイの彼に振り回されていた。気分転換にチームメイトから紹介されたビジネスマン、ジョージと食事をすることになるが、ただ黙って食事をするだけに終わる。
「幸せの始まりは」のネタバレあらすじ:ジョージの不運
ジョージの方も一大事に見舞われていた。父親の経営する会社で働いていた彼は、自分の知らないところで投資詐欺の責任を取らされ、起訴寸前。恋人からも別れを告げられ、会社からも見放されて味方は妊娠中の秘書アニーだけ。弁護料を自腹で払うため私財を投げ打つはめに陥っていた。そんな時、父親の住む高級マンションを訪ねたジョージはエレベーターで偶然リサに再会、彼女の荷物を部屋に運び入れたところにマティが帰宅し、勝手に他の男を入れたことで喧嘩になりリサは荷物をまとめてマンションを出る。行く宛てのないリサをジョージは自宅へ招き入れ、その晩飲み明かして2人はお互いが問題を抱えていることを打ち明けあう。ジョージはリサに惹かれるが、戻ってきてほしいと懇願するマティの電話でリサは彼の元へ戻る。
「幸せの始まりは」の結末:それぞれの選択
ジョージは詐欺に父親がかかわっていることを知り会いに行くと、全ては父親のせいだったことがわかる。その上、自分は前科があるため、ジョージに身代わりになってほしいと切り出される。悩むジョージの元に、同じくマティとの関係に悩むリサがやって来たところにアニーが出産したとの連絡があり、リサとともに出産したアニーの面会に行く。ジョージは幸せな一家の姿を見て決断、父親にはリサに振られたら身代わりになるが脈があったら断ると宣言する。一方のリサの心も、優しくて親身に話を聞いてくれるジョージとセレブなプレイボーイのマティの間で揺れ動いていた。そしてリサの誕生日パーティでジョージはリサにパーティを抜け出して来て欲しい、と告げて通りのバス停で彼女を待つ。不安な思いで待つジョージの元に、彼を愛していることに気づいたリサが現れ、2人はバスに乗ってジョージの家へ向かう。
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