人生万歳!の紹介:2009年アメリカ映画。ウディ・アレン監督40作品目の作品で、『メリンダとメリンダ』以来となる、ニューヨークを舞台にした作品。コメディ映画。くたびれた中年男性と若い娘の奇妙な恋愛模様を映し出す。
監督:ウディ・アレン 出演:ラリー・デヴィッド(ボリス)、エヴァン・レイチェル・ウッド(メロディ)、パトリシア・クラークソン(マリエッタ)、ヘンリー・カヴィル(ランディ)、ほか
映画「人生万歳!」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「人生万歳!」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「人生万歳!」解説
この解説記事には映画「人生万歳!」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
人生万歳!のネタバレあらすじ:かつてのノーベル物理学賞候補
「宗教をビジネスにしているのがオカシイ。人は本的に善であるという間違った前提に立っている」と、いきなり、中年男たちが神を議論していて、ボリスはそう言い放った。ボリスはかつて、ノーベル物理学賞候補になりながら、「政治」で取れなかった。コロンビア大学で弦理論を教えていたと言うが、落ちぶれている。屁理屈で前の妻と喧嘩して、窓から飛び降りるが、自殺未遂で足を引きずってしまう。
人生万歳!のネタバレあらすじ:メロディ
ある夜ボリスは、ミシシッピの家から逃げてきた女性メロディに、「何か食べさせて」と、声をかけられる。1,2晩だけだぞ。という約束でメロディを泊めてやることにする。世間知らずのメロディは、婚前交渉をして罪を犯したとか、暗闇恐怖症で、「アビス(深淵)を見た」と言われて、「その映画見てないわ」などと、ボケを連発。冴えないボリスとN.Y.観光したり、一月もたたずうちに、彼こそ運命の人だと勘違い。結婚をしようとする。頭が悪いと言って、ボリスと結婚する。
人生万歳!の結末:全体像がみえるのは
1年後。ベートーヴェンの「運命」を聴いているときにドアを叩く音がした。愛する娘の後を追って、メロディの母親が、夫は女と逃げ、家も売ったと言って、N.Y.に来る。最初は、観光や日本映画祭を楽しむが、ボリスの友人が、写真を褒め、「性的倒錯」、「人間の自由」を表現した芸術家になって、別の友人とも三角関係になる。母親は意中のランディと娘をユニクロで合うように仕向ける。そこで、父親が現れ、フラれ、やけ酒を飲んでいるゲイと出会い、同棲を始める。メロディから別れ話を持ち出されたボリスは、2度目の飛び降り自殺を図るが、占い師の上に落ち助かる。大晦日、皆が集まり、ボリスは大勢に見られているぞ!!と言うが誰も信じず、一言。「ほら、全体像がみえるのは、僕だけだ」
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