雁の寺(がんのてら)の紹介:1962年日本映画。水上勉の直木賞受賞作を映画化。捨て子だった見習い僧が憎悪をたぎらせ、殺人者へと転落してゆく姿を陰鬱なモノクロ映像によって描いている。タイトルバックとラストのシークエンスのみが華やかなカラー撮影となっている。
監督:川島雄三 出演:若尾文子(桐原里子)、高見國一(堀之内慈念)、三島雅夫(北見慈海)、山茶花究(雪州)