映画「穴」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
穴の紹介：2001年イギリス映画。学校行事をサボろうとした4人の高校生は防空壕に入りますが閉じ込められてしまい18日間行方不明となります。4人のうちの一人リズは何が起こったのかを精神科医のフィリッパに話始めますが、それはまったく現実とはちがった話でした。閉じ込められた4人に起きた出来事が少しずつ明るみなります。
監督：ニック・ハム 出演者：ソーラ・バーチ（リズ）、デズモンド・ハリントン（マイク）、ダニエル・ブロックルバンク（マーティン）、キーラ・ナイトレイ（フランキー）、ローレンス・フォックス（ジェフ）ほか
この解説記事には映画「穴」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
防空壕に4人の高校生が閉じ込められ18日間行方不明になり、そのうちの一人リズは心理学者のフィリッパに防空壕の穴で何があったのかを語ります。学校行事の旅行をサボるために4日間、防空壕で過ごす計画を立てたのは、地味な女の子リズ、リズの想い人であるマイク、マイクの親友ジェフ、リズの友達で学園の美人であるフランキーです。リズはフランキーに宿題などを教えていて、さえないリズにやさしいとリズは語ります。4人が穴に入り、リズの親友であるマーティンが鍵をかけた４日後彼らを開放する計画でしたが、マーティンは現れず4人は穴に閉じ込められてしまいます。
マーティンがマイクで穴の中を盗聴していると考えた4人は、マイクとリズがお互いを嫌いあいはじめ、フランキーが病気になったとマーティンを騙して脱出に成功したとリズは語ります。それを聞いたフィリッパは、実際にはリズ以外の3人が穴で死んでいることから、リズは妄想を作り上げたと判断します。事情聴取を求められたマーティンは、リズとはまったく別の話を語り始めます。リズとフランキーは親友でマイクに思いを寄せるリズと彼をくっ付けようとフランキーが防空壕に入ることを計画したと話します。その後警察から開放されたマーティンはリズのもとを訪ね、リズに自分をはめたことを非難します。
フィリッパはリズを穴に連れてこさせ何があったのかを思い出させようとします。リズは何があったのかを話し始めます。穴の鍵はリズが持っており、穴にはいるものの、ジェフ、マイクともにフランキーに媚を売るのを見て、マイクの気を引こうとしてドアに鍵をかけます。他の3人と同じく閉じ込められたかのように振る舞い、マイクがリズに気を示すまで時間を稼ごうとします。しかし、フランキーが嘔吐し始め、翌朝死んでしまいます。リズは鍵を持っていることをマイクに伝えようとしますが、食べ物と水が不足し始めた中、ジェフがジュースを一人飲もうとしているのに気づいたマイクはジェフを襲い、殺してしまいます。
リズは自殺をマイクに提案しますが、マイクはリズに愛を近います。それを聞いたリズはドアを開け、鍵を持っていたことをマイクに伝えます。怒り狂ったマイクはリズに追いつこうとドアへの梯子を登りますが梯子が壊れマイクは地面に落下し死んでしまいます。マイクが死んでしまったことから、マイクのリズへの愛は永遠だと、リズはフィリッパに語ります。また、リズはマーティンを自殺に見せかけて殺したことを明かします。鍵をポケットに入れられたマーティンは、警察によって事件の犯人とされます。警察が防空壕へやってきたと同時に、リズはフィリッパに暴行されているように見せかけ保護されます。映画は開放されたリズがフィリッパに笑いかけるシーンで終わります。
以上、映画「穴」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する