レポゼッション・メンの紹介:2010年アメリカ映画。近未来アメリカ。ユニオン社が発明した人工臓器により、かつてない長寿化が進んでいた。しかし、その人工臓器は、かなりの高額だった。そのため、代金を滞納した者には、レポゼッション・メンという人工臓器回収人が人工臓器の取り立てをしていた。レポゼッション・メンにより人工臓器を取り返された者は死んでしまう。この取り立ては政府によって許可されている仕事だった。そんなレポゼッション・メンとして従事しているレミーは、ある日、臓器回収に失敗し重症となる事故にあい、自分もユニオン社の人工臓器を身体に埋め込まれてしまう。多額の借金を背負い、追われる身となったレミー。ユニオン社やかつての仲間との戦いが始まる。彼に待ち受けていた衝撃の結末とは?ジュード・ロウ主演の近未来SFサスペンス。
監督:ミゲル・サポチニク 出演者:ジュード・ロウ(レミー)、フォレスト・ウィテカー(ジェイク)、リーヴ・シュレイバー(フランク)、アリシー・ブラガ(ベス)、カリス・ファン・ハウテン(キャロル)、ほか
映画「レポゼッション・メン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「レポゼッション・メン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
レポゼッション・メンの予告編 動画
映画「レポゼッション・メン」解説
この解説記事には映画「レポゼッション・メン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
レポゼッション・メンのネタバレあらすじ:起・人工臓器回収人
近未来、アメリカではユニオン社が発明した人工臓器により、かつてない人類の長寿化が進んでいた。しかし、その人工臓器はかなりの高額だった。そのため、代金を滞納した者にはユニオン社に所属するレポゼッション・メンという人工臓器回収人が人工臓器を取り返していた。取り立てにより人工臓器を回収された者は、死んでしまう。この取り立ては、政府によって許可されているのだ。
レポゼッション・メンのネタバレあらすじ:承・移植された人口臓器
そんな合法的殺し屋とも言えるレポゼッション・メンの仕事に従事しているレミー(ジュード・ロウ)だが、ある日、仕事の最中に大事故に合い、意識を失う。目が覚めたレミーは、医師が自分の命を救うために、ユニオン社の人工臓器を身体に埋め込こんだことに気付きます。人工臓器は、あまりにも高価なため、多額の負債を抱えることになる。仕方なく以前にも増して仕事をこなそうするが、自分もユニオン社の人工臓器を身体に埋め込こんだことによって、取り立てられる側の気持ちが分かるようになった。そのため、以前のように、レポゼッション・メンとして割り切って人工臓器取立ての仕事をこなすことができなくなる。
レポゼッション・メンのネタバレあらすじ:転・夢と現実の世界
やがて代金が支払われずに他の者と同じように滞納者になるレミー。そうなると、レミーは相棒であったジェイク(フォレスト・ウィテカー)にも取り立てられるようになる。人工臓器を取りあげられると死んでしまうため、レミーは必死に逃げる。殺害されそうになるも、命からがら逃げ出す。その後、ベス(アリシー・ブラガ)と協力して、ユニオン社の人工臓器利用者のデータを消去することに成功する。データが削除されたことにより、ユニオン社からのレポゼッション・メンの追っ手もなくなる。ジェイクとも仲直りし、ついでにユニオン社を爆発することに成功して、三人仲良く暖かい島で平和に暮らす。これで、万事OKかと思いきや、実はこの結末は、薬によって見せられていた幻覚だと判明する。現実世界では、レミーは、ジェイクに頭を叩かれて植物状態になっており、その後、薬を投入され幻覚を見せられている状態だった。ユニオン社も、何事もなく存在していますが、臓器は回収されない。なぜなら、その代金はジェイクが払うことになっているからです。
レポゼッション・メンの結末・歪んだ愛情
全ての発端は、ジェイクの歪んだ愛情にあったことが判明する。その歪んだ愛情に巻き込まれたレミーだった。レミーが事故で人工臓器を移植することになったのも、すべてジェイクの仕組んだことだと判明する。ジェイクは、レミーとずっと相棒でいたかった。しかし、レミーがレポゼッション・メンとしての、人工臓器の取り立て人の仕事をやめると言い出したため、レミーが仕事を続けるために事故を起こして、ユニオン社の人工臓器が必要になるように仕組んだのだ。ジェイクの歪んだ愛情に巻き込まれたレミーは一生ジェイクのものになって終幕するのだった。
以上、映画レポゼッション・メンのあらすじと結末でした。
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