スケバン刑事(スケバンデカ)の紹介:1987年日本映画。1980年代に人気を博したスケバン刑事を映画化した作品。主人公は二代目スケバン刑事の南野洋子が演じる麻宮サキ。スケバン刑事は一代目を斉藤ゆきが演じ、三代目を演じた浅香唯で完結します。その中でも一番人気を博した二代目が大活躍します。
監督:田中秀夫 出演者:南野陽子(五代陽子二代目麻宮サキ)、相楽ハル子(中村京子)、吉沢秋絵(矢島雪乃)、浅香唯(風間唯)、蟹江敬三(西脇)ほか
映画「スケバン刑事」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「スケバン刑事」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「スケバン刑事」解説
この解説記事には映画「スケバン刑事」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
スケバン刑事の予告編 動画
スケバン刑事のネタバレあらすじ:バスでの出会い
二代目麻宮サキは刑事としての任務を終えて、普通の女子高生五代陽子として平穏な暮らしを送っていました。ある日休日の買い物を楽しんでいると、ある青年とぶつかります。青年は落し物をしたので、彼女は彼を追いかけます。彼を追いかけてバスに乗ってしまった陽子でしたが、忘れものを渡そうとすると彼の両隣にはあやしげな男二人がくっついていました。怪しむ陽子を男二人はとぼけて彼を連れて逃げようとしますが、陽子は彼らが青年を拘束しようとしていることを見抜きます。陽子は彼を助けて事情を聞きます。すると、自分はある離れ島にある殺人部隊を育てる秘密理の学校へ通っていたと言います。政府のある高官が運営するその学校は身よりのない子供を入学させ、一部の政府の高官に言いように使われる殺人兵器人間に育てられていると言います。自分の親友がまだ拘束されているから助けたいと言います。
スケバン刑事のネタバレあらすじ:二代目麻宮サキ再始動
陽子はそんなおそろしい学校があることを知り彼を助けたいと思います。かつての上司であり刑事の西脇に相談しますが、その学校の存在を知っているものの、上の圧力がかかり手が出せないと言われてしまいます。陽子は青年の親友の妹を訪ね、彼女の話しを聞き、自分だけでも彼らを助けたいと思うようになります。かつての仲間である京子や雪乃の協力を得て、その学校へ乗り込むべくその地へむかいますが、途中バスで助けた青年が敵の襲撃に逢うなど悲しい思いもします。敵に追い詰められているところを三代目麻宮サキの風間唯に助けられます。彼女たちは雪乃の別荘で体制を立て直し、島に乗り込むことにします。
スケバン刑事のネタバレあらすじ:サイボーグ人間
西脇は彼女たちの想いを知り、陽子たちを武器調達の面で支援します。青年の友人はサイボーグにされており、学校では生徒に対して非常な教育がなされていました。殺人兵器となってしまっている学園の卒業生相手に陽子たちは必至に戦います。そして最後に陽子は学園の校長と直接対決をします。校長はとても強く、陽子は得意のヨーヨーで反撃しますが、あまりのヘビーな攻撃を繰り出してしまい片を壊してしまいます。校長と戦ううちに彼自身のサイボーグであることが分かります。なんとか戦いに勝利した陽子でしたが、青年の友人の妹を途中で失ってしまいます。悲しい想いをしながらの学園の生徒を全員助け出すことに成功します。
スケバン刑事の結末:さよなら二代目
任務は成功し、学園を運営した高官や議員は自殺に追い込まれます。今回の闘いで完全に肩を壊してしまった陽子はこれで二度とスケバン刑事として始動することは叶わなくなります。しかし二代目麻宮サキに思い残すことはなく、社会の平和を次の三代目麻宮サキに托すのでした。
以上、「スケバン刑事」のあらすじと結末でした。
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